Plant Problems : 桜にキノコ

落ちていた枝 Apr.20.2026
桜の花が咲き終わり、そのしべがたくさん歩道に落ちていました。早朝、ボランティアがてらそれを箒で掃いて、マンションまわりを一回りして元のところに戻ると、大島桜の下に直径5㎝くらいの枝が散乱。長さ30㎝ぐらいのものが3つぐらい、歩道に落ちていました。枝が急に頭の上から落ちてきたら危ないなと思いました。
枝を見ると、樹皮から1㎝位の層のみ残して、あとは空洞。
Apr.19.2026 Apr.20.2026
「あれ!?」と思って、樹を見上げると、元の枝の折れた部分が見え、そこから落ちたようでした。左の写真は、偶然、前日に撮影していた枝の様子。右側が折れた直後の写真。

Trametes versicolor カワラタケ
折れた枝には乾いた直径3㎝ぐらいのキノコがくっついていました。どうやら、このキノコが桜に寄生して、枝から栄養を吸い、大きくなっていたよう。
調べるとこれは、カワラタケという名前でその白色腐朽菌(ふきゅうきん)が木材のリグニンを分解するそうです。分解された植物は、白っぽく、繊維質が残るそうです。
残っている枝は、今年は花も葉も萌芽しなかった枯れ枝で、よく見ると小さくキノコがまだついているのが見えました。
土木事務所に電話して、落下した枝のこと、キノコが寄生したこと、危ないので木をみてもらいたいとの旨を伝えると、黄色い高速道路などでパトロールしているような車ですぐに回収にきてくれました。入れ違いでお話できませんでしたが。

開花時の様子 Cerasus speciosa オオシマザクラ Mar.29.2026
キノコの白色腐朽菌は、枝から枝の付け根、幹の内部へ広がることが多いそうです。実際、この桜は、かなりの古木(60年以上)で主幹の枝分かれしている部分に上向きにうろがあり、そこが前から心配な部分。たたくと、ずっしりした感じで今年も開花しましたが、心配です。
数日後のニュースで、葉が茂ってくると風に枝が揺れ、弱っている枝が折れるなどの被害が多くあると言っていました。また、樹木医の人数が不足しており、近年の多発する倒木などを事前に調べることが遅れているそう。
素人でもわかる目安として「キノコが寄生しているものは、木が弱っている証拠です。」と言われていました。
要注意です。






























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