
総合学習という時間が子どもたちにはあります。小学校も中学校も。それは、なかなか私も付き合うと今まで知らなかったことがいろいろ出てきて、勉強になるな、といつも感じます。この時間は、本当は、有効に使えば、とても深い勉強になり、表面的な暗記だけにとどまる知識をを超えるしっかりとした力となると思うのですが・・・。
まっ、学校でこの時間が少なくなっても子どもたちには研究熱心な態度は持ち続けてもらいたい!だって知ることっておもしろいじゃない!!と思っている今日この頃。
夏前から子どもが、世界遺産 「ヴェルサイユ宮殿とその庭園」について調べることになりました。今年の春あたりにNHKで放送されたルイ14世を扱った海外歴史ドラマをみんなで見たのがきっかけだったようです。
また、映画 「マリーアントワネット」 も見たので、ずいぶん映像からくる場所のイメージは分かってきていたよう。
私も造園家 ル ノートルについて、もっと知りたかったせいもあり、いろいろな本も買ってきては、今年は読みました。そこでわいた疑問、「噴水の水はどこから引いて来るの?」を調べるべく、Google Earthで水路や作りかけの水道橋を上空から探して見つけたり、噴水の彫像にまつわるギリシャ神話を読んで、それぞれのキャラクターを知って「ゼウスっていろいろなところに子どもがいる!まったくもう。」とか、おもしろかったな。
でも子どもには、難しいすぎる表現も多く、ただ、それをノートに写すだけで、いいのだろうかと思ってしまいました。思いついたのが、「幾何学式庭園」と呼ばれた設計の意味を実際に模造紙を折ったり、色紙を切ったり、貼ったりして平面図面を作ってしまうというもの。
「たてに紙を折り、中心軸を決めると・・・・ここまで池があって・・・・斜めに紙を折って、ここが道になって・・・・。」と資料の平面図を見ながら、二人で作りました。
すると、おもしろいことに子ども曰く、「ドレスみたい。」
模造紙をひっくり返して、体にあててみているのです。本当にドレスのよう。ちょうど、東南アジアのどこかの昔の都の地図も「一番大事な宮殿の部分が人間の頭の位置で人体の広がりのように町が設計されている。」と聞いたことがありました。
ヴェルサイユもまさにそう。一番大事な宮殿がドレスの胸から首に当たる上部に位置するのです。
これは、目からうろこでした。最後に端から端までが何キロあって、自分の住む町のどこからどこまでかを地図で調べ、いかにこの宮殿と庭が広大なものかを感じとりました。
おまけは、ルイ14世が宰相 フーケのルール ヴィコント城と庭をうらやましがり、終にフーケを逮捕し、城と庭を設計した3人をそのまま雇ったという話を劇にして発表することにしたそうです。
子どもたちが昔のことに興味を持ち、ジェラシーという感情にもある意味共感を持ったことは、おもしろい経験となったと思います。
噴水も花火もビニールテープを引き裂いて揺らして表現するらしい。私も見に行きたいナア。
「いつかは、絶対、一緒に行こうねー。」と子どもと約束した場所です。
最近のコメント