2023年3月10日 (金)

Useful Tools : 銀杏割り

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銀杏割り 「ギンナンクンボス」   金鹿工具製作所

 昨年秋に近所のスーパーで売られていた銀杏。缶詰もあるけれど、やっぱり家で割って、炒って食べると美味しい。

子どもの時、信じられないけれど奥歯でわっていました。今は、そんなこともう出来ない。

だけど、銀杏割り、持っていませんでした。

そこで、近所の家庭用品店を見たけれど、プラスチック製の外観は、いくら便利そうでも手が出なかった。

いいなと思うものに出会わなかった。

最近、少し時間があって平日、初めて合羽橋ぶらぶら歩きをしてみました。

昨年は、浅草橋デビュー、今年は合羽橋デビューです。テレビで見たことのある有名なお店やら、古いお菓子の型やらいろいろあって面白かった。銀杏割り以外にも、いろいろ欲しかったものを買って帰ってきたのですが、これが一番最近欲しかったものでした。

アルミで出来た日本製。軽めで小ぶりな感じが銀杏ちゃんに合っている。お店に5,6種類ありましたが、きっとそれぞれ使い勝手など考えられているのだと思いますが、イメージにぴったりだった。

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銀杏は、秋に買って、袋に入れて冷凍庫で保存していたもの。

パチンと割ると実にくい込むことなく、殻だけヒビが入り、指先で殻を取り除けた。

大きなペンチやクルミ割で割ってみたけど、殻だけとはいかず、実も傷つけてしまったので、うれしい。

 

 

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Useful Tools : 大理石の乳鉢

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ADELSTEN  エーデルステン            IKEA

 以前から欲しかったイケアの大理石で作られた乳鉢。塊のスパイスを粉末にするのに購入しました。手持ちのミキサーを使うとローレルなどの軽いものは、浮いて空回りして粉末に出来なかったりしていました。

これを使うと、乳棒も重たいので、ゴリゴリしているだけで細かく粉末になってくれました。生産地を見ると、インド製。さすが使い勝手がいい。

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今回は、カレー・パウダー作り。カレー用のミックス・スパイス作りです。ガラムマサラには唐辛子とターメリックが入っていないものですが、カレーパウダーは、それらも入っているもの。気軽にカレーを作る時に作っておくと便利。

このレシピは、朝岡 勇さん和子さんの『スパイス名人宣言』雄鶏社版を参考に作りましたが、スパイスラックからスパイスを取り出しながら、ないものもあったり、量が足りないものもありました。ですから今ある我が家のスパイスギリギリ。これを作ることで、またスパイスラックのスパイスを更新させています。

それから、フェネリーグというセリ科の植物の種のスパイス。一度、朝岡のスパイスで購入した時に、「これぞ、カレーの香りの元!」と思ったスパイスを今回久しぶりに買ってきていれました。なかなか、売られていませんが、朝岡のスパイスには、今でも瓶入りで販売されているので、作ってみたい方は、絶対入れた方がいいものです。

フェネリーグが入らないとなんだか、苦い感じになります。

ターメリック以外のスパイスを測っては、乳鉢に投入してゴリゴリ。ちょっと、テレビでも見ながら、ゴリゴリすると気長に出来ますよ。

カレー・パウダー

ターメック 粉末 60g

カルダモン   7g

クローブ    6g

クミン     36g

黒コショウ   9g

コリアンダー・シード  55g

オールスパイス    2g

シナモン・パウダー  11g

ジンジャー    6g

唐辛子      17g

ナツメッグ     6g

フェネリーグ・シード  30g

ローレル      3g

ディル・シード   16g

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ディルは、ベランダで育てていたものの種を集めておいたものを使いました。

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ターメリックを弱火で4~5分加熱します。香りが経ってオレンジ色になったら、火をとめます。

粉末にしたその他のスパイスも入れて、完全に冷まします。

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フランスのマスタード、マイーユの瓶に入れて、ダイモでラべリング。

真ん中は、セロリの葉っぱを干して乾燥させていたものを乾燥剤を入れてストックしていたものを粉末にしたもの。

生のセロリがない時に便利。

しばらく、寝かして使う方がいいのですが、早速夕ご飯のチキンカリーに使ってみました。フェネリーグが入って、安定したカレーの風味が味わえました。

 

 

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2021年1月31日 (日)

Useful Tools : シリコン スパテュラ

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Silicone spatula

 久しぶりに展覧会に家族で出かけ、帰りにちょっとだけMid townの DEAN & DELUCAへ

赤い部分がイチゴジャムのような小さなシリコンのスパテュラ、見つけました。2本組。ちょうど、同じぐらいのサイズのものが壊れきていて、次のものを探していました。

右側は、昔、LE CRUEUSET で販売されていたもので、柄がブナ材。

へらの部分が昔ながらのゴムべらの形、ノスタルジックなデザインの所が気にいっています。

これのミニ判はないかな、と時々ネットを探したり、近所のお店を覗いたりしましたが、デザインが~、う~ん、と思いながら、買わないでいました。

前から販売されていたのかもしれないけど、これは、私にとってこんな形がちょうど、いい!

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こんな時に使っています。

ミキサーで、スムージーや野菜のポタージュを粉砕しますが、とろっとしているので、最後まで移しきれずに、残ってしまいます。

その時、ブレードが下についているので、大きなヘラは入れられないので、ここで小さなスパテュラが出動。

ジャムやマスタードを最後まで取り出すのにも使いますね。

 

 

 

 

 

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2020年3月 7日 (土)

Useful tools : Hair brush

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Redecker

新しいヘアー ブラシを買いました。

いわゆる地肌をマッサージする機能があるものです。朝と寝る前、これで髪をとかし、地肌をマッサージすると、いい気持ち。旅行中、違うブラシで間に合わせていると、このタイプのブラシが恋しくなります。

同じタイプで無印良品のブラシを30年愛用していましたが、さすがに役目を終えつつあり、クッション性のある真ん中のピンがはずれ、基部も破れてきてしまいました。街に出かけると雑貨屋さんで何気なく2代目を探し回っていました。

これは、ドイツ レデッカー社のもの。掃除用のブラシ類などを作っている会社で、以前、ドイツの方が日本でここの製品を紹介して販売されていたことから知り、ちりとり、はたき、ブラシ類等、家でも他にも何点か使っています。

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ここのピンはMaple製。先代のブラシよりもピンが長いので、しっかり地肌にあたりました。

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ハンドル部分は握りやすく、厚みを持たせています。

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木の色ですが、これは、茶色に染めたものではないというところが他のメーカーのものと違って、一番の気に入ったポイント。

Thermo wood サーモ ウッドと呼ばれるフィンランドで開発された特殊な木材加工をしています。木材を212度に加熱し、材の中心部まで、水分をなくしています。炭化の手前ぐらいなのでしょうか、黒檀と紫檀の中間のような色。とても軽い。

材の吸水性が半分ぐらい下がるということは、洗面所で例えば、濡れた時も、水を吸わないので、カビ等の発生が少ないそうです。

それを考えると、「これが、人生、最後のブラシになるかも!」と思っています。

長持ちしそうです。

 

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2019年12月26日 (木)

Useful tools : ティー テイスター フィルター

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昨日、クリスマスの飾りを銀座に見に行った際、MARIAGE FRERE に寄って、店員さんに「茶こしが欲しいのですが。」と尋ねると、2階のティー ルームでも使っているというフィルターを紹介してもらいました。

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Tea tester filter  by MARIAGE FRERES

これが無漂白のコットンで編まれた袋状の茶こし。

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サイズはNo.1 : ф7cm、 No2 : ф9.5cm、  No.3 :ф11cm。

我が家のポットは口径の内寸が5㎝。少し、余裕を持ってNo.2にしました。

使い方はポットの中にフィルターを入れ、お湯で温め、流します。

次に適量の茶葉を入れ、お湯を注ぎ、蒸らします。

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蒸らし時間を経過したら、軽く、スプーンで混ぜてから、フィルターを出します。

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フィルターの茶葉はまとまっているので、ポンとすてればいい。

紅茶の茶葉の形状はいろいろあり、直接ポットに入れた時、大きな茶葉だと注ぎ口につまったり、ポットを洗う時も茶葉が張り付いたり、流し場を汚したりしてしまいます。

また、茶こしの方も、メッシュが様々で、茶葉によっては、詰まらせたり、濾しきれなかったりすることがあります。

このフィルターだと、どんなタイプの茶葉にも適応。

きつねの手袋のような可愛いフィルター。きちんと濾しつつ、茶葉本来のにごりや香りも程よく含まれている感じがします。

片づけが楽だと、最近コーヒーばかり飲んでいた私も今日は朝から紅茶ばかり飲んでいます。

 

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2017年10月28日 (土)

□Useful tools : 水フィルター掃除機

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KARCHER DS 6.000

掃除機が壊れてしまったので、新しいものに変えた。使って半年ぐらい、いいかなと思っている。
なんと、紙パック式でもなく、サイクロンでもない、水フィルター式というもの。一番良かった所は、排気がきれいなこと。子どもたちは、二人ともアトピー体質で、掃除の排気にくしゃみをしたり、嫌でマスクをかけたりしていた。
しかし、この掃除機の排気は、「大丈夫だよ。」といって、部屋を離れたり、マスクをかけたりしなくてもいいよう。

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中は、こんな感じ。タンクが取り外せて、そこに水を入れる。吸い込んだゴミは、97%は、水の中に、オレンジ色の枠の高品質防虫フィルターで99%、最後は排気口にもHEPAフィルターというのがあり、そこで埃を最終的に0.3μまで集塵し、99.99%留まらせることができる、と説明書には書いてある。ちなみに塵の大きさは、1μ:室内浮遊塵、5μ:バクテリア、15μ:ハウスダスト、50μ:花粉。

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お掃除の時に水を底から4㎝ぐらい入れて、掃除すると、吸い付くように吸引していく。終わったあとは、水はグレーで、埃が固まりになって、浮いている。吸い取ったゴミが目で見えるので達成感がある。台所の排水口には、ネットをつけているので、そこに流し、この水フィルターコンテナ類は、洗ってベランダで乾かして掃除終了。ゴミの始末も特有の匂いもまったくなく、こざっぱりと終われる。時々、オレンジ色の枠のフィルターも洗う。

私は、ベランダにコンテナーを多く置いているので、土埃も室内に入る割合が高いと思うので、掃除後の埃もしょうがないな、と思っていた。しかし、この掃除機にしてから、舞い上がった掃除後の埃も気にならず、前の掃除機に比べると、空気もきれいになっているような感じ。

購入してから、面白くて家族みんなであらゆるものに掃除機をかけた。ソファ、お布団、棚の上、埃を吸いやすい電化製品・・・etc.

舞い上がった棚の上の埃をモップなどで拭く回数も少なくなった。欠点は結構日本の掃除機に比べて本体が大きいことと、水を入れるので、キャスターの跡が微妙につくこと。ワックスがけは今年はしていないので、年内にワックスがけをして、被膜を厚くしておきたい、と思っている。


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2015年8月31日 (月)

Useful Tools : エスプレッソ メーカー 

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夏休み、実家にあったエスプレッソ メーカーをもらってきました。イタリアのBIALETTI ビアレッティのもの。
実家にいた時は、なんだか圧力をかけて、怖い!と思っていたのと、苦いコーヒーがあまり好きではなかった。それから、丸いろ紙を使うものだと思っていたので、消耗品が多いのも…と敬遠していた。

しかし、海外の番組などで見ると、ろ紙なんて使っていないなぁと最近思うようになってきました。とりあえず、もらってきました。使い方を見ると、ろ紙は、使わないでもいいよう。やった!

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でもジョイント部分のゴムのパッキンは、さすがに劣化していました。1991年製造のもの。購入してから一度も交換などはしていない。

ということで、パッキンをネットで探してみたら、案外簡単に手に入った。

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熱でとけたりして、はがすのに苦労しましたが、どうにかきれいにとれました。新しいものは、カンタンに交換できました。

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さて、エスプレッソまでの道のりは遠い。コーヒーミルで、ふつうの挽いたコーヒーをさらに細かく挽きました。

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下の容器にお水を入れておき、粉をその上にのせる穴あきの漏斗状の入れ物に入れます。表面を平らに押すとよいようなので、めん棒でぐっと押しておきました。

ガスコンロの小さい口のところで温めます。火が大きいと取っ手を溶かしてしまうそうなので、注意。

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温めている間、ミルクをレンジで温めてからフローサーで泡立てておき、カップにアワアワのミルクを注いでおきます。

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ぼこぼこコーヒーが上の容器に上れば、完成。そーっと、カップに注ぐと、カプチーノの出来上がり。シナモンを振ってみました。

この日は、クルミパンにイタリアの蜂蜜をたらりとかけて、朝ごはん。蜂蜜をすくう木の棒をそのまま、カプチーノに入れると少し、甘味をつけて飲めました。

やっと、できた。


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2015年3月 6日 (金)

Useful Tools : クラッシック ブレンダー

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前回に続いて、家電シリーズ。今度は、ここ一年半、スムージー作りに毎朝使っているブレンダー。アメリカのWEARING 社のものです。1994年に購入したので、もう20年間、一度も壊れたことがなく使っています。1936年よりWearing社は、ブレンダーを作っている会社。非常にタフ。

購入当時はアメリカのWilliams-Sonomaが日本でも東急デパート系列で展開されていて、渋谷に行くと、必ずのぞいていました。その時に棚でピカピカ光っているこのブレンダーは、私のあこがれでした。

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何が、そんなにいいかというと、まずは、このガラス製の部分。その当時でさえ、クラシック デザイン。縦の溝がいい。よくよく見ると四角いクローバーのような形。これは、何でも氷をクラッシュする時に、円形よりも都合がいい形状だという話を後からどこかで知ったような。

それから、使ってみたわかったことは、日本製の母が使っていたミキサーは、底の部分がはずれて、洗うようになっていましたが、これは、カップ状になっていて、洗うのが非常に楽です。

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スムージーは、リンゴの皮ごと粉砕していますし、氷や冷凍フルーツもクラッシュ。それからよく使うのが、各種ポタージュ作りに。暖かいものを入れてもOKですが、蒸気で気圧が高まるので、ふたの中心の中栓を回している途中で開け、蒸気抜きをして使います。

Over50Yearsと書かれたタグ張られていましたが、丸の内のコンランショップに今、並んでいたものは、60yearsと書かれていました。

家電のデザインは、自分の生まれた時代よりも前のクラシックデザインが好きなんだな~という思っています。


 

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2015年3月 4日 (水)

Useful Tools : クラッシック トースター

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先日、テレビを見ていたら、イギリスのお家のご主人が「カリカリのトーストにマーマレードをのせて食べるのが好き!」と言って準備して食べているのを見ました。シンプルな食べ方に「おいしそう!」と思いました。そして、我が家のトースターと同じものを使っていました。それが、このラッセル ホッブス社 Russell Hobbs のその名もずばり、クラシック トースター。

記録を見ると、2001年に購入してるので、およそ14年購入してから経過していますが、なんとか元気。数年前から電熱線が片面切れているのか、2枚焼いた時、1枚は片面焼きになってしまいますが、そのまま使っています。

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これを選んだのは、まずはシンプルな形、機能だったから。昔、実家にあったようなトースター。オーブン トースターも使ったことがあるけれど、今は、電子オーブンレンジでチーズトーストも作れるので、少量を手軽にカリッとトーストするだけの機能だけが欲しかった。

いつもは、キッチンにあるエレクタ シェルフに置いていますが、使うときだけ、調理台に持ってきて使っています。冷えたら、片づけ。汚れていたら拭くし、底にパンくずがたまっていたら、トレーを引き出してそうじします。

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前は、もっとムラなく焼けていたと思いまうすが、年期のせいでちょっとムラ焼け。でも私は、電化製品ってこんな風に長年使えて、メーカーも作り続けているものが好き。そんなもので、家電っていいと思う。

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2014年8月25日 (月)

Useful Tools : 欅のバター ナイフ

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ずっと前から、ブログで紹介したいと思っていた木製のバターナイフ。固いバターをクルリとすくい取るための刃先のカーブや持ち手からの角度のつけ方など、使い勝手をよく考えて作られており、全体のバランスも良く気に入っているバターナイフ。

でも、なんだか、どこで入手したのか、わからなくなってしまい紹介できずにいました。雑貨屋さんやクラフト作家さんの作品もよく見るのですが、同じものを東京、横浜でまったく見ません。角度が違うんだけど・・・。アンデルセンの友の会でもらった北欧のもの?・・・・。材はチーク・・・?

この夏休み、それがすっきりしました。

最近宮島の木工品の紹介が多くなってきたので、実家が宮島の向かいの私は、「いいことだな。」と喜んでいました。インターネットを見ていると、似たようなバターナイフがありました。サイズ、形、材料名を見て、宮島工芸製作所さんの作ったバターナイフに似ている・・・。

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宮島 町並み

夏休み、宮島に行った時に、確かめて、友だちへのお土産にまた数本買って帰ろうかと思い、製作所の地図を調べて、行ってみましたが、その日はお留守でした。近所の方が「よくお休みの時は、売りに行っているよ。」と言われたので、それで、ピンときました。

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「私も昔、フェーリー乗り場の前の広場で、木工品を売っていた人から買った・・・。多分、挽物のなつめと靴べらも・・・。ジャムベラ(形が違う)は母が姉にと買った。(それは、この間、姉の家に泊まった時に姉がバターをつけるのに使っていた。)…等など。

一つ、ネットで取り寄せれば、いいのですが、たぶん、いや絶対、合っていると思います。

ずいぶん、使って、飴色になってきています。
柳宗悦の「使い勝手のいいものは、美しい。」とい言葉がよみがえるバターナイフです。

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