2022年5月29日 (日)

The Roses : White Dorothy 2022

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Rosa 'White Dorothy'   Wichurana rambler  Cant, Britain, 1908

                                                     May.26.2022

 私が世話をしているバラで最後に咲いたのが、ホワイト・ドロシー。

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雪玉のようにポンポン咲きました。

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全体。昨年、ちょっと体を壊したので、今まで重たいジョーロで水やりしていたのをコイルホースに変えて潅水。

水の量が増えたので、葉の茂りが今年はいいです。

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このラティス付きの鉢カバーボックスは、私がデザインしたのですが、それをササッと必要の部材準備してくださった同じマンションの方とお花の前で立ち話。かなりがたついてきているけれど、この朽ちた感じがいい、ということでもう何年かは、使えそう。

色も何度か塗りなおし、現在の色にたどりついています。

直径42㎝のプラスチックの大型鉢を隠す目的をもたせています。2007年の様子はこちら

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かろうじて、お隣に咲く、黄色のアカデミー・オルレアンの2番花と一緒に開花。

アカデミーオルレアンは、一昨日の嵐で茎がうなだれ、上を向いていた花の様子が見えるようになりました。

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Clematis 'Pretty pinwheel'

クレマチス ’プリティー・ピンウィール’も一緒に開花。微妙な濁り感のある紫色。

 

 

 

 

 

 

 

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2022年5月24日 (火)

The Roses : Pomponella 2022

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Rosa `Pomponella' Froribanda Kordes, Germany 2006 May.22.2022

 School gardenのバラ。2007年に新苗で植えて15年。元気に咲きました。このバラは、色が濃い目のピンクがパッと目を引き、可愛い。

花形は、コロンとして、房咲き。香りは特に・・・。ドイツのKordes のバラです。

改築工事に伴い、花壇も移転。バラたちは、道路脇に植え替えられました。昨年の様子はこちら

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                       Apr.10.2022

ポンポネッラは、病害虫に強いとされているバラですが、どうも花芽が伸びてくる頃の茎元が美味しいのか、二つ星テントウムシに食害されてしまいます。時期的には4月上旬ごろ。

その頃、お休みの日に伺って、薬をかけないとすべての花芽をやられてしまいます。

何度か残念なことを経験していますので、今年は、間に合うよう行きました。

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その甲斐あって、今年は一気にブルーム!

チャーミングなポンポネッラ。今年は大成功。

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The Roses : La France 2022

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Rosa 'La France'    HT  Guillot, Fr  1867        May.6.2022

 ベランダのバラ、ラ・フランス。1867年という作出年やハイブリット・ティー1号という肩書きからして歴史を感じさせるバラなのですが、春一番に咲くと、クリアなピンク色ときりっとした高芯咲きの姿と優雅さにいつも驚き、「待ってました!」と声をかけたくなる強く、たくましいバラ。

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全体はこんな姿。幅も出ないので、ベランダでの鉢栽培に向いていると思います。2007年に新苗で栽培開始したので、15年も経過。

なんだか、いろいろあったようだけれど、毎年咲いてきたこのバラの写真を辿るとついこの間のようで、なんとも不思議なバラ時間。

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太陽に向かってきらきら咲く姿もたくましい。香りは、ダマスク。

カラッとした性格なんだけれど、繰り返し咲きもあり、働き者。リバーシブルなピンク色をまとい、お洒落心も忘れない。

そんなあなたに私もなりたい。

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2022年5月21日 (土)

The Roses : Jacqueline du Pré 2022

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Rosa 'Jacqueline du Pré'    Harkness,UK  1989       Apr .27.2022   

 バラ ’ジャクリーヌ・デュ・プレ’は、今年一番早くベランダで咲きました。花弁が♡で雄しべの色が赤いという独特な品種。

ミルラ香というとてもいい香りがします。

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咲き始めの様子をみると、山シャクヤクみたいにも見えます。

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今年は、オベリスクに25年間絡めていたバラ ’ムーン・ライト’が枯れてしまったので、その鉢の上に置いています。

ジャクリーヌさんも2代目なのですが、ムーン・ライトも2代目を育てようと思っています。

また、新苗を購入出来たら、と思っています。

 

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The Roses : Jubile Imperial 2022

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Rosa 'Jubile Imperial'                May.8.2022

 Andre Eve のバラ、ジュビレ・アンぺリアル。育てて6年目。今年は、枝先に蕾が出来る頃、嵐が来て半分ぐらいは、ブラインド・シュートになってしまいましたが、残った枝先には、しっかりいい花が咲きました。

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横から見た所。外側に向かったわずかに白っぽくなる。

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ベランダで春の一番を愛でながら、おやつタイム。

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家の中にも。

現在は、2番花の準備をしています。

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2022年5月18日 (水)

The Roses : Honorine de Brabant 2022

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Rosa 'Honorine de Brabant'    Bourbon

                                                                  May.12.2022

 ベランダのバラ ’オノリーヌ ド ブラバン’が一杯咲きました。花の径は6㎝ぐらい。ムスクの香り。

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最初に咲いた花を切って、吹き硝子の浅鉢に浮かべてみました。

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最初に咲いた花を切った後に残った蕾が咲いた時。

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コバノズイナやスモーク・ツリーとともに小さなブーケを作って、花瓶に飾りました。

 

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2022年5月14日 (土)

The Roses : Academie d'Orleans 2022

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Rosa ’Academie d'Orleans (eveflor)         May.12.2022

 マンションの外構部分に45㎝の鉢で育てているバラ アカデミードゥオルレアンが満開になりました。

このバラは、黄色い裾が重なったドレスを着て踊っている女性をイメージします。

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葉の色がダーク・グリーンで照り葉。咲く前は暗い茂みの一群でしたが、花が咲くと一気に楽しい場所に変化したようです。

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ダブル咲きで平べったく咲きます。香りはTeaの香り。

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                     March.27.2022

桜の咲くころは、このような感じ。右側がこのバラの入っているコンテナー。

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                     May.12.2022

そして、現在。右側のコンテナーには、株分けして入れた3年目のシュウメイギクが大きくなってきていて、葉を茂らせています。

また、クレマチスも伸びてきているのですが、今年のバラの開花とちょっとずれそう。

 

 

 

 

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2022年2月13日 (日)

季節のGarden Work:鉢植えのバラの土替え 2022

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                        Feb.6.2022

 寒い日が多い冬ですが、少しずつ春を感じるようになってきました。少し、昼間に暖かい日にベランダのバラの土替えを行いました。

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生育旺盛なバラを鉢からバラを抜くと、元気な白い根が下の方に伸びていました。ジュビレ・アンぺリアルというバラ。

古土を落とし、根を1/3ぐらいハサミで切りました。古土をふるいにかけ、根を取り除き、大きな赤玉土や鉢底石を集め再利用。Img_1985_20220213173101

赤玉土中粒 一袋、古土(ヤシガラチップ入り)   6割

バーク堆肥 一袋、     3割

もみ殻燻炭         1割 

ゼオライト         0.5割

有機石灰          少々

ベランダにシートを引いて、上記のような配合で混ぜます。古土は、緑の箱に入れておき、休ませておいたものを使用します。

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① 鉢底ネットを敷き、鉢底石を3㎝ぐらい入れ、用土と1/3ぐらい入れます。

② 顆粒の有機質の元肥を一握り入れ、用土とよく混ぜ、根を開くようにして、バラを鉢に入れました。

③ 接ぎ木部分が埋まらないようして、用土を根の周りに入れました。角材で苗を支えておくと用土を入れやすいです。こちらを参照

④ メデールを水に溶かし、潅水しておくと、植え替えのダメージを軽減してくれます。

⑤ 最後に枝の剪定を芽の上で斜めに行いました。

 

いつも、ちょっと冬場の負担ですが、これを行わないと鉢バラは、限られた土の中で生育しているので、生育不良になっていってしまい、いい花が咲きません。

2022年現在は、以下のバラをベランダで育てています。

Moonlight

La France

Jacqueline du Pre

Jubile Imperial

Honorine de Brabant

Coupe d'Hebe

 

 

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2021年6月 2日 (水)

The Cinema : La fine fleur

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 5月28日(金)より公開されている『ローズ メイカー 奇跡のバラ』を見に行きました。

フランスのバラ メーカーが協力していると聞いていたので、興味深々。

園芸雑誌やTVでもいくらかは見たことのあるバラの育種会社の温室の様子やパリのブローニュの森で行われるバガデル公園のバラのコンクールの様子などが、大画面で見れ、自分もそこに入り込んだような気持ちになれました。

圧巻は、斜面に広がるバラの畑の一年の様子を定点カメラで撮影しているシーン。冬の枯れ木の状態から春の萌芽、青々とした葉が茂り、ピンクや赤、黄色、白とバラが花を一斉に咲かせる喜びの瞬間がフィルムに収められています。

あらすじには触れないとして、周辺情報をフランスの映画紹介サイトで見つけたので、少し、紹介します。参考サイト ALLOCINE

監督であるPierre Pinaud (ピエール・ピノ―)氏自身、小さい頃から花が好きで、祖父母の庭の一部に理想の庭を作らせてもらったという思い出のある方で、バラの創作(育種)の映画を作りたいと思っていたそうです。

監督のイメージにあるバラの畑は、多くのバラの生産会社が集まる Lyon(リヨン)では、住宅や商業施設に畑が囲まれ見つからなかったのですが、近くの Montagny(モンターニュ)にある家族経営の Dorieux(ドリュ)社の畑がイメージピッタリで、そこで撮影されました。

確かに、のびやかに丘の斜面に広がる畑は、日当たりも良く、のどかな風景。

撮影用にいくらか、建物や温室、インテリア等改築、改装したそうです。

Dorieux社については、ラベンダー色の鉢に入った苗を思い出します。先日、横浜で見た’ピンク・ヴィンテージ’は、最新の品種として日本でも販売されています。

映画はフィクションですが、Meilland (メイアン)社の協力も得て、作られています。

主演の Catherine Frot カトリーヌ・フロ さんは、とても器用な方で、受粉の時の手の動かし方など、忠実に再現できているそう。彼女の主演の 'Les Saveurs du palais' (大統領の料理人)2012も見ましたが、ぐっと、引き込まれる演技で、知り合いの年上の女性のような親近感を感じる女優さんです。いつも、戦っている。

全体としては、Comedyで、笑いながら見ていましたが、監督としては、バラの育種の世界が、『今日の非常に競争の激しい社会と類似点を感じた。』ということで、問題提起が隠喩されています。ん~。なるほど。

また、登場人物の設定もそれぞれに訳ありの状態で、それぞれが成長していく様子が描かれ・・・。

最後に出てくるバラは、「たぶん、これかな~?」とDorieux社のサイトで見つけたのが、’Galgala’。アイボリーと縁がコーラル・レッドという色の組み合わせが似ていますが、もしかしたら、似ているけれど違うバラかも。

 

 

 

 

 

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2021年5月22日 (土)

The Roses : Pomponella 2021

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Rosa 'Pomponella'       Floribanda, Kordes, Germany, 2005

                                                            May.22.2021

 School Garden のバラ。昨年は、まったくノータッチ。花壇の場所が変わり、バラも工事の時に移植してもらいました。

それに加えて、昨年のStay home。昨年は植え替え後の養生期間として、フェンスの外からお散歩の時、眺めるのみでした。

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今日、行ってみるとフェンス越しに咲いていました。

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1月の寒肥した後、大丈夫かな~、と思いながら、土日しか行けないので、後回しになっていったら、Img_9471

                  Apr.11.2021

おいしいところ、皆、虫にやられていました。目ざとい!

ドイツの病気に強いバラに与えられるADRの称号のあるバラですが、ここでは、蕾の上がる前後に殺虫成分のある薬をかけておかなくては、どうしても食べられます。

こうなってしまった時は、5枚葉一つつけたあたりで、枝先を切り戻す、という手段でやり直しさせます。

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ということで、どうにか、これが、今年のFirst Blooming.

今年伸びた元気な枝咲きのつぼみが開花、剪定し直した枝はつぼみをいっぱいつけてたので、これから咲きます

このバラは、香りはほとんどないけれど、修景バラとしての役割はしっかり果たす樹勢を持っています。

2007年に前の場所でしっかり咲いているときの様子はこちら

他のバラたちも移植してもらっていますが、日当たりや土は、あまり状態が良くないので、こじんまり、じっと育っています。

なんとか、しないと、と思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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