2010年4月23日 (金)

The Printings : 『居心地のいい小さな庭』

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2010年4月8日発売の エフジー武蔵社刊 『居心地のいい小さな庭』 ガーデン&ガーデンMook に以前紹介さされたMarthaの庭が再編集後、掲載されました。

いろいろな方のお庭が載っていますが、全体のスタイルは、タイトル通り一貫しています。木漏れ日が差し込むちょっとしたスペースの庭、といった感じでしょうか。といってもベランダガーデンの私にとっては、どれも羨ましいお庭ばかりですが。

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私がガーデン デザインを習ったGarden & FurnituresのMr.Hasegawa デザインのお庭が、たぶん 二庭。
Mr.Hasegawaは、本当に素敵なお庭を造られる方です。庭の動線、素材の質感、スタイルの統一など、理詰めのデザインをされますが、それが、実現されると空間をナチュラルに変えてしまうという素晴らしい力をお持ちの方と尊敬しております。イメージ スケッチの絵も非常にニュアンスのあるもので、Real Artist だと思います。

奥様のプランツ コーディネートも風が通り抜けるような植栽です。

先生の講義を半年、受講しましたが、そのこだわりの作庭のお話は大学の美術の授業より、私にとっては数倍も楽しい時間でした。

先生にも、Marthaのお庭の作庭のアドバイスをいただいたこともあり、今回、同じ本に掲載していただいたことは、非常に光栄と感じております。


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2009年9月20日 (日)

The Printings : My Garden : 2009 秋号

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 今年、5月に取材をお受けした記事が『マイ ガーデン 2009年秋号 No.52』 に載りました。表紙は紫のバラ ラプソティー イン ブルーが写っているとてもニュアンスのある写真。眺めているだけでもうっとりのガーデン雑誌です。マルモ出版さんです。

この雑誌の印象は、「身近な自然を大らかに愛す。」といった感じがして私も憧れの雑誌でした。光りに透けた植物の一瞬の写真など、風までも感じさせてくれる写真満載の園芸誌。まさか、お声をかけていただけるとは、思っていませんでした。

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今回、我が家のベランダの様子や省スペースに便利な重ねられる木箱の作り方などが載リ、充実の6ページです。よくまとめていただき、尽力してくださった方々に感謝しております。

他の記事には、バラや果実のことなど、世の中の景気も忘れるほどの目と心にビタミンを与えてくれるような内容です。

このブログをブックマークしてくださっている方、ぜひ、お手元で見てみてくださいね。

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2009年1月18日 (日)

The Printings : ガーデン&ガーデン vol .28

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ガーデン&ガーデン vol.28 エフジー武蔵 2009年1月16日発売

先日、発売された『ガーデン&ガーデン』。一年のはじまりの号に、このブログでも紹介していますMartha's Gardenがp.40、41に掲載されました。

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昨年の6月に写真を撮っていただいたものです。きれいに写真が撮られています。
白のアジサイ アナベルが、緑の多い庭の中で美しく咲いた時でした。シェード ガーデンならではの植物が多く育ち、葉の形や色の差、斑入りなど、違いがグラビアで見るとよく写っています。

いったいこの庭には、何種類の植物があるのか、私も今度数えさせてもらおう。

『日陰がちの庭を彩る豊かな植栽 まるで絵画のようなリビングからの美しいい眺めに心癒される日々』

と大きな見出しがついています。「絵のように」とは、いつも、私も思うところ。「どうしたらいいか。」とその場に立っていると、すぐには浮かびませんが、だんだんその場の絵が浮かんできます。

それは、つじつまがあっていないと消えるイメージで、理にかなっているものだけが残るのです。
『用の美』という柳 宗悦氏の言葉は、お庭にもあてはまると思っています。

残ったものだけを紙に描いていく。人に伝えるスケッチ。細かく実現可能かは、図面とCGで確認する。

最初に描いたスケッチは最終的に大きな根拠となって最後まで支配する大事な発想の素。

それがないと、私は、何も始められない。庭に限らず。

個々の植物の世話に追われ、大きなまとまりが見えなくなってしまうことは、避けたい、と思っています。

この庭を作る時、常緑樹に囲まれた庭に立つと何か気配があるなと感じたことを大切にしてデザインをしました。こっ怖い?でも、妖精がいるような、ともメルヘンチックに表現すればそう感じ、それを具体化したものが、ここで咲く花々、アナベルなどは、まさに妖精のような植物だと思います。

サークルストーンに関しても、空間の中心というデザインの面と、ここの土が粘土質で、水はけが悪く、歩行性も良くなかったことから石を敷き、ベージュ色の砂岩の色が庭を明るくしてくれることに着目して取り入れています。

イギリスガーデン デザイナーのダン ピアソン氏が講演会で盛んに"Spirit of the place"と言われた時、Marthaの庭で感じたことと重なり、盛んにうなづいていました。
その場に元からある気配(地形、気候、植生、人工物などからくる条件からくるその場所特有の空気)を感じ取り、それを受けてデザインが決まるのだ、という話だったと理解しています。

私もMarthaにとっても雑誌に載せてもらえたことは、二人で作り上げてきた庭ですから、とても記念になりました。
掲載、ありがとうございます。

ブログを読んでくださり、興味を持たれた方は、この雑誌、どうぞお読みくださいね。

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2008年5月23日 (金)

The Printings : よみうりガーデニング

 昨年のバラの咲く時期に、我が家のベランダを取材してくださった様子が掲載されている「よみうりガーデニングVol.66」が読売新聞購読者の方に配布されています。

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編集者の方とカメラマンの方が来られ、積極的な姿勢で取材してくださいました。私もかなり好奇心旺盛なタイプですが、それを超えるものを感じ、それを「すごい、細かく取材されますね。」と言うと、「読者からいろいろな質問が来るので聞いておきます。」とペンを動かしながらの答え。

そして、出来上がった原稿と写真を初めて見せてもらったときは、その細かなコメントのついた誌面が自分のことなのだけれど、おもしろく感じ、取材の方の手腕に非常に感心いたしました。

おもしろいエピソードをそのまま、書いていらっしゃるところも、思わず「ははは・・・!」と愉快な気分に。

家宝になるな、と思っております。おまけに、表紙もお茶を持って、目じりにしわを深く刻みながら、笑っている自分の横顔も掲載。「いつのまにこんなに年を取ったのかな?」なんて。いい記念です。

決して、いつもベランダでこんな風にお茶を飲み、過ごしているのではないのですが、「こうありたい。」との思いもしっかり演出しております。

現在、集合住宅住まいの方も多く、何か私の記事を通じて、読者の方の日々の暮らしの楽しいヒントとなればと思っております。

興味を待たれた方はお近くの読売新聞さんにお訪ねください。東日本版です。

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2008年4月 5日 (土)

The Printings :ローズ ガーデン講座

 昨年にお話があり、お引き受けした日本園芸協会の新しい通信講座『ローズ・ガーデン講座』の資料パンフレット。私がバラを育て楽しんでいる所を掲載したいとのお話でした。原稿のチェック等、ずいぶん前に終わっていて、「いつごろかな?」と思っていましたが、偶然、インターネットで、開講したことを知り、小さな写真ながら、参考写真にのっているのが自分の記事のような気がして、資料請求しましたら、やはり、載っておりました。

この講座に関心のある方は、資料請求してみてください。すぐに送ってくださいます。

ホームページはこちら

たくましい冬の私の姿と栽培の様子のカット写真がコメントつきで載っています。

この原稿のお話の締め切りは、夏休み明けでしたが、「さあ、とりかかろう!」と思って、家に戻ると、以前にもブログに書いた夏の大渇水事件で、多くの植物が枯れていました。

この記事用の写真は取りためていたものでしたが、現実の自分の育てているバラは、すべて、葉が茶色。まるで、悪い空気が我が家のベランダだけ襲ったような有様。

そんな中、「わたしもバラを育てています!」なんて、楽しいキモチには到底なれない時でした。

おまけに、5月の花盛りで、緑がきらきらしている頃の写真をピックアップしながら、私は夜に泣きました。
素直においおい泣き、こどももそれを見て泣かせてしまい、母親としては、大人気ない姿でした。

担当の編集者の方も気を使ってくださり、どうにか文章をまとめ、写真もいくつかの中から、選んでいただき、この私の部分のパンフレット記事が出来上がりました。

今までで一番大きな失敗でした。とにかく、何年間も育ててきたバラに対してごめんなさい、というキモチが今でもあります。何本かは、本当にダメでした。

けれど、本当に喪に服すような時期を過ごしながら、気持ちを建て直し、「種を播かねば、花は咲かず。」と草花の種を播き、小さな黄緑の芽が出てくれたことに喜びを素直に感じ過ごしていましたら、10年以上育ててきたオベリスクに絡ませた‘ムーンライト’や初めて育てたイングリッシュ ローズ‘シャルロット’が、再び、芽を吹き、秋、冬と正常な生育を見せ、今、何事もなかったように春の新しい葉がしっかり覆う姿になっています。

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Rosa 'Moonlight' 2008.3.30

こどもの作文より、

○○○のママ

○○○のママは、お花が好きで、よくベランダや学校のお花のていれをしています。だから、ママはよくお花屋さんに行って、たねを買っていっしょうけんめい育てています。ママはあしたになったらすててしまうという花を買ったりして育て、元気にしてあげてお花がとてもうれしそうでした。
夏のときは、お花にお水がいってなくってママは泣いていたけれど、今ではもとどうりになってとってもキレイなベランダになってママはとってもうれしそうでした。
今いち番いっしょうめんめい育てているお花は?ときくと、「○ちゃんと●ちゃんだよ。」ていったのでなんだかちょっとうれしかったです。

こどもは私のことをよく見ていてくれるんだなと思いますし、なんだか、おちもあってなかなかいいお話。
これを読んだ時も、涙が出ました。

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2008年1月16日 (水)

The Printings : ガーデン&ガーデン

 一昨年、ベランダ ガーデンの写真を雑誌社に投稿したら、編集の方から連絡いただき、お目にとまったことを喜んでおりました。ちょうどその年はThe International roses & Gadening show の年でしたので、延期となりました。そして、昨年5月、とうとう取材の方が来られることになり、私もいろいろ準備をして、その日に備えました。

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 ガーデン&ガーデン vol.24 エフジー武蔵 2008年 1月 16日発売 

当日、プロのカメラマンさん、編集の方々が来られ、じっくり、取材してくださいました。プロのカメラマンさんがどんな写真を撮ってくださるのか、楽しみにしておりました。出来上がった写真は、一瞬のきらめきをとらえてくださった美しいもの。かなり、現実に近い空気感がある写真です。5月のバラの季節、一年の中でも我が家の一番華やかな頃です。

マンションの外装タイルがテラコッタ色なので、イタリア、南フランス的な色合いになっております。夏は特に風当たりも強く、ドライな環境なので、より一層、そう感じますし、デザイン的にも南欧風。自分が瀬戸内海の見える場所で暮らしてせいもあるのか、明るいからっとした感じ。人が撮ってくれた写真を見ると、客観的に見ることが出来ておもしろい。

また、編集の方にも非常にお世話になりました。本当に詳しく、私のベランダ ガーデンのことを理解しようと何度もやり取りしながら、記事をまとめられています。私は、長々とブログを書き連ねていますが、編集の方は、限られた中に、読者の興味や関心のヒントとなるような文章を書くということをタスクとしてこなしていらっしゃいます。多くの雑誌が出版され、当たり前のように書店に並びますが、この2ページの記事にも相当な努力があって、記事が出来上がっていることがわかりましたし、皆さんにお伝えしたいと思います。

 ですから、これを読んで、興味をお持ちになった方はぜひ、この雑誌をお手元に置かれ、ゆっくりとグラビアながめながら記事を読み進め、楽しんでくださいね。これも、みなの努力の結晶。一種のアート、作品なのです。

私は、我が家の家宝本にしたいと思います。

関係の方々に重ねてお礼を申しあげます。ありがとうございました。

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2007年4月16日 (月)

The Printings 4:園芸新知識 はなとやさい

今日、タキイ種苗の園芸情報誌「園芸新知識 はなとやさい」5月号が送られてきました。昨年、「花作りモニター」になったので、送られてきた苗を育て、その生育状況や気付いたことなど写真とともにレポートして提出していました。今月号は、私のレポートについてと活動を紹介してくださった記事が掲載されました。

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昨年の自分の活動を振り返る良い記念となったと思い、これを取り上げ、まとめてくださった方に感謝しています。

モニターと同時に大きな舞台も経験した昨年でしたので、気の抜けない2006年でした。一生懸命だった実のある一年を過ごせたことは確かでした。

いろいろな方に貴重なアドバイスをいただいたことも確かです。

「本ばかり見ていないで、植物をまず、見ることよ。」とご近所にお住まいの園芸の達人から。この言葉は、植物に限らず、生きているものすべて、子育てにも言えることかなと思っています。

「これが終わっても〈国際バラとガーデニングショー)、植物は生きているので、どんどん活動していくといいですよ。」といってくださった芸術家の方。

美術作品は、完成したら、もう形は変わりません。しかし、植物は違います。自由に成長をし、形を変えていきます。そんな、人間の技を越えてしまう生命力あふれる植物に接することは、おごりを捨て素直に物事に向き合うことを教えてくれます。

「園芸は楽しくしないと!」とは、講習会で、剪定ばさみをふりふり、わかりやすく指導してくださった先生。

など他にも、たくさんの出会いがありました。

このタキイ園芸の記事の最後の小見出し「美しい草花と庭を通して人に感動を与えられる、理想のガーデナーに」というフレーズ。

私には、過ぎたお言葉と思いますが、最終的にそうなっていきたいと思い、大事に心に留めて、園芸活動をしていきたいと思います。

掲載を担当してくださった方に改めてお礼を申しあげます。

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2007年2月13日 (火)

Creating Garden 10:ドイト DIY&ガーデニングを楽しむ写真コンテスト作品集掲載

昨年 ドイト(ホームセンター)の募集するDIY&ガーデニングを楽しむ写真コンテストにお庭のリフォームを手伝った時の写真を送りました。先日、その作品集が送られてきました。

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何度か伺いながら、土壌改良、日陰のお庭の活かし方、家の中から眺めて安らげるお庭を目指して、デザイン、施工していきました。ハイドランジア アナベルが、お庭のポイントで咲いていた昨年の6月ごろの写真です。

印刷物に載せていただけることは、うれしいな!
ありがとうございます。

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2007年2月10日 (土)

国際バラとガーデニングショー 2007:コンテスト案内の表紙

先日、国際バラとガーデニングショーのコンテストの案内パンフレットが送られてきました。うれしいことに 私の作った庭の写真が使われていました。

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        2007年 コンテスト案内パンフレット
左下の写真 WENDY'S DESIGN   'Vine Covered The Teracce'

思わず、採用してくださった方に感謝。とても光栄です。お世話になったコンテスト事務局の方々のお顔も思い出されました。

コンテストに参加し、一番うれしかったことは、一般公開になったとき、お客さんが熱心に庭のまわりで見てくださったこと。カメラに収めようと何度もシャッターを切ってくださった姿。ワーって言いながら、つるバラの絡まるパーゴラを見上げたり、植物の名前を話していたり・・・・。

少し離れた観客席からそんなきらきらににこにこ熱心に覗き込んでくださっている方たちの姿を見たとき、「私はこのために出たんだ。」とふいにわかり、涙が出ていたのでした。製作者として、みなさんが何か夢を膨らませながら見てくださる姿は、一人ひとりと言葉を交わせなくても共感してくださっていることを物語るもので、いろいろと生みの苦しみもあったのですが、すべてを流すほどの感動をいただきました。

また、コンテストに参加した方々が、夕方の水やりと手入れの時間、ひっそりとした会場で、自分の庭の植物の手入れをされていた姿も印象的でした。

たくさんの植物を大事にする方々に出会えたこともコンテストが終わった後、私自身の励みともなりました。


私は、今夢を描きながら、実際手を動かし、自然と相談しながら、「美」を作っていく作業として、園芸がやっぱり好きです。この「自然の美」は、自分自身にもそして周りの人にも心に響く予期せぬ感動をいっぱい含んだもの。

やっと咲いた花を見て、周りの人と「きれいねー。」って素直に太陽の下、お話しが出来るなんて人として最高の喜びに属するのでは!

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