2016年2月25日 (木)

The buds : マグノリア

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先日、久しぶりにSchool Gardenに行って、花壇の手入れを行った時、ハクモクレンの枝がずい分剪定されていました。つぼみのいっぱいついた枝が処分される前で、木のまわりに置かれていました。

つぼみは、こんな様子で、蕾の周りには、毛が生えた外被があります。ネコヤナギにも似ている様子ですが、明らかに大きいものです。

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二枝だけいただいて帰り、筒形の花器に入れました。水揚げが上手くいくかが、心配でしたが、どうにか日ごとに、蕾が膨らんできました。

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そして、昨晩、家に帰ってみると、モクレンの花が、ぱっと咲いていました。ミルクのような色の花びら。外で咲いてい時は、みんな木の上で咲いているので、よく花の作りを見ることは出来ません。家の中でこうやって咲いているのを見ると、雄しべや雌しべがずい分しっかりした作りなのに驚いています。

そして、鼻を近づけるとわずかですが、香りがあります。

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まだまだ、寒いのですが、こうやって、花を見ていると春が近づいてきているのを感じます。

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2015年4月22日 (水)

The Roses : つぼみ

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バラのつぼみが膨らんできました。今、ベランダには、8種類のバラがあり、早くからつぼみが出来てきたもの、遅めにできたものなど、いろいろ。これは、バラの生まれ故郷の差によるものでしょう。これは、ラ フランス。

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トレリス沿いのバラは、手前から シャーロット オースティン ER、スーヴェニール ドゥラ マルメゾン B、ラ フランス HT。この3つは、日当たりもいいところに置いてあるので、ムクムクつぼみも大きくなってきています。

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ガリカ のベル イシスは、最近は、地際からの枝が発生せず、かろうじて一本立ち状態だったので、2月の強剪定の時に、枝を高さ10㎝ぐらいのところで、切りました。すると、今は、眠り芽がいっぱい出て、葉も茂ってきました。枝先に今年は、花芽はつかないかもしれませんが、これで、元気な枝が伸びそうなので一安心。

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一番のニューフェースのプリンセス オブ インフィニティ。冬に植え替えしたもの。一鉢に5本植えていますが、右手前が一番生育がよくない。これは、日光が前のバラにさえぎられてあたりにくくなっているから。ほんの5~10㎝の場所の差でも日射量が光合成に影響しています。

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奥がSuntoryのウィスキー樽に入ったHMのムーン ライト。その隣が、この7年、つぼみが枯れて落ちてしまうハイブリッド ブルボンの クープ デべ。今年の1月下旬から、場所をこの位置に変え、少しでも朝の日光が当たる時間を多くしようと試みています。

朝の光線は、光合成を起こす植物内のスイッチを入れる役割があるそうです。マンションの南向きベランダでも柱の位置で、西側と東側で植物の生育に差が出ます。朝日が差し込むのは、南西角が一番早く、南東角は、その1~2時間後になります。この微妙な違いに最後の望みをかけようと思っています。

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現在のところ、ご覧のとおりクープ デべは、つぼみを付けています。樹高1mはあり、植木鉢も42㎝。たくさんつぼみを付けており、全部咲けば、それはもう・・・!のCuteなFuchia Pinkのバラです。葉色も明るいグリーンで、葉だけでもスパイシーな香りがします。花の香りもここ何年も我が家で嗅いではいませんが、ライチーのような瑞々しいフルーツの香りと深い濃厚な香りが素晴らしいバラ。

ここまでは、この数年のパターンと同じ。これからが勝負の時。

つぼみが落ちる原因を日照不足と狙いをつけての作戦です。


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2007年4月10日 (火)

The Buds 6:ホスタ 'フランシス ウィリアムス'

昨年、国際バラとガーデニングショーのためにプランツ ハンターのように私は動いていました。樹木に関しては、本物を見ないといけないと思い、遠く電車で出かけては、樹木園の木々を見せていただきました。春の芽吹きから目覚めたばかりの木々の緑は美しく、しばし、森の妖精に囲まれているようにさえ感じる不思議なひとときを過ごせたことを覚えています。

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Hosta sieboldiana 'Frances Williams'

何度か出向き、これだ!と思う木々にも出会えたわけですが、以前から探していた葉が出揃ったばかりの一番美しい時期のホスタもたくさん見せていただきました。

中でも、印象に残って写真に収めたのが、このフランシス ウィリアムス。これをその後、入手し、今自分で育てています。

ぼっーとブルーがかっている霧に煙っているようなグリーンがいい色です。そこに黄緑の斑が外側に入ります。

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冬、地上部がすっかり枯れていましたが、最近、芽が、上がってきたので、三月下旬に堀る上げ、株分けをしました。大きな一株にも見えましたが、いくつかの株が集まって、大きな噴水上の形になっていることが分かりました。

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そして、今日の様子。新しい芽が出て葉を開き始めました。

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ベランダガーデンは、窓に近い部分は、日なたの好きな植物は常時置けません。しかし、ホスタは、日陰好きなので、大丈夫。これから冬に枯れるまで、我が家のベランダガーデンのアクセントになる鉢植えとして、この場所にどっかり置いておきます。

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2007年4月 8日 (日)

The Buds 5:イロハモミジ

この2週間でモミジの葉がぐっと萌えました。花と葉がほぼ同時期に開いてきました。

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Acer palmatum カエデ科 イロハモミジ
Japanese Maple

赤紫色の小さくぶらさがっているのが花。萌黄色の若葉との組み合わせを「若楓〈若楓〉」といって着物の襲(かさね)目に昔の人は応用しました。実際は花の色より薄い紅色(下の写真)の新芽の色と葉の色の組み合わせのよう。

夏の着物の襲目です。そうそう、今日はツバメの飛来を確認。季節はどんどん進んでいるよう!

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                         2007年4月1日


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2007年4月 5日 (木)

The Buds 4:ブドウの芽

「あーよかった!」と最近、思っているのは、ブドウの新芽がちゃんとふくらんできたこと。他の落葉性の花木類が新芽をふくらませる中、芽がぜんぜん動かなかったので、冬の間、凍ってしまったかなと心配していたので。

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頂芽が膨らんできました。このブドウの2月の剪定については、こちら


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ベランダガーデンでのつる植物栽培の試み。トレリスにエスパリエ(果樹の誘引)仕立てでブドウを育てようとしています。黄緑色の葉を展開しているのは、クープ デ ペ (ブルボン)


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2月に行った作業の紹介。外側の樹皮をむきました。これによって、越冬している可能性のある虫たちの住まいを寒風にさらし退治するという方法。

確かに白くふわふわねばねばの物体が越冬していました。

このようなブドウの木の皮をはいでしまったので、余計に、ブドウが寒さでだめになってしまったのではと。心配していたのでした。

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2007年4月 2日 (月)

The Buds 3:エゴノキ

山の斜面を自然な公園に残したところへ出かけたら、木々の新芽が日差しを浴びてはっとするほどきれい。

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Strax japonica エゴノキ科 エゴノキ
Japanese Snowbell

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新芽が展開しはじめたエゴノキ いたるところに自生しています。生育は、日当たりの良い、通常は湿潤な土地ということで、日本各地、朝鮮、中国に分布。

このような自生している樹種は、さすがに安心して見られる!庭に植えていらしゃるエゴノキのピンクチャイムもみたことがありますが、株立ちの姿も自然で、いい感じです。

この森の中のエゴノキはみんな白。他の木々がうっそうと茂ってくる中、そそとした風情で、白いベル状(英名 スノーベル)の一重の小さな花をたくさんつける。主張しすぎなくて、見るとこちらも何も言えなくなるような姿と思っています。

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2007年3月31日 (土)

The Buds 2:フジの花芽

冬の剪定施肥を行ったフジ。花芽が大きくふくらんでいました。

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Whisteria  

1ヶ月前に冬剪定。本日、大きな花芽が確認されました。この1ヶ月でぐんぐん、大きくなったことに驚き。

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スクールガーデンの花壇のチューリップ、ビオラ、イフェイオン。藤棚のまわりには、サクラの花、モミジの若葉も展開し、春のふんわりした空気が漂っていました。


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2007年3月14日 (水)

The Buds 1:アジアンタム

桜の開花予想が訂正になったそうですね。ベランダの落葉した低木や宿根草などもそういえば、そんなに、ぐいぐいと芽を伸ばしていると感じれないものもありまして、やっぱり春はゆっくりやってくるのねと思う今日です。
今年の春は、昨年入手した植物の初めての芽だしを見れる機会で、私にとっては、新鮮!

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Adiantum raddianum
アジアンタム

冬の間、戸外で、すっかりぱりぱりになっていたアジアンタム。ふと見ると、直径1mmぐらいのぜんまいのような芽がでていました。アジアンタムはFerns シダ類 のワラビ科。なんとなく、葉ものとして、寄せ植えに入れていましたが、この姿を見て、「あなたはシダ植物だったのね。」と生物で習った植物の進化の図を思い出し、驚いてしまいました。

こんな芽だしの頃の植物の姿が今、いろんなところで見えます。少し、地味な話題ですが、何種類かこれから紹介しようと思っています。


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