2024年6月 5日 (水)

The Roses : クウィーン・オブ・スウェーデン 2024

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Rosa ’Austiger’ Queen of Sweden HM, D.Austin, BR, 2004

                                                                  May.17.2024

 このバラも園芸ボランティアの活動の際、2007年に購入してもらったもの。その時の記事はこちら

数年前の花壇整備の際、移設され、しばらくは、ひょろひょろとして、樹勢も弱くなったのですが、寒肥、冬剪定は必ず、行い、春からの生長に備えさせてきました。今年は、枝数も増え、以前よりも日射が少ない場所ですが、新しい場所に体を合わせる感じで、ひっそり咲くようになりました。日射量が多い以前の場所での2017年の開花の様子はこちら

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この日はフェンス越しですが、移設以来、ここ数年の間で一番咲いていました。

とても品のある咲き方で、枝が真っ直ぐに伸び、花も上向きに開くので、切り花にも向いています。濃緑色の葉とペール・カラーの美しい花びらがふわっと広がるイングリッシュ・ローズ独特の風情を楽しめるバラだと思います。

 

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2024年6月 3日 (月)

The Roses : ポンポネッラ 2024

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Rosa 'KORpompan' Pomponella FB, Kordes, Gr, 2005

                                                            Jun.2.2024

 このバラは、子どもが小学生の時に園芸ボランティアを立ち上げて、花壇の計画を立て植物を集めていた頃、その年の新苗の売れ残りでセールになっていたものを購入したバラ。ラベルのコロンとした赤味の強いピンクの花の写真が可愛く、姿も植え場所に生えそうであったもので大きくなる姿なども調べた挙句、再度お店に行って、買ったという電車代の方がかかったエピソードのバラ。今も続く活動には、参加できませんが、バラの手入れだけは、休みの日にずっと行ってきました。

数年前に自治体の補助により行われた花壇整備では、計画内容を知らなかったため、工事現場に置き去りにされていたので、最後に重機につぶされるのかな、と心配していましたが、最後の最後、何人の人に運んでもらったのでしょうか、植え替えてもらっていました。その他のバラ’Hamamirai’, ’Queen of Sweden’等も移設。

そして、それぞれ新しい植え場所で根を張るのに時間がかかりましたが、数年前から開花した姿がまた見られるようになりました。

いつも’ポンポネッラ’で気にしているのは、春先に花芽が美味しいみたいで、虫に食われて蕾がしおれて枯れてしまうことです。ひどいときには、すべて蕾がだめになったことも。ドイツの2006年のADR受賞 (ドイツにおける新品種のバラの生育テスト ドイツ11か所で3年間 無農薬で栽培)なのですが、この場所では、ムシムシ君に好かれてしまいます。

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今年も3月の蕾が上がる前に「そうだ、そうだ!」と剪定ばさみを持って休みの日に出かけて、枝をかなり透かし気味にして風通しよく剪定しておきました。

薬はかけていなくても風通しをよくすると虫たちも滞在時間が短く居心地が悪くなるのか、被害は少なくてすんだよう。

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本当は、先週のお休みの日に行くと満開のベスト・シーズンだったと思いますが、行けなかったので昨日、行ってみるとピークを過ぎていましたが、今年もかわいい濃いピンクのコロコロとした花を株いっぱいに咲かせていたことを確認できました。

樹形は、高さ1.7mくらいになっていますが、これが最終樹形高さだと思います。以前は、冬に誘引して枝を倒したりしましたが、この場所では、それもしなくていいので、今回のような枝透かしを冬にしていくといいのでしょう。

育てて15年目のバラとなります。

普段は、ベランダで鉢植え栽培のバラ育てをしているので、太陽の光をいっぱい浴びて、大きく育ってきた地植えのバラのエネルギーには、圧倒され、大らかな気分になります。

 

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2022年5月24日 (火)

The Roses : Pomponella 2022

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Rosa `Pomponella' Froribanda Kordes, Germany 2006 May.22.2022

 School gardenのバラ。2007年に新苗で植えて15年。元気に咲きました。このバラは、色が濃い目のピンクがパッと目を引き、可愛い。

花形は、コロンとして、房咲き。香りは特に・・・。ドイツのKordes のバラです。

改築工事に伴い、花壇も移転。バラたちは、道路脇に植え替えられました。昨年の様子はこちら

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                       Apr.10.2022

ポンポネッラは、病害虫に強いとされているバラですが、どうも花芽が伸びてくる頃の茎元が美味しいのか、二つ星テントウムシに食害されてしまいます。時期的には4月上旬ごろ。

その頃、お休みの日に伺って、薬をかけないとすべての花芽をやられてしまいます。

何度か残念なことを経験していますので、今年は、間に合うよう行きました。

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その甲斐あって、今年は一気にブルーム!

チャーミングなポンポネッラ。今年は大成功。

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2021年5月22日 (土)

The Roses : Pomponella 2021

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Rosa 'Pomponella'       Floribanda, Kordes, Germany, 2005

                                                            May.22.2021

 School Garden のバラ。昨年は、まったくノータッチ。花壇の場所が変わり、バラも工事の時に移植してもらいました。

それに加えて、昨年のStay home。昨年は植え替え後の養生期間として、フェンスの外からお散歩の時、眺めるのみでした。

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今日、行ってみるとフェンス越しに咲いていました。

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1月の寒肥した後、大丈夫かな~、と思いながら、土日しか行けないので、後回しになっていったら、Img_9471

                  Apr.11.2021

おいしいところ、皆、虫にやられていました。目ざとい!

ドイツの病気に強いバラに与えられるADRの称号のあるバラですが、ここでは、蕾の上がる前後に殺虫成分のある薬をかけておかなくては、どうしても食べられます。

こうなってしまった時は、5枚葉一つつけたあたりで、枝先を切り戻す、という手段でやり直しさせます。

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ということで、どうにか、これが、今年のFirst Blooming.

今年伸びた元気な枝咲きのつぼみが開花、剪定し直した枝はつぼみをいっぱいつけてたので、これから咲きます

このバラは、香りはほとんどないけれど、修景バラとしての役割はしっかり果たす樹勢を持っています。

2007年に前の場所でしっかり咲いているときの様子はこちら

他のバラたちも移植してもらっていますが、日当たりや土は、あまり状態が良くないので、こじんまり、じっと育っています。

なんとか、しないと、と思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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2017年6月 6日 (火)

サントリーナのトピアリー

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Santolina chamaecyparissus

先日花壇に行くと、サントリーナの鉢植えがこんもり大きく茂っているのに驚いた。

ここに植えたのが2009年の秋。最初は、円錐形のサントリーナでクリスマスツリーに見立てて寄せ植えに使った。

Deromaのシリンダー型のテラコッタ コンテナ-だったけれど、割れてしまい、とりあえずの白いプラスチック製コンテナーに植え替えた。

時々、ぼさぼさしているな、と思ったら刈り込みばさみでチョキチョキと最初は、円錐形を作っていたが、だんだん、球形になっていった次第。これから黄色い花が咲くので、爆発してきているけれど、そのままにしておく。花が終わったころにまたちょきちょきしよう。

地中海沿岸地域が原産で、雨による根腐れが多湿になる日本では、ダメにしてしまう原因のよう。どうして元気なのかというと、適度にまわりを樹木で囲まれていながら、日当たりも確保され、雨に濡れっぱなしになったりしないところかも。

また、近くに砂場もあり、時々砂が植木鉢に入っている。そんな感じで、放任しておいて、元気に育ってくれたというしか理由が見当たらない。肥料も全然最近やっていない。

サントリーナが美しく植えられていたガーデンとしては、今はなくなってしまいましたが、チャールズ皇太子の庭のデザイナーであるDavid Howerd氏の庭。ホワイト ガーデンであり、人の手が入ったからこそのシンメトリーな整形式花壇にトピアリーとしてたくさん使われていたのを見たことがあった。その時の記事はこちら

シルバーリーフでふわふわした葉のつき方は、独特の美を醸し出していて、とても印象に残っている。

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2017年6月 5日 (月)

Trinity flower beds 2017 Summer

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Trinity flower beds June.5.2017

昨年作った小さな花壇。Backyardなので、なかなか行けないけれど、夏の花を植え付けた。昨年の様子は、こちら

日当たりの良い場所で水やりも雨水が基本となる場所。

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紫と補色の黄色の花壇。前列 真ん中にPWのスーパーチュニア ビスタ ミニ インディゴを植えた。何でも『現在販売されている様々なペチュニアに比べ、より強い性質を持ちます。花は雨に強く、たとえ傷んだとしても強肩で生育が早いため、すぐに回復し、次々に開花します。』とのこと。株幅70㎝にもなるというので、一株植え。

その両脇にもPWのスーパーチュニアのスカイブループラスを植えた。こちらも暑さや雨に強いということ。前述のペチュニアよりまとまりのある株。色も紫に白を入れた色。

ペチュニアに関しては、スーパチュニアは、花壇植えでも花柄や草姿が乱れないので、おすすめ。一株当たりは高いけれど、夏中ふわふわと咲いてくれるので、メンテナンスが楽。

これ以外には、イベリス、アンゲロニア、サルビアを植えています。それから先日、タキイのヒマワリの種を撒いておいたので、紫の中に黄色のアクセントが現れる花壇にしました。

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こちらは、ピンクの花壇。手前にゲラニウム、中間にビンカ、後列にガウラ。そして最後列には、昨年他の花壇から移植したコスモスが立派に咲いて、種をいっぱい落としてくれており、現在草丈20㎝ぐらいに生長している。

コスモスは旺盛に咲いて最後は、倒れてしまったので、ある程度草丈が高くなったところで、サポートを入れようと思う。

土は、赤玉土、腐葉土、バーク堆肥が入っていて、よく肥えている土にしています。花壇の周りの部分は、雑草が繁茂してしまいがち。今回も抜いた草をそのまま地面を覆うのに放置している。時々、青々とした草が生えてくるけれど、見つけ次第抜いている。


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2017年6月 4日 (日)

The Roses : クウィーン オヴ スウェーデン 2017

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Rosa 'Queen of Sweden'      D.Austin  Britain

2007年に新苗を植えたので、10年めになるクウィーン オヴ スウェーデン。カップ咲きが端正です。切り花としても茎がまっすぐなので、いけやすい。

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花壇の中で、比較的のびのび育てているので、高さは1.2mぐらいは、あると思います。春の一番花の盛りには、写真が撮れなかったけれど、いっぱい咲いた後の遅めの花が咲いているところ。

最近思うことは、David Austinのバラは、花や葉がしっかりしているタイプが多いような気がする。花びらも厚いし、葉も暗緑色。

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2017年5月31日 (水)

The Roses : ポンポネッラ 2017

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Rosa 'Pomponella'                      May.27.2017

先日、もうそろそろ咲いているかなと思って花壇に行ってみた。咲いていました。ポンポネッラ。一本立ちの新苗の売れ残りを購入してから7年め。

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とても、大きくなりました。チャーミングな色と形。今年も元気。

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2017年5月21日 (日)

The Roses : ノイバラ 2017

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Rosa multiflora                                  May.20.2017

バラの手入れに花壇に行く途中、白い花の茂みが見えた。あれ、何?と思いながら近づくと、実生から育ったノイバラが大きくなっていて、驚いた。たぶん、2009年頃に植えたもの。手前はジューマン アイリス。

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噴水のような茂みを作るといいな、と思いながら、この場所に植えたけれど、隣のカキの木を剪定する時に邪魔なようで、時々、バッサリ、切られています。なんとかここまで大きく育ちました。

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秋にはローズ ヒップがいっぱいついて、野鳥の餌になります。食べ終わったな、と思った2月、3月頃その枝を元から抜くように切っています。まったくの放任だと、もっと大きくなっているでしょうが、ワイルドすぎるので新しい枝が地際から出るような形にしている。

ひっかかると、結構痛いので、手入れは、覚悟して行っています。

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2016年7月21日 (木)

School Garden : Trinity Flower beds

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                                                 Jun.5.2016

小さな花壇を作りました。なんと木枠は、リサイクル。元はBox horse。捨ててあったものを先日購入したオリンピック塗料のSea Formで塗り替えました。この色は、ピンクと合わせると可愛い。すこし上げ床にして、土を改良。赤玉土、バーク堆肥を元の土に混ぜました。

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Before                                                 July.17.2016

作ってから、一か月半後の様子。梅雨の間、すごい草が茂ってしまいました。元は、山を切って作った土地なので、すぐにワイルドに戻ってしまう。日曜日、ガーデン フォークで根こそぎ掘りあげてきました。おかげで、体は今ガタガタ。

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After

草を取り除くとまたすぐに草が発芽してきそうなので、あえて抜いた草をまわりに残しておきました。どうなるか、実験。

南向きなのでピンク色のかわいいニチニチソウを増やし植えました。後ろに植えつけたコスモスの苗も茂ってきているし、こぼれ種で発芽していたヒマワリも大きくなってきています。寄せ植えで廃棄されかけていたマーガレット、宿根バーベナやアリッサムも「ここでは、いつまでいてもいいよ。みんなおいで!」と声をかけながら植えています。

予算もないけど、いろいろ工夫すれば、楽しくお花が見られる花壇になると思っています。裏庭でギャラリーも少ないので、ぼちぼち管理し、可愛い花壇にしていこうと思っています。

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