Rosa 'KORpompan' Pomponella FB, Kordes, Gr, 2005
Jun.2.2024
このバラは、子どもが小学生の時に園芸ボランティアを立ち上げて、花壇の計画を立て植物を集めていた頃、その年の新苗の売れ残りでセールになっていたものを購入したバラ。ラベルのコロンとした赤味の強いピンクの花の写真が可愛く、姿も植え場所に生えそうであったもので大きくなる姿なども調べた挙句、再度お店に行って、買ったという電車代の方がかかったエピソードのバラ。今も続く活動には、参加できませんが、バラの手入れだけは、休みの日にずっと行ってきました。
数年前に自治体の補助により行われた花壇整備では、計画内容を知らなかったため、工事現場に置き去りにされていたので、最後に重機につぶされるのかな、と心配していましたが、最後の最後、何人の人に運んでもらったのでしょうか、植え替えてもらっていました。その他のバラ’Hamamirai’, ’Queen of Sweden’等も移設。
そして、それぞれ新しい植え場所で根を張るのに時間がかかりましたが、数年前から開花した姿がまた見られるようになりました。
いつも’ポンポネッラ’で気にしているのは、春先に花芽が美味しいみたいで、虫に食われて蕾がしおれて枯れてしまうことです。ひどいときには、すべて蕾がだめになったことも。ドイツの2006年のADR受賞 (ドイツにおける新品種のバラの生育テスト ドイツ11か所で3年間 無農薬で栽培)なのですが、この場所では、ムシムシ君に好かれてしまいます。
今年も3月の蕾が上がる前に「そうだ、そうだ!」と剪定ばさみを持って休みの日に出かけて、枝をかなり透かし気味にして風通しよく剪定しておきました。
薬はかけていなくても風通しをよくすると虫たちも滞在時間が短く居心地が悪くなるのか、被害は少なくてすんだよう。
本当は、先週のお休みの日に行くと満開のベスト・シーズンだったと思いますが、行けなかったので昨日、行ってみるとピークを過ぎていましたが、今年もかわいい濃いピンクのコロコロとした花を株いっぱいに咲かせていたことを確認できました。
樹形は、高さ1.7mくらいになっていますが、これが最終樹形高さだと思います。以前は、冬に誘引して枝を倒したりしましたが、この場所では、それもしなくていいので、今回のような枝透かしを冬にしていくといいのでしょう。
育てて15年目のバラとなります。
普段は、ベランダで鉢植え栽培のバラ育てをしているので、太陽の光をいっぱい浴びて、大きく育ってきた地植えのバラのエネルギーには、圧倒され、大らかな気分になります。
s
最近のコメント