2015年5月 1日 (金)

Plant Problems : Recover

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Hedera canariensis
Apr.30.2015
マンションのオカメヅタ。春からの新芽が開いて、新しい葉で覆われています。今は、瑞々しい少し黄緑っぽい葉色ですが、だんだん、青み帯びたグリーンに。また、もう少し斑入りの部分が目立ってきます。

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以前に、ブログに書いた時から、ずい分繁茂して、今は、全体を覆うほどになりました。

昨年12月頃の造園さんがいらしたときに、「今まで一番、覆ってきれいになったね。」と言ってくだいさました。時々、作業が入りますが、今やボリュームを減らしたりしてくださっています。

2006年のガーデンショウで使ったものをここに植えたのが始まり。元のクルメツツジがどんどん根腐れを起こし、毎年、枯れ木を抜き、緑の協会からいただいた苗木を総計60本ぐらいは、植え替えました。2007年の記事

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しかし、水はけの悪い植え升のため、もう諦め、植物の方をこの場所に適したものに変えるという方法を取ることにを提案し、刺し穂を作っては、苗の少ない場所に植え、ひたすら育つことを待ちました。

オカメヅタに関しては、日光が少なくても生育できる植物なので、マンションの影になっても大丈夫ということで、増やしていきました。

クルメツツジも育っている場所は、無理に抜かずに共生という考え方で。現在の信頼おける造園さんは、こだわりの寒肥を丁寧に施肥してくださるので、残っているクルメツツジもきれいに花を咲かせるようになってきました。
2010年の記事


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2013年6月23日 (日)

Ecological Steps : Mildew

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先日、NHKの再放送でベニシアさんの番組を見ました。その中で、畑の相談に近所の男の方が登場。「植物のためには、いろいろな方法を試した結果、納豆とヨーグルトで作った液肥がいい。」との弁。

「家にあるもので、液肥が出来るなんて!」と思い、インターネットで調べてみました。すると、「えひめAI」というヨーグルト、納豆、イーストを使った微生物資材を知りました。愛媛県の産業技術研究所の曽我部義明さんという方が海洋汚染の原因である排水を浄化するために考えたものでした。販売もされていますが、家庭でも出来るようにと作り方を公開されている、ということ。愛媛県のホームページはこちら
ちょうど、梅雨でバラのうどん粉病も発生してきたので、いつもは、何もしないでかなり葉をだめにしてしますのですが、今回は、この「えひめAI」がうどん粉病にも効くらしいので、作ってみました。

えひめAI-2の材料 (24時間発酵タイプ)

砂糖 15g
ドライ イースト 5g
ヨーグルト 25g
納豆 0.1粒 (植物用であれば1粒)
ぬるま湯(35℃程度) 250㏄
水   250㏄

ペット ボトル 500mL用
40℃ぐらいにペットボトルを出来るもの ふた付きの発砲スチロール箱やヨーグルトメーカーなど

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1.砂糖にドライ イーストを混ぜ、

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2.それにヨーグルトに納豆を入れ、混ぜ合わせる。

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3.35℃に温めた水を準備する。

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4.3のぬるま湯に2を入れる。

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5.ペットボトルに移し替え、よく振る。

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6.ガスが発生するのでキャップはゆるめ、保温しながら24時間発酵させる。
  
写真は、発砲スチロールの箱に携帯カイロを貼りつけて、温度をキープさせようとしたところ。

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ヨーグルトメーカーは、35℃ぐらいで保温出来るので、最終的にはこちらにしました。

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7.24時間後 250㏄水を加え、完成

使用の際は、500倍~1000倍に水で薄めます。保存はラベルを貼って、家族にもちゃんと知らせて、冷蔵庫で。

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早速、スプレーボトルに入れて葉面散布。

現在、使い始めて2週間が経ちますが、うどん粉病は広がっていません。なんでも納豆菌が葉に定着し、病原菌のすみかを奪うことで病気を予防するらしい。

液肥として、水やりのジョーロの水に溶かして散水もしています。えひめAIに含まれる糖類、アミノ酸、酵素、菌体タンパク(菌の死がい)が餌になり、土着の微生物の働きを活性化させ、植物が元気に育つようです。

また、お掃除に大活躍しています。台所のレンジ周りに吹きかけておいて、しばらくしてから雑巾で拭くと、サッと汚れが取れました。

ついでに、ということで、トイレ、お風呂場のお掃除にも。洗濯機には、漕洗浄に使用。排水フィルターのぬめりもなくなっていました。汚れが分解され、排水されたことを実感。

以前より微生物を利用した○○菌の類がこのような働きをすることは、知っており、ご近所でもその方法で育て花壇の植物がイキイキしていることは、見た目にもわかり興味がありました。しかし継続するには、コストがかかるため、あまり深入りしないようにしていました。その代り、市販の有機の液肥を購入し、使用していました。

この「えひめAI」-2はコスト面や作りやすさを考慮して、開発し、作り方を公開してくださっているだけあり、家計に優しいところがいい。

発酵の時、工夫がいると思いますが、夏場の気温なら、外気でもOKだそうなので、試すのには、これからがチャンスでしょう。


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2010年10月10日 (日)

Plant Problems : 水はけ

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私の住んでいるマンションの植栽です。三苗のオカメヅタを2006年の夏にここにおろしてから、今年は、こんなに増えました。

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これが、以前の状態。元の地形は、川がえぐった道に沿った植えますなので、傾斜があり地中に溜まった水がちょうどこの辺りに溜まると考えています。

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今まで、何度も植え替えをしていますが、毎年20本は、枯れます。6月末の造園業者の刈込の後、梅雨そして夏の高温と植物にはコクのことが続き、葉を出せずにそのまま枯れこんでいくものが多い。

もうそろそろ、考え方をチェンジしなくてはならない時期に来ていると思う。場所のせいにするのは、もうやめてこの場所に合う植物を植えるべきと考えた方がいいのです。

数年前に来ていただいたみどりの相談員さんもオカメヅタでグランド カバー案は、「いいね!」とおっしゃってくださったので、ここ数年かけて、テスト栽培と称し、「挿し木」で増やしてきていました。

先日、植栽を見に来てくださった植木栽培の方もオカメヅタがフワフワ立ち上がって生育もしてきたので、高さも出てきたので、「クルメツツジはもう抜いたらいい!」とアドバイスをいただいた。

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先日、夏を越し、明らかに枯れているものを引き抜いた。ご覧の通りのありさま。

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植え込みの方は、すっきりしてきた。オカメヅタでOKならば、手間と時間をかけてきた作戦が成功。マンションは、無駄使いしないで済むし・・・。

はたから見ると、簡単なことでも、マンションの内部への提案は非常に骨が折れるものです。ふ~。


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2008年2月16日 (土)

Plants Problems マテバシイ

先日、自宅マンションの植栽の高木(マテバシイ、ボウカシ、ハナミズキ 計14本)の鳥居支柱撤去作業をしてもらいました。すっきりした感じになりました。

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Lithocarpus edulis

昨年春にカイガラムシが大発生。支柱との結束部分の幹に巻いた杉皮の下にもぐりこんでいました。

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杉皮を取ると、樹皮は朽ち始め、支柱の横木にあたって、幹がえぐれているものもありました。

数年前から、「いつかは撤去。」とは思っていましたが、このような状況になってきたので、リミットと感じ、いろいろな方に相談したりしていました。最後は、緑の相談員の方に来ていただき、見極めをしていただきました。
その結果、植え込んでから10年経過しているので、根も張っていることと枝の剪定も毎年行われ、「風であおられる心配もない。」という判断をしていただき、撤去可能となりました。

今年も2月までぐらいなら、もぐりこんでいる害虫も一緒に処分されるだろうということで、先日作業。

杭を抜いた穴に寒肥をつめておこうと思います。

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2007年11月 4日 (日)

Plants Problem : クルメツツジ

私の住むマンションの外周にクルメツツジの植え込みがあります。しかし、毎年、10本ぐらいは枯れてしまいます。

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クルメツツジ グランドカバーとしてセダム オカメヅタもこれから繁茂させようと挿し穂増殖中。ボウカシの鳥居支柱は食い込んで、病害虫の温床になってきたので、撤去することに。

5月の開花のとき、花が咲かず、冬の間から枯れていたと思われるものと、夏の酷暑で枯れたものとがあり、今年はとりわけ枯れた木が多かったです。

毎年、「多くの人が楽しむことのできる場所への樹木の配布」という自治体のサービスの一環を利用して、枯れ込んだ部分の補充を行っています。

今年で4年目、通算36本植栽しました。

私が、この活動に協力したのは、マンションに住み始めてから6年めの時。新築だったので、まったく植物の具合など自分自身も「おまかせ」でどうにか、年間の管理で出入りの造園さんがお手入れしてくれていると思っておりました。

しかし、よくよく、見ると、さつきが花の時期もあまりきれいに咲いていないことに気付き、加えて、枯れ木もちらほら。

特別に業者に頼み、植え替えをまとめてしてもらっていました。けれど、同じ場所がまた、枯れてしまったのです。

「どうしてなんだろう?」と枯れてしまった木々を見て、きちんと調べていこうと思いました。

現在、私がこの花壇の弱点として一番にあげているのは、「水はけが悪いこと。」です。これは、枯れた木の株を引き抜くと、根が腐って切れてしまっており、すぐに抜けることから判断できます。

この花壇は、ブロック3段~4段積みのまるで、池のような構造で、(底は土ですが、)全く、排水孔がないのです。

いろいろ調べると、このようなケースには、パイプに穴があいたものを埋設し、余分な水分をその穴に集め、外部に排出させるしくみを取り入れる工事が有効とわかりました。

しかし、後付けでこのような工事をするのは、今さらいろいろな面で大変なことです。

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排水穴のある花壇

上の写真は別のマンションで見かけたもの。ちゃんとタイルの上から、穴を掘り、排水孔を確保しています。植えてあるサツキも元気なのが、わかります。きっと、剪定はされるでしょうが、毎年、枯れる木が続出する花壇ではないでしょう。

このように、植物の生育を考えて、一手間二手間を惜しまず、予算も確保して作られた花壇は、後の管理も楽と言えるでしょう。

樹木医の先生の講義を受けた時に、相談させていただきました。「とにかく、酸素を地中に送る。そのために地面の上から穴を数箇所開けてやる。」また、一番ローコストな対処策は、「竹筒をたてに割り、中の節をとったものを地面に差し込む。」という方法。

これで、先ほど上げた暗ねいパイプのようなもの、酸素が地中にわずかでも送り込まれ、余分な水分がしみ込み、自然に蒸発していく、ものになるというしくみ。

これは、一番、じめじめして根腐れがひどく、苔が生えていた場所に2年前に埋設しました。現在、その部分、じめじめはなくなり、クルメツツジは枯れなくなりました。

これからもマンションの方々と自分たちでメンテナンスできることは、やっていこうと言っています。私たちが調子の悪い植物を放置することほど、ひどいことはないと思うからです。


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