国際バラとガーデニングショー 2007:コンテスト案内の表紙
先日、国際バラとガーデニングショーのコンテストの案内パンフレットが送られてきました。うれしいことに 私の作った庭の写真が使われていました。
2007年 コンテスト案内パンフレット
左下の写真 WENDY'S DESIGN 'Vine Covered The Teracce'
思わず、採用してくださった方に感謝。とても光栄です。お世話になったコンテスト事務局の方々のお顔も思い出されました。
コンテストに参加し、一番うれしかったことは、一般公開になったとき、お客さんが熱心に庭のまわりで見てくださったこと。カメラに収めようと何度もシャッターを切ってくださった姿。ワーって言いながら、つるバラの絡まるパーゴラを見上げたり、植物の名前を話していたり・・・・。
少し離れた観客席からそんなきらきらににこにこ熱心に覗き込んでくださっている方たちの姿を見たとき、「私はこのために出たんだ。」とふいにわかり、涙が出ていたのでした。製作者として、みなさんが何か夢を膨らませながら見てくださる姿は、一人ひとりと言葉を交わせなくても共感してくださっていることを物語るもので、いろいろと生みの苦しみもあったのですが、すべてを流すほどの感動をいただきました。
また、コンテストに参加した方々が、夕方の水やりと手入れの時間、ひっそりとした会場で、自分の庭の植物の手入れをされていた姿も印象的でした。
たくさんの植物を大事にする方々に出会えたこともコンテストが終わった後、私自身の励みともなりました。
私は、今夢を描きながら、実際手を動かし、自然と相談しながら、「美」を作っていく作業として、園芸がやっぱり好きです。この「自然の美」は、自分自身にもそして周りの人にも心に響く予期せぬ感動をいっぱい含んだもの。
やっと咲いた花を見て、周りの人と「きれいねー。」って素直に太陽の下、お話しが出来るなんて人として最高の喜びに属するのでは!
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