2007年2月10日 (土)

国際バラとガーデニングショー 2007:コンテスト案内の表紙

先日、国際バラとガーデニングショーのコンテストの案内パンフレットが送られてきました。うれしいことに 私の作った庭の写真が使われていました。

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        2007年 コンテスト案内パンフレット
左下の写真 WENDY'S DESIGN   'Vine Covered The Teracce'

思わず、採用してくださった方に感謝。とても光栄です。お世話になったコンテスト事務局の方々のお顔も思い出されました。

コンテストに参加し、一番うれしかったことは、一般公開になったとき、お客さんが熱心に庭のまわりで見てくださったこと。カメラに収めようと何度もシャッターを切ってくださった姿。ワーって言いながら、つるバラの絡まるパーゴラを見上げたり、植物の名前を話していたり・・・・。

少し離れた観客席からそんなきらきらににこにこ熱心に覗き込んでくださっている方たちの姿を見たとき、「私はこのために出たんだ。」とふいにわかり、涙が出ていたのでした。製作者として、みなさんが何か夢を膨らませながら見てくださる姿は、一人ひとりと言葉を交わせなくても共感してくださっていることを物語るもので、いろいろと生みの苦しみもあったのですが、すべてを流すほどの感動をいただきました。

また、コンテストに参加した方々が、夕方の水やりと手入れの時間、ひっそりとした会場で、自分の庭の植物の手入れをされていた姿も印象的でした。

たくさんの植物を大事にする方々に出会えたこともコンテストが終わった後、私自身の励みともなりました。


私は、今夢を描きながら、実際手を動かし、自然と相談しながら、「美」を作っていく作業として、園芸がやっぱり好きです。この「自然の美」は、自分自身にもそして周りの人にも心に響く予期せぬ感動をいっぱい含んだもの。

やっと咲いた花を見て、周りの人と「きれいねー。」って素直に太陽の下、お話しが出来るなんて人として最高の喜びに属するのでは!

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2006年12月29日 (金)

季節のBlooming Flower 10:ワイルド ストロベリー

ビオラのハンギングバスケットの植え込みにワイルドストロベリーの苗を入れました。今日、赤く色づいていました。

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Fragaria Vesca  Wild strawberry

葉の形、白い花、赤い実。女性に人気のこの組み合わせ、ウェッジ ウッドの磁器のシリーズに描かれていますね。

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スイスの絵本画家 フェリックス ホフマンの絵はがき  「アンデルセン伝記」より

この額に入れられたポストカードの絵にもワイルド ストロベリーが登場しています。
男の子の肩にそっと手をかける女の子。二人とも小さいので、妖精かな?

国際バラとガーデニングショーの展示にも小物でこの額を持っていきました。


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とても丈夫な植物だそうですが、ジャムをとるには、私の家のベランダガーデンでの収穫は相当がんばらないといけないので、無理。他に利用方法はないかと調べました。ハーブの本に、「葉にお湯を注ぎ、お茶を作って飲むと体によい。」と載っていたので、ハーブ ティーにして飲むことに。実は少しりんごのような、さわやかなイチゴっていう感じの味でした。

ほっと、リラックスタイム。


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ビオラの方もハンギングバスケットの中で元気です。


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2006年12月21日 (木)

Creating Gaden 10:Martha's Garden ハンギング バスケットのためのポール

セラドン グリーンに塗ったトレリス用の柱をMarthaのお玄関の脇のレンガ張りの壁の前に立てました。軽やかな印象になりました。

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    取り付け後

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    取り付け前

建物の影になり、北側なので、日向の花は向きませんが、午後の西からの日が入ります。少し、植物をこのように上げてやると、比較的、日照も確保できるでしょう。

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お手持ちのビオラで早速、ハンギング バスケットを作り、取り付けたブラケットからぶらさげました。


ビオラ  '清少納言’ 1pot パウダーイエローと薄紫のコンビ 1ポットで2色自然なコンビネーションが楽しめる。
ヘデラ ヘリックス 斑入りアイビー  Hedera helix  斑入りのアイビーは、挿し木で。
グレコマ Glecoma hederacea 'Variegata ' 
カレックス Carex oshimensis 'Evergold '  ベアーグラス 少し、冬場、茶色になる。

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2006年12月19日 (火)

季節のGarden Work 19:The Roses 16:大苗の植えこみ

つるバラのフランシス E レスターを地植えにしました。以前にブログで紹介したことがあるバラです。
国際バラとガーデニングショーの展示に使ったバラで、搬出後、さすがに疲れたようで、葉をかなり落としました。

車での移動や、度重なる誘引で、本当にバラも疲れたのだと思いました。ですから、これ以上のショックを与えるのもかわいそうだったので、引き取ってくださったMarthaの庭にポットのまま置かせていただき、育てられていました。

安心したのか、今年の新しい元気なシュートも生えて、現在は全体的に落ちつきました。そして、今日とうとう、地植えにしたというわけです。

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'Francis E.Lester'  Hybrid Musk Dec.19.2006  at Martha's Garden

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Origin:Lester,US, 1946
Flower size: 5cm  
Scent:Strong,Fruity, and musky
Flowering:Once only
Height:4m
Spred:2.5m


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ポットから抜いた時の根の様子。案外こじんまりとした根張り。ちゃんと白い根が生えていて良かった。

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植え穴は、40cmぐらいは、堀り、鉢底石を底に、ざっと蒔きました。その次に赤玉土 4、バーク堆肥 4、クン炭 2ぐらいの割合をブレンドしたものを入れ、掘り上げた土に混ぜながら、苗をセットしたまわりに埋め戻していきました。地植えのつるバラは、あまり、多肥にしなくてよいということなので、元の庭土に多少の栄養をつけてやったぐらいにしました。

昨年、ブレンドされたバラの土が良いと聞き、何人かの鉢バラの植え替えをその土で行いました。私は、樽に入ったつるバラの植え替えがあり、その高価な土は、6割ぐらいで、あとは、赤玉土、馬ふん、バーミキュライト、クン炭などを自分で加え、増量した土を使いました。

実は、袋詰めされたバラの土オンリーだった鉢バラが、うまく5月に咲かなかったということが何本か起きてしまいました。

私のバラは、全部、植え替えを上に書いたような土で行ったのですが、どれも順調に5月花をつけました。

このことを今、振り返ってみると、繊維質のようなものが、混じっている方が、バラはうまく、根を張れるのではないかということです。袋詰めされたバラの土は、硬質な粒の赤玉土等、入っておりばらばらとしていて、水はけがよさそうでした。しかし、休眠から覚めたバラの根には、硬すぎたのかもしれません。

ですから、これから、バラの植え替えシーズンで、土が必要になってきますが、私は、今回はすべて自家製ブレンドにしようと思います。

特に、堆肥に関しては、9月よりサンプルで使って、植物が、すくすく育ち、葉色も良い、グリーンプランの「バーク堆肥」、及び「スーパー堆肥」を使おうと思っています。
毎年、自分のやっていることは、実験のようなもので、絶対!ということは、断言できないのですが、今度の植え替えはこれでやっていこうと思っています。

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フランシス E. レスターはぐっと枝が上がり、その後しなだれる感じなので、誘引もそのしなだれを大事にしたいと思って誘引しました。誘引の方法もまだまだ、経験不足ですが、出会うバラそれぞれの性質を長い目で追いながら、それぞれの栽培のこつをわかっていけたらと思っています。

ひさしぶりにバラを触って、手が傷だらけで、水がしみました。指先は細かな仕事が出来、手の甲を守る、ちょうど良い、手袋、ないかな。


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2006年12月 1日 (金)

Creating Garden 7:Sara's Garden サークルストーン

サークルストーンについての設置の仕方をご紹介いたします。日本庭園に飛び石というものがありますが、日本のじめじめした土地に合っているのではと最近本当に思います。歩きやすいし、飛び石を歩きながら、地面を見、そこに生えている植物を見、自然を楽しむ。踏み外さないように歩くことも雑念を取り払ってしまいますよね。

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さて、洋風なお庭にしたいときもその日本の湿気を帯びたじめじめした土をどうするか、ということになってきます。土のままだけというところは、ぬかるみなどが場所によりどうしても発生。見た目にも、歩く面でも不具合が出てくるようです。

今回はサークルストーンを庭の南西角、生け垣の日陰になり、コウライシバもあまり育たない場所においた時の設置の手順を紹介いたします。

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既存の芝生を設置するサークルストーンの形に合わせて切り取ります。切り取った芝生はそのまま、ほかの場所に移設しました。円の中心には、目印の棒を立てておくとよいでしょう。

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1.設置面を角材などを使って平面にならします。それから、砕石をしきました。ずぶずぶと地面が沈むのを防ぐし、水はけも確保。
2.均一に敷いたら、砂を敷きます。砂は、平面を出すのにとっても便利。角材をコンパスのようにくるりとまわし、きれいに砂をならします。
3. サークルストーンのファーストの石から置きます。分割線の向きが、見る人に自然な角度となるよう、向きを調整しました。あまり、人に対してまっすぐだと不自然な感じになります。
4. セカンドも置いていきます。目地の幅も均一になるよう、おはしを石の間に挟むのもいいでしょう。
5. 最後に砂を全体にばらまきます。このとき、化粧砂と言われる色の白い珪砂を使うのもいいでしょう。でも月日がたつと砂は少なくなり、色も白さは感じられなくなりますが。


ざっと書きましたが、サークルストーンは、機能としては、地面を覆う舗装材。しかし、デザイン的に非常にシンボリックなものを感じさせるので、その配置は、置く前にまわりとのつながりをよく考えましょう。

砂岩などの自然石、コンクリートの擬石のものが、あります。前者は、やはり自然な趣が魅力。しかし吸水性も高いので、苔が生えやすい面があります。現在、高圧洗浄器、苔発生防止スプレー、または、たわしでごしごしするなどの方法で、クリーニング可能です。

後者は、表面の感じ,色などは、自然石と間違えるほど、うまく作られており、色も少し灰色の混じった英国風のもの、明るめの石灰岩の色に似せた南仏風などあり、楽しみのはばも広いです。

ただし、吸水性が、少ないので、実際地面に置くと、妙に乾いて見えたり、することもあります。

以上が、私の思うところです。

また、写真では簡単そうに見えても、実際大きく、重いので、くれげれも体を痛めないように注意しましょう。

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2006年11月 8日 (水)

展示アイテム 24:The Roses 14:ホワイト ドロシー パーキンス White dorothy perkins

春の開花が遅いタイプのバラ、ドロシー パーキンス。2006年の今年、全体的にバラの開花が遅い年でした。このバラは、6月初旬より開花し、1ヶ月くらいは、花を楽しみました。

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'White dorothy perkins' Origin Jacksons & Perkins, US, 1901

花のサイズは、3.5cmぐらい。枝の柔らかいランブラーローズです。いつの間にか枝が長くどこまでも伸びていて、びっくりしました。5mぐらいはあったような。本で調べて見ると、かつては、'ドロシーパーキンス'は、'もっとも有名なランブラーローズ’の一つとされていたようです。それは、挿し木によって、簡単に根が付きやすく、ご近所からご近所へと渡り、そこら中の庭で、咲いていたようです。1936年、イギリス人のジョージ テイラーも「本当にどこでもある。」と書いていたということです。この後、1912年、'サンダース ホワイト ランブラー’の作出があり、「美しさの面でホワイト ドロシー パーキンスは、超えられた。」と言われたそうです・・・。バラもいろいろ比較されて大変ですね。

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'ドロシーパーキンス'自体は、ロゼット咲きの明るいピンクの花をつけます。この'ホワイト ドロシーパーキンス'は、その突然変異種。時々、先祖がえりで、ピンクが枝に出てくるということです。確かに今年は、ピンクがかった枝と花の色をしていました。

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先日、受講した村田晴男氏のレッスンでは、「一度開花したランブラーローズの枝には、翌年の花は望めないので、開花後、枝を切って、新しい枝が生えるのを促した方がいい。」とのこと。しかし、私は、今年はボーとしていて、何もしてなかった!来年、開花しそうな枝は・・・と写真を今、改めてみると、あった!一本上のほうまで伸びている枝には、今年花がついていなかった!ということで、なんとか、来年の花が望めそうかなと確認し、バラのお勉強は終わりにします。

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2006年11月 7日 (火)

展示アイテム 23:The Roses 13:シャルロット Charlotte

シャルロットは、English rose。私がERを最初に育てたのが、この苗です。ちょうど、1998年の娘の誕生の年、大苗で購入したので、今や8年生苗です。

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  CHARLOTTE   'Auspoly'  Shrub Rose 1993 Austin,Britain

シャルロットは、お菓子の名前にもありますが、元はレースやリボンをあしらったご婦人用帽子の名前です。
私がバラを選ぶ一番の決め手は、やはり、花形と色。このバラもころころ、ふわふわとした赤ちゃんだった娘との暮らしの中で、その時の自分の気持ちにぴったりで、これを選びました。

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2004年、5月のベランダ ガーデンの様子。いつもは、緑の多いベランダですが、バラの季節、Rose de Mai は、にぎやかなベランダとなります。

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国際バラとガーデニングショーにも連れていきました。チークのストリーマー チェアーのラインのはっきりしたシンプルなデザインとの組み合わせも、甘すぎないクリームイエローのシャルロットと似合っていました。

シャルロットの樹高は、コンテナー栽培で、冬剪定で20cmくらいに切っても、現在1mくらいまでのびました。とても元気の良いバラです。春に2回、秋に1回、開花します。葉色は、明るく、葉は、大きめ。栽培初期に、芽出しの後、寒の戻りで、全部枝から、霜にやられてしまったこともありました。しかし、株元からまた、強いシュートが出てきて、今に至ります。いろいろなアクシデントを乗り越えながら、バラのこともこちらもわかってきた感じです。


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2006年10月28日 (土)

Creating Garden 4:Anne's garden

ブラッドストーン BRADSTONE社のジロンド GIRONDE シリーズの3番目の円の扇形の石16枚は、国際バラとガーデニングショーの後、Anneの庭に引き取っていただきました。

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サークルを作るためにではなく、ステッピングストーンとして使うことになりました。

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Anneの庭は、リビングルームの掃き出し窓からパーゴラつきのウッドデッキがつけられています。そのデッキまわりは、歩行路ですが、犬を放し飼いにされているため、けものみちが出来ていました。とくに庭の入り口付近は、雨が降ったとき、水が溜まり、ぬかるみになりました。

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出入りの多い、庭の入り口は、お手持ちのレンガを並べ替え、ペーヴィングをしっかりさせました。

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この模様は、Basket wave という並べ方

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2階から見たところ。地面のレベルを調整し、ステッピングストーン(BRADSTONE Gironde Circle stone 3rd)
で導かれる園路が出来上がりました。地域は、西日本なので、元の土地は、花崗岩の風化土。明るいベージュ色の新しい石材も夏の強い日差しの中、周囲と違和感なく、とけこみました。


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2006年10月27日 (金)

展示アイテム22:サークルストーン Circle Stone

国際バラとガーデニングショーでは、直径2800㎜にもなるコンクリート擬石 BRADSTONE社 イギリスを使いました。Gironde シリーズで、フランスのボルドーを通り抜ける川の名前からネーミングされています。Lime stone 石灰岩を模して作られ、製品の中では、色も一番白っぽいもので、明るいしゃれた足元となりました。

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このサークルストーンは、3重円になっていますが、2番目の円を抜いて、その間に、ココヤシマットの上に種を蒔き芝生を育てたマットを埋め込みました。わざとEnglish Daisey ひなげしを植え込み、野原チックにしました。

真ん中に水鉢を置いたのは、右手にモネのベンチがあったから。きっとモネさんだったら、絶対水場を設けるだろうと思ったので。

Circle 円ってどんなイメージを持ちますか?私は、ガーデンショーの前にMarthaの庭でサークルストーンを使った時、その場に立って、‘安らぎ’や‘永遠’といったものを感じていたので、ショーにも使いたいと思いました。

ショーでは少々がんばりすぎてしまいましたが、私が、庭について思っていることは、庭って人に見せびらかすものではなくて、そこにいる人が、落ち着いた気持ちになれる空間であることが、一番望まれることと思っています。

花も本当は季節の花が一つ二つ、毎年そこで繰り返し、咲いてくれる。それで、いいのだと思います。

何か、永遠を感じさせるものが庭を構成している、これが、望むところであろうと思います。

そんなことまとめながら、きょうはおしまいです。

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2006年10月 6日 (金)

Creating Garden 3:Martha's garden 2 :トレリス

Marthaのお庭のまわりにラティスを立てました。洋風な外観に合うお庭の仕上げとなりました。

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ボーデックトレリス W183cm×H183cm
斜め格子のラティスより、すっきりとした印象。遮蔽効果はあまりないですが、植物を絡ませやすく、風通しもいいです。
William Morrisの図柄のもこのSquare Trellisが、使われています。100年以上前から、英国では使われていたデザイン

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庭の横幅いっぱいにラティスを立てると、今までよりもお庭が広がってみえるようになりました。
たまたま、夜に伺った時、リビングからの明かりがラティスに反射し、こっぽり素敵なお庭の空間が出来ていました。

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これは、ラティスを立てる前のお庭の様子。

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