Interior decoration : ピアノ・ライト
夕飯の準備のめどがたっていたら夕方6時ぐらいから7時に,ピアノを弾くのが趣味です。もうかなり老眼なので,ライトが欠かせません。今まで,70年代デザインもどきのシェードがアルミニウムのフロアー・ランプを使って背後から楽譜を照らしていました。
しかし,動かそうとすると困ったことにポールがベースからスポスポと抜けてしまうのです。このデザインは実用的でいいのですが、ピアノを弾く時は、もう少しクラッシックなデザインが似合っているように感じていました。
東京メタル工業 白熱灯照明器具 ピアノ・ライト ML-203GZ
それで、前から気になっていたピアノ用のライトをネットで見ていたら、日本のメーカーのライトが一つ検索で出てきました。
製品は中国で作られ、値段的にもリーズナブルだったので、早めの自分へのクリスマスプレゼントとして送ってもらいました。
ベース部分は重たく、アームがつき、つまみが2か所あり、角度を変えられるようになっています。イメージ通りの作りと素材感。
ピアノの上に置くとキラキラ光るところが、アクセントになりました。
電球は、シャンデリア球20wが一つ入っていました。電球色なので、雰囲気があるのですが、一応、口金E17というものを使えば、LED電球も入るので、IKEAのシャンデリア球 40wに変えて使っています。
シェードの裏のネジを外してソケットを取り出してIKEAのシャンデリア球を入れました。明るくなりました。
後、コードの長さがもう少し長くないと、アップ・ライト(高さ120㎝)のピアノの上に置いた時に、コードが床上20㎝の所までになってしまうので、もう少し、長くしているといいな、と思いました。アップライトも高さがいろいろあるので、120㎝が基準ではないのですが。
このデザイン、元は1901年にアメリカでシェードが緑色の硝子製のスタンド ’エメラライト’(Emelalite)が特許登録されていて、その後、他のメーカーも違う名前をつけて製造したようです。アメリカ中の図書館で使われたよう。
真鍮製のシェードの Banker’s light は、イギリスで1927年、特許登録がされているそうで、その時、台座とシェードの角度調節が出来る形となったようです。(Wikipediaより)
ですから、これほ、「イギリス版バンカーズ・ライト」と呼ぶのが正しいかな。譜面が両開きの冊子の時は、幅13.5㎝でも真上から照らすので、照射範囲は大丈夫。
以前よりも光源が近いので、集中できるような気もしますが、相変わらず、同じところでつっかかるピアノで、根本は、「もっとまじめに練習しなさい、ライトのもんだいではない。」ということだけは、明白な事実でした。
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