Maintenance : ピクニック・バスケット
ラタン(藤)のピクニック・バスケットの修理をしました。持ち手の付け根が外れ、ふたつきの物入れになっていました。
藤芯は、母から譲り受けた50年ぐらい前のものをずっと持っていたのですが、「色が合わない。」ということで、そこで考えがストップ。しかし、今年の3月、浅草橋ぶらぶら一人旅をした時、ラタン材料のお店や革材料のお店で「ラタンを染料で染ては。」ということにたどり着き、修理を昨日の朝、決行。
まずは、皮革用アルコール染料 スピランの茶 (誠和)で藤芯を染め、乾燥。
その後、藤芯を20分ぐらい水につけて、柔らかくしておきました。
藤芯を留める場所に通し、編み始めは、15㎝ぐらい残しておいてから、本体と持ち手基部の間をぐるぐるとらせんを描くように軽くからませながら、4周ぐらい編みました。編み終わりは、本体の編み目の模様に沿わせ目立たないように絡ませ、はさみで切りました。
編み始めも同じように本体の編み地に絡ませ、処理。
完成。これに家族で食べる運動会のお弁当や近所の山の公園などに焼きた立てのベーグルと具材、水筒、コップ等入れて食べたりしました。
社会人になって家を出た息子もベーグル・ランチのことは、今でも時々「公園で食べたベーグルの味は忘れられないよ!」と味の思い出を話してくれています。
これでまた外に持って行けそうです。
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