2020年3月 7日 (土)

Useful tools : Hair brush

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Redecker

新しいヘアー ブラシを買いました。

いわゆる地肌をマッサージする機能があるものです。朝と寝る前、これで髪をとかし、地肌をマッサージすると、いい気持ち。旅行中、違うブラシで間に合わせていると、このタイプのブラシが恋しくなります。

同じタイプで無印良品のブラシを30年愛用していましたが、さすがに役目を終えつつあり、クッション性のある真ん中のピンがはずれ、基部も破れてきてしまいました。街に出かけると雑貨屋さんで何気なく2代目を探し回っていました。

これは、ドイツ レデッカー社のもの。掃除用のブラシ類などを作っている会社で、以前、ドイツの方が日本でここの製品を紹介して販売されていたことから知り、ちりとり、はたき、ブラシ類等、家でも他にも何点か使っています。

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ここのピンはMaple製。先代のブラシよりもピンが長いので、しっかり地肌にあたりました。

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ハンドル部分は握りやすく、厚みを持たせています。

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木の色ですが、これは、茶色に染めたものではないというところが他のメーカーのものと違って、一番の気に入ったポイント。

Thermo wood サーモ ウッドと呼ばれるフィンランドで開発された特殊な木材加工をしています。木材を212度に加熱し、材の中心部まで、水分をなくしています。炭化の手前ぐらいなのでしょうか、黒檀と紫檀の中間のような色。とても軽い。

材の吸水性が半分ぐらい下がるということは、洗面所で例えば、濡れた時も、水を吸わないので、カビ等の発生が少ないそうです。

それを考えると、「これが、人生、最後のブラシになるかも!」と思っています。

長持ちしそうです。

 

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2020年2月11日 (火)

Maintenance : Classic Coach の金具の交換

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たぶん1990年前後、今から30年前に気に入って買い求めたCoachのショルダー バッグ。

Glove leatherで作られた厚手の一枚皮を縫い合わせたもので、質実剛健な造り。Classic Coach とか Vintage Coach とアメリカでは分類しているよう。この頃のシンプルな革のカバンのイメージが良かったのですが、時代に合わせてデザインや素材も変わってしまいました。

子どもが小さかった頃は、大きなトートバックばかリが必要なバックで、いつの間にか使わなくなりタンスにしまっていました。

2年前の夏、久しぶりに出して旅行に持っていったのすが、帰って手入れしていたら、真鍮の留め具の足の部分が折れてしまいました。

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右の部品の左の部分の足が折れてしまった。

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しばらくは、再びお蔵入り状態でしたが、先日アメリカでこのようなケースに対応する部品が販売されていることに気付き「やった~!」と思い、購入しました。ちょっと、右上の裏金の形状が違ったのですが、購入者のコメントでは、製品にぴったりで交換出来たと書かれてあったので、思い切ってアメリカから送ってもらいました。

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前の金具を差し込んでいた切り込みにピッタリ。

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裏金を裏から当てて、金具の足をラジオ ペンチで折り曲げて、固定しました。

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しっかり取り付けられました。裏金の形状の違いは、以前の改良型になっていることがわかりました。

折った足の曲げの厚み分を吸収する裏金にしてありました。

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蓋の金具も交換できますが、こちらは、以前のものをそのまま使うことに。穴の形状が新しいものとピッタリ合いました。

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何事もなかったように完成。日常持つには、荷物がもう少し入るものがいいのですが、旅行の時に大きな荷物は預けておいて、貴重品プラスαぐらいのものを持って、歩き回るのには肩からぶらさげておくのに便利。

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持つ自分もOldなので、カバンもOld vintage style でいいかな、と思えるほど、流行には大いに無頓着=自由な気持ちを楽しめるようになってきました。

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2020年1月23日 (木)

Basket collection : 葛のおしぼり入れ

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昔、たぶん倉敷の民藝のお店で手に入れた葛で編んだおしぼり入れ。竹で作られたものはよく見かけるけれど、葛で編んだものはこの時、初めて見ました。

葛の表面のざらっとした自然な感じや焦げ茶色の落ち着いた色が気に入っています。

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もう30年近く前のものですが、いつも食器棚に置いて、時々お客さんの時にしぼりを置いて出しています。

おしぼりを出す習慣は、もしかしたら日本独自のようにも思いますが、乾いたナプキンよりも私達には合っているように感じます。

今でも現役。その時、ちょっと高いかな、と思ったけれど、安物を買っていたら、大切にしていなかったような気がします。

葛のつるを取ってきて、編める状態に準備し、太さをそろえ、熟練の技で、一気に編む。

簡単な造りのように見えるけれど、素人が真似の出来ない仕事だと思います。

 

 

 

 

 

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2020年1月19日 (日)

Basket collection : い草の鍋敷き

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い草で編んだ鍋敷きのセット。細いい草を1本づつきれいに輪に編んでいて、とてもていねいな造りです。

昔、中国自動車道の岡山あたりのサービス エリアで見かけて購入したもの。

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よく見ると、2枚編んだものを2枚糸で合わせているのです。

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一番小さいのは、コースターにしたり、一輪挿しの花瓶の下に敷いたり、その他も焼き物や花瓶の下敷きに使っています。

平に仕上がっているので、使いやすいです。

岡山、福山あたりはい草の生産地。何か、農閑期に作られた小物であり、お店に並べたのかな、と思うぐらいお値段は安かったのを覚えています。

購入してもう四半世紀は経過しているのに、今なお、い草のつややさわやかな印象を保ち続けています。

雑貨屋さんは、いろいろ見て回るけれど、このように手のかかったものは、見かけません。

二度と手に入らないと思って、大事に日々使っています。

 

 

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2020年1月17日 (金)

Basket collection : 柳のラウンド トレー

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Willow round tray

 かれこれ25年ぐらい前に自由が丘にあったアンティーク雑貨屋さんDepot-39で手に入れたもの。

焼きあがったばかりのパンやお菓子を冷ます時に置いておくためにずっと使っています。

しっかりした柳の枝で編まれているトレー。直径40㎝

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大きいので、食パン2ローフも楽々置けるのです。

ちょっと自分がコンロの側に置いて、こがしたことがあったのですが、それ以外は、かご編みのゆるみなど全くなし。

いつもキッチンの壁につるしています。

たまに見かけたことはあったけれど、今ではこんな籠自体、見かけなくなりました。

アメリカのアンティークだったので、私が使っている以上に長持ちしているということになります。

質実剛健という言葉が相応しい。

 

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2020年1月13日 (月)

Basket collection : 岩手の丸盆笊

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たぶん、2012年の夏。横浜のそごうで日本の職人・工芸展のようなものが催しであり、その時、作っている方から購入した竹の丸笊。

家族四人でざる蕎麦やざるうどんを食べる時にちょうどいい一尺(30㎝)。

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高さは2寸〈6㎝)を目安に作られているよう。

このヨコから見た時のカーブが深すぎず、浅すぎない所が、笊蕎麦を覗きこまなくてもとりやすい。水分も適度に残しつつ麺がはりついたりしないで、最後まで仲良く麺を取り合えます。

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竹ひごの縦、横ともに竹の表皮を裏面に向けて使っています。縦ひご6㎜、横ひご3㎜。

ある程度の水分を吸収する役割を表面にもたせるためにこのようにしているのかな、と思います。内側のひごは断面がかまぼこ型に加工されているような気がします。

縁かがりも竹の表皮のみ。

今使って9年経ちますが、竹の繊維がささくれたり、網が破れたりは、なし。竹の繊維を熟知して鉈(なた)を使う技を持った人が作ったものだから。

ほぼ毎日、切った野菜を入れておいたり、魚に塩をする時、また、茹でた青菜や麺もこの笊にあげ、調理の初めから、終わりまで使いまわしています。

お値段は、お札が何枚かなくなったけれど、作ってくれる方のお礼のような気持でお代をお支払いしました。

今、何でも安くものが買える時代ですが、本当に丁寧に作っていることが確認できることや自分の感覚でものを選び、作った人にお代を払うことがほとんどなくなってしまいました。

一緒にいた子どもたちもこの笊を作っている職人さんから買ったことを覚えており、思い出となっています。

 

 

 

 

 

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2020年1月12日 (日)

Basket collection : 勝山竹細工のパンかご

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日本の道具の中には、各地で編まれた籠がいろいろありますが、この籠ほど、美しく編まれ、実用的に耐え、大事にしたいと思う籠はないと思います。二人分のざる蕎麦を入れ、テーブルの真ん中に置くのにるちょうどいい珍しい小判型。

1980年代後半、百貨店の伝統工芸の催場で直接、職人さんの作業を目の前で見せていただき、買い求めた思い出のある籠です。なのに最近見かけなくなって、「ない、ない!」と心の中で思いながら探していました。昨年暮れ、「残すは冷蔵庫の後ろ!?」と大掃除の時、冷蔵庫をひっぱり出すと「やった~!」出てきました。

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久しぶりに対面して、どこが、他と違うかをあげてみると、縦ひご(写真では横)の幅が1.5㎝と広く、逆に編んでいく横ひごが非常に細い1.5~2mm。細いひごは竹の表皮を上(写真は裏面)になるように向けているので、つやを持っています。しっかりと手で編んでいるので、久しぶりに冷蔵庫の裏という悪条件にあっても型崩れせず、発見されました。

また、縁のまとめ方も1㎝幅の表皮の節をふくんだひごを八重に巻く中で、内側の縦と横のひごの端を治めてあり、その縁を葛でしっかりまとめています。節の位置が徐々にずれて重ねられている所も美しい。

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自分の記憶もおぼろげでしたが、この茶色の葛を使っている技法により、勝山竹細工であったことが判別できました。

私の籠は30年物で青竹の色をしていた表皮の部分も、今は飴色になってきていました。そのことも出会った職人さんは、話してくれていたような気がします。

インターネットで私が出会った方はどなただったのか、など知りたいと思い、調べると、その後、職人も減っていったことや、後継者が不足という事態になっていたこと、そして現在、若手の伝統工芸士の方が一人かつての技法で製作されていることなど知りました。

その方の編んだもので「これと一緒だ!」とわかったしだいです。

忠実に思いを引き継がれていることに安堵の気持ちです。

控えめで派手さはないのですが、真面目に生活に即して使われる道具としての性格を持たせ続けています。Excellent!

 

 

 

 

 

 

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2019年12月26日 (木)

Useful tools : ティー テイスター フィルター

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昨日、クリスマスの飾りを銀座に見に行った際、MARIAGE FRERE に寄って、店員さんに「茶こしが欲しいのですが。」と尋ねると、2階のティー ルームでも使っているというフィルターを紹介してもらいました。

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Tea tester filter  by MARIAGE FRERES

これが無漂白のコットンで編まれた袋状の茶こし。

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サイズはNo.1 : ф7cm、 No2 : ф9.5cm、  No.3 :ф11cm。

我が家のポットは口径の内寸が5㎝。少し、余裕を持ってNo.2にしました。

使い方はポットの中にフィルターを入れ、お湯で温め、流します。

次に適量の茶葉を入れ、お湯を注ぎ、蒸らします。

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蒸らし時間を経過したら、軽く、スプーンで混ぜてから、フィルターを出します。

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フィルターの茶葉はまとまっているので、ポンとすてればいい。

紅茶の茶葉の形状はいろいろあり、直接ポットに入れた時、大きな茶葉だと注ぎ口につまったり、ポットを洗う時も茶葉が張り付いたり、流し場を汚したりしてしまいます。

また、茶こしの方も、メッシュが様々で、茶葉によっては、詰まらせたり、濾しきれなかったりすることがあります。

このフィルターだと、どんなタイプの茶葉にも適応。

きつねの手袋のような可愛いフィルター。きちんと濾しつつ、茶葉本来のにごりや香りも程よく含まれている感じがします。

片づけが楽だと、最近コーヒーばかり飲んでいた私も今日は朝から紅茶ばかり飲んでいます。

 

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2019年11月 7日 (木)

About Pottery : 読谷村焼 北窯

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四方皿

 沖縄の読谷村の北窯で焼かれている四方皿。青磁色の釉薬が円形に5つ、ボンボンと置かれなんだか愛着を感じて、家に持って帰ることに。D7k_8550

かわいい。縁の地色が見えている所も味があるなぁ。

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土の色が焦げ茶色。型を使って成型している。何をのせようかなと考え、ナスの糠漬けを切ってのせてみた。

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ギャラリーでは、この焼き物を作った沖縄の読谷村・北窯のことを映画にした作品を上映していたそうです。このパンフレットには、『1972年沖縄本土復活後、かつての不発弾処理場は、沖縄文化を象徴する”やちむんの里”として生まれ変わった。』と書いてありました。

大らかな絵付けは、海に囲まれ、暖かい気候で植物が大きく育つ沖縄の自然を目にして過ごす人々から生まれるものであると思いました。

私は沖縄には行ったことがないけれど、数年前に日本橋の高島屋で行われた型染めの芹沢圭介さんの展覧会で太平洋戦争前の沖縄の島の絵地図の作品があったことを思い出しました。

芹沢さんは、沖縄の紅型染めにとても影響を受け、しばらく沖縄に滞在して制作。

その時に沖縄の各地域の山や特徴を美しい色彩と形で型染めにした作品を作ったものでした。最初、何気なく見ていましたが、よくよく考えるとこの平和な島がその後戦場となり、多くの人が亡くなり、そこにあった営みも破壊されたことやその後の米軍基地の存在等、この絵地図の中の自然と暮らしは大きく変わってしまったのだ・・・と。作品の前で何度も溜息をつきながらその美しい絵地図をじっと見ていました。

今回、そのことを思い出しながら、現在の沖縄で作られた大らかな焼き物に出会い、私は沖縄の自然を感じながら元気をもらったような気がしています。

 

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2019年6月30日 (日)

Crafts for living : 漆の弁当箱

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漆塗り二段弁当箱           木曽      よし彦

ずっと、使っていた曲げわっぱのお弁当箱。ご飯が美味しく、無塗装の木肌はご飯が美味しく食べられ、職場でお昼を食べても家庭の味たゆったり食べられる良さを楽しんでいました。けれどとうとう、黒ずんだり、ふたの側面が木目に沿って割れてしまいました。

今、空前の曲げわっぱブームのような気がしますが、いろいろ考えてみて、次のお弁当箱は、木曽の漆工房 よし彦 の栓の木をくりぬいて作った箱に漆を塗りこんだ「拭き漆」仕上げのお弁当箱にしました。表面の漆により、木肌を守る効果があり、長く使えると思います。

プラスチック製のものに比べ、こちらもゆっくりご飯を食べられる気がします。

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D70mm×W165mm×H75mm

細身の2段なので、カバンの中にすっぽり入れることができるサイズ。栓の木は下駄などにもつかわれてきた材で、軽い材です。漆を塗ると欅の木目にも似ています。

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2段のうち浅い方の底の角は、重ねるための窪みが彫られているので、重ねた時にきれいに収まるように作られています。

また、ふたの内側(右下)も加工が施されています。材を張り合わせたりしていない一木造なので、丈夫な造りです。

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私は、上段にご飯、下段におかずを入れます。時々、おかずが上段の底についてしまうことがあるので、詰める時注意しています。

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お箸箱は、前は使っていなかったけれど、このお弁当箱を使うようになってから欲しくなり近所で見つけました。硬いマホガニー(紫檀)を刳りぬき加工しているもの。

海外で日本向けに作られたものでしょう。お箸箱自体、日本オリジナルなものかな?

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お弁当包みは、京都の手拭い屋さん「むす美」の刺し子の布巾。たまたま、ヒカリエで京都のものを紹介しているときに見つけたもの。

風合いと色が気に入っています。

 

 

 

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