2019年6月30日 (日)

Crafts for living : 漆の弁当箱

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漆塗り二段弁当箱           木曽      よし彦

ずっと、使っていた曲げわっぱのお弁当箱。ご飯が美味しく、無塗装の木肌はご飯が美味しく食べられ、職場でお昼を食べても家庭の味たゆったり食べられる良さを楽しんでいました。けれどとうとう、黒ずんだり、ふたの側面が木目に沿って割れてしまいました。

今、空前の曲げわっぱブームのような気がしますが、いろいろ考えてみて、次のお弁当箱は、木曽の漆工房 よし彦 の栓の木をくりぬいて作った箱に漆を塗りこんだ「拭き漆」仕上げのお弁当箱にしました。表面の漆により、木肌を守る効果があり、長く使えると思います。

プラスチック製のものに比べ、こちらもゆっくりご飯を食べられる気がします。

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D70mm×W165mm×H75mm

細身の2段なので、カバンの中にすっぽり入れることができるサイズ。栓の木は下駄などにもつかわれてきた材で、軽い材です。漆を塗ると欅の木目にも似ています。

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2段のうち浅い方の底の角は、重ねるための窪みが彫られているので、重ねた時にきれいに収まるように作られています。

また、ふたの内側(右下)も加工が施されています。材を張り合わせたりしていない一木造なので、丈夫な造りです。

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私は、上段にご飯、下段におかずを入れます。時々、おかずが上段の底についてしまうことがあるので、詰める時注意しています。

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お箸箱は、前は使っていなかったけれど、このお弁当箱を使うようになってから欲しくなり近所で見つけました。硬いマホガニー(紫檀)を刳りぬき加工しているもの。

海外で日本向けに作られたものでしょう。お箸箱自体、日本オリジナルなものかな?

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お弁当包みは、京都の手拭い屋さん「むす美」の刺し子の布巾。たまたま、ヒカリエで京都のものを紹介しているときに見つけたもの。

風合いと色が気に入っています。

 

 

 

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2019年4月25日 (木)

About Pottery : 緑釉の片口鉢

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実家からもらった小鉢。緑釉の溶けて色が変わっていくところが封じ込められていて、なんともきれい。

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30年前ぐらいに母もご近所からいただいたもの。6寸鉢。

ちょうど、今が旬の新じゃがの子芋の揚げ煮などをこの鉢に入れると、小料理屋さんのお惣菜みたいになります。

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この片口と呼ばれる部分から煮汁などを注げますが、あまり使いません。でもとても上手く片口がつけられています。

たぶん、西日本の焼き物なので、画像検索しながらどこのものか調べてみました。

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高台部分の素焼きの色は、ベージュ色。きめが細かい。

形は、バランスよく作られています。

島根県の石見焼。窯もここではないか、というところもありますが、間違っていたら失礼なので、書きません。

今年の夏、玉造温泉に行くことに決めたので、向こうに行って焼き物をたくさん見比べて、この鉢がどこのものか調べたいと思っています。

 

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2019年4月18日 (木)

About Pottery : 象嵌のある皿

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 結婚のお祝いに近所の方に2枚いただいた皿。

どうやって、作っていくのかとか、どこの産地なのか分からないまま、使っていました。

はじめは、ピンとこなかったけれど、使い始めてこの皿に料理を盛るとすごくおいしそうに見えることがわかり、贈ってくれた方の意図がわかったというお皿。

しかし、気に入っていたのに、一枚割ってしまいました。

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残念に思って、いただいた時の包装紙が「クロワッサンのお店」のものであったので、神戸のクロワッサンのお店にお願いして同じ皿を4枚頼みました。右が最初にいただいたもの。左が後から購入したもの。作り手が違う様で、模様のイメージが違います。

その時、韓国の新聞紙に包まれてきたので、このお皿が、韓国で焼かれたものなのかな、と思うようになりました。

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日本の小原焼や小鹿田焼きの飛び鉋で模様を作るところと似ていますが、これはさらにそこに白い化粧土が詰められています。そして、全体に釉薬がかかっています。

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ん~。この裏を見ると、焦げ茶色の陶土に灰釉薬をかけ、白い化粧土で、ぐるりと刷毛で縁を塗っているよう。

やっぱり、分からない。

インターネットで似たような焼き物を探すと『高麗三島手』と日本で呼ばれている焼き物と似ていることに気付きました。

これが本当なら、私の好きな焼き物は源流までさかのぼっていたのかと思うと、感慨深いです。

 

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2019年4月15日 (月)

About Pottery : 唐津の粉引

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Small bowl                              Karatsu Pottery

 唐津焼、隆太窯の粉引ふちなぶり皿。縁が波打って、花のようにも見えます。

2008年の雪の降る2月。箱根のMOA美術館で尾形光琳の『紅白梅図屏風』を初めて見ました。庭の梅も雪の中咲いていました。

まさに「耐雪梅花麗」。大きな屏風の光琳の屏風絵の中の梅の木は、ひこばえをたくさん出しながらも花を咲かせている姿で、対峙すると、光琳が込めたメッセージが私にも伝わってくるようでした。

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 鑑賞後、ミュージアム ショップで唐津焼の隆太窯の器を偶然見つけました。いつか行ってみたいと思っていながら、なかなか行けない唐津。お目当ては、この唐津焼。地元の材料を使い、釉薬や絵付けも素朴で気取らない所が私は、好きです。

「ちょっと贅沢かな。」と思ったのですが、誕生日も近かったので、自分へのお祝いとして求めたのが、この小鉢。

茶色の陶土に乳白色の釉薬をかけている粉引。一つひとつの雲のように景色がそれぞれ違います。

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蹴ろくろで形をあげ、陶土が柔らかいうちに均等に縁にへらで跡を入れるようです。

素人がこわごわ真似しても出来ない技です。たくさん器を作った手だけがなせる技。

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唐津の土の色は、こんな色。粉引は、お化粧しておめかしさせてあげたかわいい器のように思えます。

 

 

 

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2019年4月12日 (金)

About Pottery:植物と備前焼

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Small flower base        Bizen pottery

 神戸に住んでいた時に車で備前に行き、購入した小さな花入れ。パパのお気に入り。

備前焼き祭りの時にいろいろな窯元やお店を巡らせてもらいました。

その時に、野草をこんなふうに活けて、飾っているのをよく見かけ、お手本にしました。

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Bowl                   Bizen pottery

備前焼には、植物のフレッシュな緑が似合います。こちらは、大皿。これも備前祭りの時にいろいろ見せてもらって決めたもの。

縁が少しふくらみがある作りになっていて安定感があります。

豆苗を置いています。この大皿にあうのは、クレソンをいっぱい敷いた牛のたたき。

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子どもの頃から、母が持っている備前焼が好きで、いつかは窯元に行って備前焼をいっぱい見てみたいと思っていました。

26年前に行ったきりですが、多くの器の中から自分が選んだものなので、大事にしています。

地色が大地の色そのものだからかな。

 

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2018年10月 1日 (月)

About Pottery : 砥部焼の蕎麦猪口

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 CLASKAさんで数年前に蕎麦猪口2客を子どもたち用に購入していましたが、同じものがあと2客欲しいと思っていたのですが、もうお店では見かけなくなっていました。

砥部焼であることは、わかっていましたが、夏休み、松山に行って、中田窯のものであることを知りました。松山の商店街のいろいろな器屋さんにもたくさん並んでいたり、お茶を飲んだお店でも蕎麦猪口に角砂糖を入れていたりと、素敵な使い方をしているところをいっぱい見かけました。

前に買ったのが鉄釉の茶色の横縞が入る「こま文」であったので、今回は藍色の「こま文」と「市松模様」のものにしました。

砥部焼は、磁器に入るのですが、一見そのひなびた感じから陶器のような風情もあります。磁土に荒土を練り込んでいるため、茶色の粒がところどころに入ったりすることが真っ白なイメージの磁器とは、違う雰囲気を醸し出していると思います。地色も少し青みがかった灰色をしていることも。

磁器の丈夫さと絵付けの大らかさから、これから揃いの蕎麦猪口は、どんどん使えそうです。

ネットでも購入可能であることを今は知りましたが、やはり実際、目で確かめることは大切。

松山、道後温泉の思い出です。


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2018年7月22日 (日)

Glassware Collection : 硝子水瓶

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今年の5月、母が我が家に泊まったので、いつか連れて行きたいと思っていた駒場の「べにや民芸店」さんへ。
青山から移られてまだ行ったことがなかったけれど、駒場の方が自宅から断然近く、あっという間に到着。

母の新幹線の時間を気にしつつ、一つひとつの品を拝見させていただいた。やはり、母も喜んでいて、御主人と世間話もして、鉄の花ばさみや型染のはがきなどを求め、大満足で帰っていった。

その時、私はお店に花を活けていたガラスの花瓶が気に入ってしまった。けれど、その一点のみだったので、またの機会にすることにした。

その後、すぐに倉敷ガラスの小谷栄次さんの個展のお葉書がべにやさんから送られてきた。
「もしかしたら、あの泡のはいった徳利のような形の花瓶もあるかもしれない。」と思い、再び、べにやさんに。

たくさんの素朴な形の吹きガラスの作品がたくさん並べられており、小谷さんもいらしていた。

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小谷さんのガラスの形は、私には正倉院のガラス器をイメージさせる。シルクロードを通って伝えられた西方で作られたガラス器は、透明で実用性が第一の形で美しい。子どもの頃から歴史の教科書などに載っている写真をみながら、これがどんな宝よりも美しいものとして私の目には映っていた。

ご本人に制作の技法を聞かせていただいたりすると、他の器にも目が行ってしまったが、やはり初心貫徹。
一輪でも様になる首の細い、花瓶は持っていないので、このガラス器にした。少しふっくらとした形は、まるで自分のよう。

育てたアナベル。少し終わりかけた頃,切った。バランスよく収まった。

花屋の切り花ではなく、自然に開花した花が似合いそうな花瓶だ。

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2018年2月12日 (月)

Maintenance : カーペットのブラシかけ

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SUPA GROOMA           The Hill Brush Company        

テレビでカーペットの掃除にゴム手袋でこするとあそび毛やゴミ、髪の毛などかき集めることができる、と放送していた。それを見て、以前から気になっていたゴムのブラシを買って掃除してみることにした。

製品は、イギリスの雑貨屋さん『Labour &Wait』のものを販売しているB-Shopさんで購入したもの。

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ブラシでカーペットをブラッシングすると、いっぱいゴミが出てきた。日頃、掃除機と時々、コロコロ粘着ローラーで、掃除するだけで、上からこするだけ。根こそぎブラッシングは出来ていなかった。

かなりゴムの匂いがするのだが、その弾力性と粘りで掻き出したゴミをキャッチし、外に押し出すよう。

箱の説明を読むと、「馬や犬の毛を布製品から取り除く。それから顔のフェイス ブラシとして使える。」と書いてある。

カーペットという西洋の敷物のお掃除道具として、こんな便利なものがあったのだと初めて使って、納得した。

ウールカーペットだけでなく、コットン マットにも使える。

匂いがすごいので、これをシリコンで作ったら、かき集めるのに違いはあるのだろうか?などと思っている。


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2017年9月20日 (水)

Organizing ideas : ベルト ハンガー

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ずっと、使っているベルトハンガー。ベルトはタンスには、入れないでこれにかけている。

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アメリカから個人輸入で手に入れたもの。素材のレッド シダーは、日本のヒノキと同じように芳香成分が強いので、防虫効果がある。それに四方にフックがねじ止めしてある。

壁に取り付けたペグ ラック
にかけて、すぐにベルトをかけられるようにしている。
収納量は、少ないようで、一つのフックに2~3本は掛けられるので、全部で12本ぐらいはOK。

日本でも同じものが今でも入手できる。


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2017年9月17日 (日)

Maintenance : 革のベルトのケア

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私が若い頃に使っていた革のベルト。自分で働いて購入したものだから、なんだか、使わなくてもずっと持っていた。ふと、娘の出かける時に姿を見ると、NavyのPoplin Pantsにキュとしめている。似合う!最近は、シャツをボトムスのウエストに入れて着るファッションが再び流行しているようで、ベルトが重要なアイテムになってきている。

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またベルトが使われていることは、うれしい限りだが、よく見ると、やはり色つやが褪めているのに気が付いた。はっきりいうと、80’sのもの。さすがに油分が失せている。

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ミンクオイルを布に少し取り、ベルトにこすりつけ、油分を補った。このミンク オイルもパパが持っていたもので、一度も買い替えたことがない。でも、粘性はそのままだし、少しつけるだけで、皮製品がしっとりして、色も落ち着いた感じになる。配合は、「ろう、ミンク油、ラノリン(羊の油)、シリコン、有機溶剤」

ミンクオイル100%の製品もあるようですが、まだもう少し、あるので使い終わってから考えよう。

とにかく、ひと手間かけてやるとまた色つや復活で、「捨てたもんじゃあない。」なんて思えるケアをしたことに満足。


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