2024年8月 5日 (月)

Organizing Idea : 荷作り

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2002 Packing for summer vacation

 子どもたちがまだ、自分の荷作りが出来なかった頃、帰省の荷作りは、頭が痛かったことを思い出します。そこで、考えたのが上の絵図。これで、乗り切りました。今でも、一人で旅行の時でさえ、頭の中でぐるぐるコーディネートを考えてしまい、らちが明かないので、イラストを描いて、頭の中を整理するのにこの方法を使っています。色や形、本当ににそれを着て、TPOに合うのか、簡単なイラストでシュミレーションして、客観的に判断できます。先日も札幌での結婚式へ出席をこの方法で乗り切りました。アクセサリーも本当に合うものを確認して準備すると、慌てない気がします。        

上の写真は、2002年の夏の荷作り図。ルーズリーフの方眼が入っているものを使って、表を作りました。たての表題は、家族の名前、横には、アイテム名を入れました。下着、靴下(泊数に合わせて)、パジャマ、水着、サンダル、帽子、旅行当日の服装、バッグ、翌日からのコーディネート2~3種類 (旅先で洗濯できるかにもよる)。欄外の文字は、歯ブラシ、常備薬、メガネ、勉強道具、女の子だったらヘアー・アクセサリー、私は、コンタクト・レンズ、メガネ、化粧品、パパは、ひげそりなんてそれぞれの必要なものを書いておきました。色鉛筆で色もつけ、家族のコーディネートもこれで、確認。

子どもたちが自分の荷物を持てない頃は、旅行の時は、荷物を先に送ったりしました。宅配業者さんには、本当にお世話になりました。配送にかかる日数も確認して、欄外に前々日に「おみやげ」前日に「荷発送」、その他「水やり」「新聞」等、書いて忘れないようにしていました。

この図を描かなくなった頃、「そういえばパパの海水パンツがない。」ということがありました。子どもたちには、自分でパッキングと言いながら、パパに関しては、ノーチェックだったこともその後ありました。親も成長しなくては。

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2006 Packing for winter holiday

こういう図がファイルに何枚も残っているわけですが、これは、冬用の図。帰省先の北海道に行った時のものです。よくよく息子のアイテムを見ると、雪遊び用のスキーパンツと手袋、ニット帽、そして海水パンツ。これは、北海道の雪景色を見るためにホテルを取った時、「温水プールあり」と書かれてあったので、水着を持っていったのですが、パパと息子が二人で飛び込むと冷たいプールだった、という笑える思い出話が残った時でした。お客さんが少ないのでプールを温めていなかったそうでした。あー入らなくてよかった!

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子どもたちが小学校高学年頃になると、学校の宿泊体験もあるので、自分で荷作りするように。基本は、メッシュ・ポーチに下着類を入れ、化繊の軽い風呂敷にアウターを包み、ぎゅっと縛り、小さくまとめます。今や小さなトランクが日本国中、旅のお供ですが、そういう場合でも風呂敷が便利だな、と思っています。旅先でも、衣服の下敷きに広げ、自分のテリトリーの中で服を管理し、コンパクトにまとめられるから。空港で「トランクを開いてください。」なんて時もワンクッション、風呂敷で衣服が包んであると安心。愛用のものは、実家からもってきた昭和の古い化繊の風呂敷。化繊の派手なスカーフも使っています。

それから、幼稚園のバザーで買った写真の手前のブルーの服入れ。一枚しか家にありませんが、これが、子どもたちが使うのには、よかったもの。両面にファスナーつきのメッシュ・ポケットが付いていて、両面にぎっしり服を入れて、最後にくるくる巻いてヒモで縛る、というもの。

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真ん中の列は、メッシュ・ポケットが3等分されているので、ここに息子などは、パンツ、靴下をセットにして押し込んでいました。見ていると、ほいほいと決めて、アウターも突っ込んで最後にぐるぐる巻いて、「できた!」と言って、にこにこ。

おかげで、彼は、その後、外国旅行にも一人で行けるようになりまして、現在は、空気を抜く透明の袋?を愛用して、アメリカ、マレーシア、インド、メキシコ、キューバに学生時代に旅行しています。現在は、社会人。コロナに入る直前でしたので、ギリギリ・セーフで卒業旅行も出来た世代。

娘は、逆に海外に行けない学生時代。いつか、行って欲しいです。ただし、私とちょっと途中下車で京都、奈良に寄ったり、温泉女子気味でもあるので、旅行は好き。好きなトランクに荷物を私よりも上手につめています。

子どもたちも自立したのとは、裏腹に「誰か、パッキングして~!」思う今日この頃の私です。

 

 

 

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2024年7月30日 (火)

Craft for Children : でんしゃ作り

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 夏休みに入って、親子連れwithおばあちゃん、みたいな方々を目にするようになりました。あの長い夏休み、今思えば、子どもたちを仕切るのによくやったなと思い出しました。彼らにとっての一生の思い出になると思いましたので、張り切っていたことを思い出します。今はもうできない。親業も人生に一度、二度と出来ない。

写真のでんしゃは、息子が幼稚園の頃に一緒に作った「とうきゅうでんしゃ」です。彼はでんしゃに最後まで手を振る子どもでした。最後尾の車掌さんが電車が過ぎ去る前にさりげなく、手をチラリと降ってくれたことは、私もキャーっと感動したものです。電車好きの息子を通して、電車の世界の仁義 (孟子の)を知ることとなりました。

モデルにしたのは、その25年前ごろに走っていた電車で、息子に先ほど「9000系?」って聞くと、「似てるけど、2000系」と教えてもらいました。

コンセプトは、「家にある牛乳パックで作り、電車の色や形のデザインをなるべく大事にして本人に作らせる。」というコンセプトで御ぜん立てしながら、作りました。カッター・ナイフを使う所は、私がしました。牛乳パックは、本当にしっかりした素材で、今も壊れないほど頑丈に出来ています。思い出しながら、ちょっと作り方を紹介したいと思います。おばあちゃんになって、やっと少し暇ができましたので、この電車の型紙をおこしました。利用される方は,

ダウンロード - e99bbbe8bb8ae381aee59bb3.pdf

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●材料

牛乳パック 2本分 洗って、乾かしたもの

ジェッソ リキテックス社 白色地塗り剤 これは特別なものですが、貝殻の粉が入っているので、カバー力があり、文字を消せます。

アクリル絵の具 電車の色に合わせて、ここでは、黒、赤、青等

グロス・メディウム アクリル絵の具に混ぜて、つやのある透明な仕上がりに絵の具を変えます。紙を貼るのり、表面のつや出しにも使えます。

ウレタン・スポンジ 筆の代わりに使うと、きれいに絵の具が伸びます。

グルー・ガン(木工ボンドは、くっつきません。両面接着テープもはがれやすかったのでダメ)

マスキング・テープ

透明樹脂シート クリア・ファイルなどを使う。窓用にブルーを塗って窓に貼るため

色紙 赤、オレンジ、黄色、グレーなど

油性マーカー 細がき

車輪用フィルム・ケースの蓋  (直径3.5㎝ 厚み1㎝ これは、今はレアものなので、何かで代用を。)

竹串、ストロー、セロハン・テープ 

針金 連結用

●作り方

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① 牛乳パックの注ぎ口のところを開いて畳みなおし、接着剤を塗って、マスキング・テープなどで固定して四角柱に作りなおす。

② ジェッソに黒を少し入れ、電車のボディ―・カラーのグレーを作り、牛乳パックに塗る。乾かして、印刷の文字が見えなくなるまで何度か  繰り返す。

③ PDFファイルの側面図、正面図を型紙として、側面に図をマスキング・テープなどで貼り、目打ちでドアや窓などの四隅に穴を開け、位置を写す。反対側の側面は、PDFファイルの紙をひっくり返して使う。

④ カッター・ナイフでドアは、両開きになるよう切り込み(ドアの窓は大変なので切り抜きません)。窓は▭に切り抜く。

⑤ 青色のアクリル絵の具にグロス・メディウムを入れ、透明シートを塗る。

⑥ 穴を開けた窓は、シートを窓よりも大きく切り、裏から接着剤でとめる。他は、シートを小さく切り、貼る。

⑦ 赤色の色紙を8㎜幅にひも状に切り、グロス・メディウムを裏面につけて電車のラインを貼る。

⑧ 東急電車のマークも葉っぱ型に切った7㎜長さの赤い色紙を3つ組み合わせて貼るとできます。

正面

⑨ 型紙を写し、正面も同じように作る。ライトなどは、色紙のレモン色、オレンジ色などを▭に切って、貼る。

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屋根部

⑩ 型紙を写し、グレーの紙を貼って、空調の丸をマーカーで塗る。

 

つやだし保護

⑪ 全体にグロス・メディウム塗る。

⑫ 油性マーカーで型紙の黒い線の部分を描く。

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底部

⑬ 車輪を入れる所に印をつけ、カッターで切り抜く。

⑭ フィルム・ケースの蓋の中心に穴を開け、竹串を通し、ストローを入れ、もう一方の車輪を入れる。

⑮ セロハン・テープで車体にストローの部分をとめる。

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連結部分

⑯ 2両の連結には、キリで穴を2か所開け、針金でフックを作った車両と輪を作った車両とを作り、連結。

⑰ 完成

 

以上のような工程でした。工期は、結構、乾かす時間や次にどうしようか考える時間もありましたので、1週間以上は、かかったと思います。

息子も結婚して、今やパパに。私は電車の形も最近、ボーと見るようになっていて、気が付くと東急電車は、四角い先頭車両ではないことに気が付きました。子どもが最初に絵に描く四角い電車だと思って、一緒に作ってみてください。

変な所もあると思いますが、参考になったら、幸いです。

 

 

 

 

 

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2017年11月 5日 (日)

Organizing ideas : ラベリング

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 小さな小物を入れておくのに、フランスのマスタード MAILLE の空き瓶をよく使っている。食べ終わったら、瓶を洗って出番を待機させておく。美しい瓶はいいのですが、何が入っているのかラベリングしておくことが大切。手芸小物は引き出しに入れており、上からのぞくので、瓶のふたの部分にDYMOテープ ライターで文字を打ち出している。

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以前に紹介した自作のスパイス ラックもこの瓶に合わせてサイズを計画し作ったものだが、瓶の側面に名前をラベリングしている。これがないと、いくら植物が好きな私も匂いを嗅いでも「あれ?」と何が何だかわからないものもあるので重要。スパイスは、ブラック ペッパー、ターメリック、クミン、コリアンダーなどよく使うスパイスは、お得な袋入りがあればそれを買い、ここに小分けしておく。スパイス ラックの記事はこちら

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ローズ マリーなど生のハーブを乾燥させて、入れているものある。最近は、黒のテープばかりを使っているが、以前は、こんな木目調のテープもあった。所詮、プラスチックなのではあるが、やはりこんなフェイクなものでもなんだか、よかった。

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家の中で、他には?と探すとあった。もう大学生の息子のLEGO ブロック。子どもの頃、レゴのClass room packなるものをサンタさんが持ってきてくれたので、たくさんある。友達がそれを知って、よく遊びに来てくれたのだが、
全部ひと箱に入れると、次に作る時に部品を探すのに時間がかかる。なので、大人のレゴ ビルダーさんもこのようにしていたのを見たのを参考に、無印の収納引き出しに種類別に入れてやった。

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といっても、あまり厳密でなくてもいいので、「あか ちいさい」、「タイア」などと、打ち出してそこに入れさせるようにした。引き出しは、ボックスのように引っ張り出せるので、結構、ちゃんとみんなで手分けして入れてくれていたように思う。

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DYMOは、つるつるした表面に貼るのがお得意だが、こんな段ボールにも使っている。どんどん積み上げた箱にも側面の見える部分につけておくと季節のブーツなど各自、自分で引っ張り出してくれている。。

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最近、これを使っている。実は、DYMO自体は初めてで、それまでは日本製のUniというテープライターを使っていた。小学校3年生の時の友達が持っていて、さんざん私の名前を打ち出したテープをくれたので、自分も欲しくてお誕生日プレゼントに買ってもらった思い出のものだった。
なんと、40年も使っていたほど、丈夫だった。テープの粘着力もすごい。先日も旧姓で打ち出されたものが出てきて、私が天国にいってもくっついているのでは、と思ってしまう。本家のものと書体は微妙に違って、以前の方が実は好きなのだが、どうも摩耗してきてので、最近買い直した。

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テープを後ろに入れて、ディスクを回し、エンボス加工するところはまったく同じ。というより、こちらが本家。

職場に持っていったら、「昔、ラケットによくこれで名前をつけていたね。」なんて声を聞いた。そうそう、そうだった。
今時、と思う方もいらっしゃると思うが、電気を使ったり、テープがはがれたりすることが、ほとんどない、ポータブルなこちらの方が私は好き。そして、発売以来、ずっと商品が存在していることに信頼をおいているものだ。


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2017年9月16日 (土)

My Favorite Chairs : Red Carp Chair

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VAGSBERG  Shell Red     IKEA

赤い成型合板の椅子、イケアで見つけた。CARPファンの息子は、早速シールを背に貼って、オリジナル椅子に。

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無印良品のロフト ベッドの下が机になっているものを使わせていたが、時々、頭をぶつけるので、ここでなかなか、お勉強しなかった・・・。(もう、大学生)

キャスターのない椅子だったため、立ち上がる時、ベッドの下に頭をぶつける、窮屈さが原因。

キャスター付きの椅子も手ごろなものを見つけようと探してはいたが、座面が布張りだったり、妙にエルゴ デザインだったりして、このパイン材のベッドに似合わないので、GO!出来なかった。

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たまたま、見つけた椅子だったが、この赤い色が部屋の中でアクセント カラーになるし、シンプル デザインが北欧デザインの流れを組む無印のパイン家具にも合った。

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時そでに遅し、という感じだが、ようやく、自分の基地としてこの一角に入り込むことが少し増えたよーな。


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2017年8月24日 (木)

Craft for Children : 自由研究の折り本仕立て

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 子どもが大学生なので、自由研究もない夏休みを過ごしていますが、小中学校の頃は、旅行から帰ってきたら、この時期、「さあ、大変!」親も自由研究をまとめ上げるのを手伝うのに大変だったことを思い出します。

写真、資料、調べた文章などを上手くレイアウトして形にしていくのに、和装本の技術である『単葉折り本』仕上げを使ってまとめていくとカチッと仕上がって良かったので紹介します。

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こんな風に紙をジャバラにつなげるので、ページを増やすことが可能。中身の画用紙は、A3判を2つ折り。

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本のようにめくっていく面と裏面も使えるので、旅行中にもらった地図やパンフレット等も本文に関係のないものも後から裏面に貼っておくことが出来て、一括資料整理にもなります。

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表紙、裏表紙を貼り付けることで、かっちりとした本のような仕上がりになります。こんな風にしておくと保管も簡単。息子と娘のものがこれ以外にも数冊あります。
これは、A4判の文集用の模様の入った厚手の表紙をつけています。

●How to make (小さいめの紙で試作したものを写真にのせています。)

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表紙、裏表紙用のA4の紙 2枚
画用紙 表紙の倍の大きさ A3 必要枚数
両面テープ
のり

カッター
カッターマット

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中身の画用紙必要枚数を2つ折りにする。

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2つ折りしたものを山折りに置いた時の紙の片端に両面テープを貼る。

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2枚目の画用紙と合わせた所が山になるようにつなげていく。必要枚数つなげる。

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文字は、方眼のレポート用紙に書いたものを貼ると、文字の大きさもそろうし、レイアウトが楽。写真、資料など両面テープやのりで貼る。直接貼りたくない時は、写真用のコーナーシールを使うとよい。

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表紙、裏表紙は、中身が最終的に完成してから貼り付ける。両面テープを使い貼り付ける。

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折り本の上下がそろっていない時は、定規をしっかりあてて、カッターで切り揃える。

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表紙のタイトルも別の紙に書いて貼るとコントラストも効いて、見た目がいいです。名前や日付なども入れるいいですね。

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完成 これは、ひろしま美術館所蔵の私の好きなピカソの息子を描いた作品 『羊を連れたポール』の絵ハガキ。

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2015年12月21日 (月)

Children's Toy : クリスマス ツリー

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クリスマス ツリーを娘が出して飾ってくれました。時々、素敵な飾りを見つけては、集めてきたので、いろいろな飾りがあります。オンパレードでぶら下げてくれました。これは、3年前ぐらいに購入したデンマークのJette Frolichさんの鳥のオーナメント。

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これは、以前作り方を紹介した原毛で作ったボンボンやフェルトで作った雪だるま。作り方こちら

この材料をセットにして子どもたちに自分の雪だるまを作ってもらった。これは、娘が作ったもの。本人いわく、「これが一番かわいい!」

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このクリスマス ツリーは、息子が生まれて、購入したものなので、20年は、経ちました。
ニキ ティキさんが販売されているドイツのクリスマス ツリー。プラスチック製だけれど、枝の作りは、本物のように作られています。今回は、株元がプラスチックの台がついているのですが、それを隠すために植木鉢を使いました。
こうやって、置くと、本物のモミノキのように見えてきました。

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ちょうど良さそうなものが、空いていたので、入れてみると、ぴったり。この台を入れこんでしまいました。

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植木鉢の下に敷いている白い円形のキルティングは、おくるみを作った時の余り布。
直径60㎝ぐらいの円形に切って、バイアステープで縁をくるんでいます。ライトのコードを隠したり、今回のように直に床に植木鉢を置くときに下敷きになって便利。

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2015年4月16日 (木)

Childen's Toy : Steiff のぬいぐるみ Love ♡

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今年の年末年始は、家族そろって、久しぶりに札幌に行きました。このところ受験生続きで、移動は控えていたので。私の楽しみは、新千歳空港にあるシュタイフ ネイチャー ワールドに行くこと。帰りの飛行機に乗る前、余裕をもって空港に行き、みんなで観ました。風景の中にぬいぐるみが置かれ、お芝居のように衣装を着たり、動かしたりと、見つくせないほど、いっぱいいて、みんな可愛かった。

クマが有名ですが、ほかの動物も「どうして、こんなに可愛いの?」と心の中でつぶやくほど、ナチュラルなやさしさにあふれています。素材にこだわり、職人さんが手で仕上げていく中で、きっと「かわいくなあれ」と願いながら作っているからだと思います。ネイチャーワールドは、最後には、息子に「ママさん、もう、行くよ!」と手を引っぱられ、去ることに。危うく、「どのこを連れて帰ろうかな?」なんて、言い出すところでした。

写真は、我が家のわんこ。娘へのサンタさんからのプレゼント。とても柔らかくて、軽く、抱えると暖かい。ゴールデン レトリバーの赤ちゃん。実家の近所にいたゴールデンの赤ちゃんの頃にそっくり。今、カタログを見ると Washable と書いてあるけれど、洗ったことはないな・・・。今度、お風呂に入れてあげよう。

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娘は、「ワンちゃんがいたらいいな。」と今でも、つぶやいている子なのですが、今のマンションでは、飼えません。最近では、ワンちゃんが帰るお家を作ってくれる人と結婚しなさい、私は言っていますが。

ある時、「大きなワンちゃんが欲しいの。」とまた、無理なことを言っている時がありました。考えたあげく、さっきのワンコのママがシュタイフのカタログにあったことを思い出し、またサンタさんに贈ってもらうことにしました。

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ママのワンコは、大きくて、娘がママワンコをまくらのようにして寝ている時代もありました。お顔がスッとしていて、さっきのおちびちゃんが成長すると、こんなに美形になるのね、って思うぐらいおとなっぽい。よく見ると、トリミングしてあるし、犬の目のまわりの黒い部分なども再現してあり、よく動物を見て作っている、と思います。動きもその動物らしい。微妙な動きを再現するための型紙作りがすごいと思います。

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Classic 1909 Bear Gold & Brown          Steiff

我が家にシュタイフのぬいぐるみがやってきたのは、テディ ベアが最初。右のBrown bear。息子が産まれる時に男の子ということで、ドイツにいた従妹が送ってくれました。

そして、娘のGold bearは、自分たちでイギリスのTEDDY BEARS of Witney から送ってもらいました。

実は自分たちに子どもが授かる前に義理の弟夫婦に赤ちゃんが産まれた際、 クマのぬいぐるみを贈ろうと探してた時、一番可愛いと思って贈ったのがSteiffの1909年のレプリカのTeddy Bearでした。Bronzeだったような。

その時から、♡です。

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2015年4月15日 (水)

Craft for Children : Kalimba

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久しぶりに出してみたカリンバ。子どもたちが小さい頃、アメリカの子ども向けの手作りクラフト キットで作りました。売られているものではなく、会社のサイエンス プログラムの中の一つとして、志のある社員によって作られたキットです。

Thumb piano (指ピアノ) とも呼ばれ、幅5mmほどの薄いスチールの板を指ではじいたり、マレットでたたいたりして音を鳴らします。び~ンといった振動音がします。

近所の方に声かけしてみんなで作る会を行いました。これは、娘が小さい頃、パパと組み立てたもの。白木仕上げで完成でもよかったのですが、ほとんどは、親が必死にねじを締めたり、作っていたので、急きょ、ポスカやマーカーを買ってきて、「お絵かきしてもいいですよ。」というと、子どもたちが楽しそうに好きな絵を描いて My Kalimba を完成させました。

大きくなった娘がドレミファ・・・と音をチューニングしようと、鉄の板の長さを変えるために、ドライバーを持って、調整していましたが、ちょっと合わない・・・。

でも不思議な音階が、だんだんどこか異国の音楽のような心地よい響きに感じられるようになり、「これも、アリだね。」と言って、ドレミ…と合わせるのをやめました。きっと、こんな風に音の響きを楽しんだのが、音楽のはじまりなのでしょう。

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キットの残りが家にあったので、写真に撮ると、こんな感じ。こんな素朴な工作キットを手作りするなんて、素敵ですよね。

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2015年4月 3日 (金)

暮らしの中のMy Work : Quilt for boy

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ん~!いったい、何年かかったのか、自分も記憶も定かではないのですが、17年越しぐらいかな、やっとパッチワークのキルトが完成しました。男の子向けのパッチワークって少ないと思い、このような、車のデザインのステンシルを入れました。

一度、ブログに書いていたので、日付を見ると、2009年でした。その時の記事はこちらステンシルについては、こちら

あれから、少し改心しまして、昨年の秋からキルトステッチを行い、冬休みには、キルトの部分は、終了。

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ステンシルの車のアウトラインにすべてステッチをかけました。

今日完成出来たきっかけは、パパが「このシャツ、もうダメ。」と前立てがほつれたうすい水色のシャツを数日前に出していたから。
・・・あれ、身頃は、きれいだから、もったいない・・・・。

数日後、「これで、バイアス テープを作って、キルトの縁をくるんでいけばいいかな。」とリフォーム アイディアが浮かんだ。そもそも、このパッチワークは、一つも新しい布がないものだから、ぴったり。

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ということで、後ろ身頃をバイアスに裁ち、幅35mmの長いテープを5m分作り、

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バイアス テープメーカーで幅18mmの両折りのバイアステープをアイロンで押さえながら、作りました。

裏打ちをもう一枚するために、古いシーツを使い、数か所、刺し子の糸でキルト、綿、裏布2枚を貫通させ、座布団のようにしっかり引き締めて結びました。

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すべての縁を切りそろえ、バイアステープの片側を表側に縫い付けました。

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裏は、ミシンだとステッチがテープから落ちて、脱線したようになるので、手縫いで仕上げるのが好きです。タテまつりで縫いとめました。

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ひゃ~!やっと完成。軽いうす掛けが出来ました。綿は、本当の木綿の綿で、布は使い古したもの。コンセプトはよいのだけれど、工期が長すぎ!子どもは成人していた!だれかが、ウトウト、お昼寝していたら、お腹にこれをかけてあげましょう。


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2015年4月 2日 (木)

Children's Toy : おままごと

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娘のおままごとの道具。自分もおままごと、大好きだったので、形や手触りが気に入ったものを少しづつ集めました。
レモンは、もっとピカピカの塗料が塗られていたのですが、全部やすりではがして水彩絵の具で塗り直しています。

木のボウルは、Williams SonomaのCezer's Salada用のカエデのボウル。厚みのある材からくりぬいて作ってあります。前からもっていたものをおままごとにおろしたもの。

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娘も、もう大きいので、おもちゃは、箱に入れていますが、出すと、昔のようにフライパンにどんぐりを入れたものをカラころ、混ぜてくれました。フライパンは、アルミ製の本物で、どこかの雑貨屋さんで見つけたもの。五徳も本物。以前使っていたコンロを引っ越しで捨てる時、もったいないから残しておいたもの。

あれこれ、役に立ちました。この五徳があれば、「どこでもコンロ!」に出来るので、おままごとをいろいろな場所でやっていました。

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実は、箱の中にプラスチックのものもありましたが、木製だけを取っておこうと思っています。どうしても、いただいくこともあり、子どもは気にしないので、一緒に使っていました。

今のプラスチック製品は、経年変化でどう変化するのか、わからないけれど、自分のおもちゃは、母が取っておいてくれたリカちゃんハウスは、すごい匂いを放っていました。悲しい。

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こんな風に、ある程度、通気性が確保できる布製の収納箱を無印良品で見つけ、使っています。

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この箱は、便利。ベルクロ テープで、組み立て。ぺちゃんこにもなります。小技が効いているのは、ラベルを入れる場所がふたの中央にあるところ。アイボリー一色で、他にもおもちゃを入れているものがあるので、見分けがつかなくなります。そこに「おままごと」とラベルをつけてクローゼットに入れています。

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