Organizing Idea : 荷作り
2002 Packing for summer vacation
子どもたちがまだ、自分の荷作りが出来なかった頃、帰省の荷作りは、頭が痛かったことを思い出します。そこで、考えたのが上の絵図。これで、乗り切りました。今でも、一人で旅行の時でさえ、頭の中でぐるぐるコーディネートを考えてしまい、らちが明かないので、イラストを描いて、頭の中を整理するのにこの方法を使っています。色や形、本当ににそれを着て、TPOに合うのか、簡単なイラストでシュミレーションして、客観的に判断できます。先日も札幌での結婚式へ出席をこの方法で乗り切りました。アクセサリーも本当に合うものを確認して準備すると、慌てない気がします。
上の写真は、2002年の夏の荷作り図。ルーズリーフの方眼が入っているものを使って、表を作りました。たての表題は、家族の名前、横には、アイテム名を入れました。下着、靴下(泊数に合わせて)、パジャマ、水着、サンダル、帽子、旅行当日の服装、バッグ、翌日からのコーディネート2~3種類 (旅先で洗濯できるかにもよる)。欄外の文字は、歯ブラシ、常備薬、メガネ、勉強道具、女の子だったらヘアー・アクセサリー、私は、コンタクト・レンズ、メガネ、化粧品、パパは、ひげそりなんてそれぞれの必要なものを書いておきました。色鉛筆で色もつけ、家族のコーディネートもこれで、確認。
子どもたちが自分の荷物を持てない頃は、旅行の時は、荷物を先に送ったりしました。宅配業者さんには、本当にお世話になりました。配送にかかる日数も確認して、欄外に前々日に「おみやげ」前日に「荷発送」、その他「水やり」「新聞」等、書いて忘れないようにしていました。
この図を描かなくなった頃、「そういえばパパの海水パンツがない。」ということがありました。子どもたちには、自分でパッキングと言いながら、パパに関しては、ノーチェックだったこともその後ありました。親も成長しなくては。
2006 Packing for winter holiday
こういう図がファイルに何枚も残っているわけですが、これは、冬用の図。帰省先の北海道に行った時のものです。よくよく息子のアイテムを見ると、雪遊び用のスキーパンツと手袋、ニット帽、そして海水パンツ。これは、北海道の雪景色を見るためにホテルを取った時、「温水プールあり」と書かれてあったので、水着を持っていったのですが、パパと息子が二人で飛び込むと冷たいプールだった、という笑える思い出話が残った時でした。お客さんが少ないのでプールを温めていなかったそうでした。あー入らなくてよかった!
子どもたちが小学校高学年頃になると、学校の宿泊体験もあるので、自分で荷作りするように。基本は、メッシュ・ポーチに下着類を入れ、化繊の軽い風呂敷にアウターを包み、ぎゅっと縛り、小さくまとめます。今や小さなトランクが日本国中、旅のお供ですが、そういう場合でも風呂敷が便利だな、と思っています。旅先でも、衣服の下敷きに広げ、自分のテリトリーの中で服を管理し、コンパクトにまとめられるから。空港で「トランクを開いてください。」なんて時もワンクッション、風呂敷で衣服が包んであると安心。愛用のものは、実家からもってきた昭和の古い化繊の風呂敷。化繊の派手なスカーフも使っています。
それから、幼稚園のバザーで買った写真の手前のブルーの服入れ。一枚しか家にありませんが、これが、子どもたちが使うのには、よかったもの。両面にファスナーつきのメッシュ・ポケットが付いていて、両面にぎっしり服を入れて、最後にくるくる巻いてヒモで縛る、というもの。
真ん中の列は、メッシュ・ポケットが3等分されているので、ここに息子などは、パンツ、靴下をセットにして押し込んでいました。見ていると、ほいほいと決めて、アウターも突っ込んで最後にぐるぐる巻いて、「できた!」と言って、にこにこ。
おかげで、彼は、その後、外国旅行にも一人で行けるようになりまして、現在は、空気を抜く透明の袋?を愛用して、アメリカ、マレーシア、インド、メキシコ、キューバに学生時代に旅行しています。現在は、社会人。コロナに入る直前でしたので、ギリギリ・セーフで卒業旅行も出来た世代。
娘は、逆に海外に行けない学生時代。いつか、行って欲しいです。ただし、私とちょっと途中下車で京都、奈良に寄ったり、温泉女子気味でもあるので、旅行は好き。好きなトランクに荷物を私よりも上手につめています。
子どもたちも自立したのとは、裏腹に「誰か、パッキングして~!」思う今日この頃の私です。
最近のコメント