Natural Beauty : 小網代の森
Koajiro forest Dec.30.2021
夜明け前に家を出て、三浦の台地から見る三日月を眺めながら、城ケ島へそして日の出。三崎で三浦大根をGETして、朝食を食べ、小網代の森に行ってみました。
駐車場は、国道134号線北上する向きで引橋付近の東側の三浦市の市民交流拠点駐車場に入れるといい。
案内図 北が下
実は、森と聞いて、「上る」イメージでしたが、ここは、入口の地点から「下る」森。
海まで小さな谷筋を辿っていくのです。
最初は、デッキ状に手すりのついた大きな階段を下っていきました。冬なので、動植物も活動が少ない時期。しかし、小鳥が「チッチッ・・・。」と鳴きながら木の枝の上の方でを飛び移っているのが見えました。
一通り、斜面を降りた頃に南側(北向きの崖)にシダが繁茂していました。やはり、三浦は暖かいのだなと思いました。
水がしみ出してきて、足元には、工事の足場板が敷かれていました。
この谷筋の崖面。この崖は残って、足元の地形はえぐられてきたことになります。鎌倉のお寺に裏山のやぐらを彫っているような地質とは、色が違う。
そして、歩いていくと、ススキやガマや昔、「ジュズノキ」と言って、実を集め、ネックレスを作ったジュズダマなどが茂る平原へ。
そしてその先には、海。こちらに向かってくる流れ。
海が葦原に注ぎ込んでいます。
浜近くに寄ると、入り組んだ湾の浅瀬に透き通った明るい色の海水が流れ込んでくる様子が清々しい景色。
この暗礁を見ると、城ケ島の南、西側や三浦の西海岸で見られる海底で堆積した泥岩や凝灰質砂岩などの層が縞状の姿を見せている景色と同じ。
プレートの移動の力で押し上げ陸地になったり、ひび割れ断層が入ったり、弱い所が浸食され、現在の形になってきた。今も動いている。
帰り道は、昔からの尾根道。
そして、畑。ここは、どうして、畑に出来るのかな、と思っていましたが、さきほどの海岸で見られた三浦層群の上に後の時代、富士山、箱根のあたりから降った火山灰が堆積したもので、関東ローム層になっているそうです。
隆起して陸地になってから堆積したそうで、それは9万年前なのだそうです。
ん~まだ謎はあるのだけれど、今日はこの辺にしておこう。
和田のあたりの国道134号から和田城址にいくあたりで坂道を上がるのだけれど、あれは、内陸部分がくぼんだということなのかな。
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