2019年7月21日 (日)

季節のBlooming flower : えんじ色のダリア

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Dahlia Cav.                 July.20.2019

昨年の秋にポット苗で購入したダリア。モリモリ咲いてきました。えんじ色ですが、先が白くなっていくのが、おしゃれでしょ。

昨年秋、寒くなるにつれ、地上部が枯れていきました。メキシコ原産なので、低温化では、休眠します。

芋のような塊茎と呼ばれるものが土の中には、残っていたので、掘り起こして保存しておきました。といっても鉢皿の上にのせていただけですが。

それを春が訪れたころに、とりあえず小さな鉢の中の土に埋めておくと、発芽し、茎葉が出てきました。

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Petunia、Dahlia                June.5.2019

ペチュニアと寄せ植えにすることにして、大きな鉢に植え込みました。この時は、まだあまり大きくなかったのですが、今やペチュニアが負けそうなくらい葉や蕾を茂らせるまでに大きくなっていきました。

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今やこんな感じ。

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最近の日照不足な中でもどうにか、蕾をたくさんあげてびっくり。

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一本の茎に四方八方に花茎を伸ばすので、南の太陽に花が向いて咲き方ではありません。

それが、日照不足のせいなのか、ダリアの習性なのか…これから観察しながら知っていこうと思います。

取りあえず、立派な生長をしているので、うれしい。

ちょっとうどん粉病が出ているので、今日はスプレー式の薬剤を散布しておきました。

 

 

 

 

 

 

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2019年7月 1日 (月)

季節のBlooming flower : Holly hock 2019

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Althea rosea                                           June.15.2019

子どもの時に住んでいた場所の花壇にタチアオイが咲いていました。遊んでいると、近所のおじさんがこのタチアオイの花びらを一枚取って、付け根の厚みのところをはいで、ねとねとした粘液を利用して、鼻につけ、「ニワトリ!」ってやって見せてくれました。

しばらくは、この花が咲いている頃は、毎年、そんな遊びをしていました。

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高さ2.5mぐらいは生長しました。現在は、咲き終わり、昨日株元からカット。

今年の花は、終わり。こぼれ種を周辺に振りまき、いつの間にか、場所を移動しながら、成長しています。

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この中心が赤くグラデーションしている所が、好き。

洋風なイメージですが、万葉集にも詠まれているタチアオイは、少なくとも奈良時代には日本で見ることができたよう。原産は中国や中近東当たりということなので、シルクロードを伝わって、種の大きなタチアオイは、日本に持ち込まれたのかもしれない。

日本の絵画の中でも桃山時代から江戸時代にかけての襖絵や屏風絵にも描かれているのを時々見かけます。

逆円錐形にすっと高く伸びた姿や大ぶりなシンプルな花、葉の形も五裂で形がいいので、「絵になる植物」として昔から愛されてきたのでしょう。

私は、子どもの時の思い出とともにこの植物は好きですが、時々、拒否反応を示す人もいます。

不思議な魅力のタチアオイ。

 

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2019年4月 5日 (金)

季節のBlooming Flower : オオシマザクラ

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Cerasus speciosa                                                  4.April.2019

実生で育ったオオシマザクラ。今年は、ずい分花が咲きました。この桜のことを書いた記事はこちら

たぶん12年生。

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青いサクランボの実を植えたら、発芽。ひょろひょろ伸びてきた小さな若木は、ちゃんと桜の葉の形をしていました。ちゃんと紅葉、落葉しながら、翌年には大きくなったな、と思いながら雑草として抜かれないように見守っていました。

3年ぐらい経った2010年10月にこの場所に植えました。葉だけ広げる時期を繰り返しながら、開花するのを毎春待っていました。

3年前から花を少しずつ咲かせるようになり、今年はもう人間でいったら、中学生ぐらいには、なったような咲きっぷり。

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こちらが親木。ソメイヨシノよりも少し早めに咲きます。

かなり、枝が折れたりしながらもこの場所でたぶん50年ぐらいは経過していると思います。

いのちをつなげようと地際からひこばえを出すので、かなり樹としては、老年期だと思います。

この実がちゃんと次世代を作り出したということをこの目で確認できて私は嬉しいです。

 

 

 

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2019年3月15日 (金)

季節のBlooming Flower : オオカンザクラと『奇想の系譜』展

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Cerasus × kanzakura 'Oh-kanzakura' 10.March.2019 at Ueno Park

上野の東京都美術館にて行われている『奇想の系譜』展へ行ってきました。美術史家の辻 惟雄氏が雑誌『美術手帖』に1968年の7月号から12月号に連載した原稿に手を加えて出版された本『奇想の系譜』で紹介された江戸時代の絵師の作品を一堂に展示したのが今回の展覧会。

村上龍氏が辻先生のこの本に影響を受けたことを紹介していたことから。私も読んでみたいと思い、東京国立博物館の書籍部にてちくま学芸文庫より再出版されていた文庫本を入手したのが4~5年前。

タイトル通り、一癖、ふた癖ある江戸時代の画家が紹介されていました。今回、その本の白黒写真を見ながら、それぞれの特徴をイメージしていた本物の作品が見れるということで、行ってきました。

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 上野公園では、早咲きの桜が数種類咲いており、それを見ながら、美術館へ。写真のオオカンザクラは、染井吉野よりもピンク色が濃く、下向きに房咲きに咲いていて、とても可愛い。

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大島桜と寒緋桜との交配種らしいです。大島の花の大きさと寒緋桜の下向きの花つきの様子を受け継いでいるよう。

 『奇想の系譜』展の印象は、岩佐又兵衛の緻密な筆さばきに驚いたこと。武士の家に生まれながら、信長との戦いで敗れた家の子で素性を隠して育った又兵衛。昔、NHKのドラマで平賀源内が出てくる時代劇がありましたが、又兵衛がその中で浪人のような風貌で絵を必死に描いていたことを覚えています。本物の又兵衛の絵は画業への執念を感じるものだった。

それから、狩野山雪について。本を読みながら、狩野派の中でも王道が出尽くした後の別の表現を求めてあえて、奇妙な構図を取り入れた画家ととらえた画家でした。ルネサンスの終わりの方で、マニエリスムが生まれたような流れに似ているのかな、と思いながら知った絵師。

展覧会には『梅に山鳥図』襖絵がありました。本物を見ると、それほど、変わっているようには感じませんでした。

それは、自分が自然の中で実際の梅の古木を見ると、結構、倒れ掛かった枝にも脇芽を伸ばし、そこに花を咲かせる梅を見かけることがあるからです。

本当は日本の土地に合っていない「生きにくさ」を感じる梅。枝を深く剪定されながらも細い枝を出し、花を咲かせようともがいているようにも見えます。あたりがまだ寒い時期に花を咲かせていく姿も外来を感じさせる季節を取り違えている様子。その梅の違和感のある姿をそのまま描いているように思えました。

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2019年2月18日 (月)

季節のBlooming Flower : ミツマタ

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Edgeworthia chrysantha

和紙を作る材料として、子どもの頃から名前は聞いていたミツマタ。数年前よりこの時期に咲いているのが自分でもわかるようになってきました。寒い時期ですが、いい香りが漂っているので、あれっと見まわすと、ミツマタが咲いている!ということが幾度となくありました。

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立派なミツマタの木がありました。こんなに大きいものは、樹齢何年なんだろう。
ミツマタの名前の通り、枝先が三つに分かれて、その先端に花芽を持ち、現在、開花し始めていました。

地味な感じですが、山吹色の花を咲かせています。小さな花が全体に開いていきます。また。蕾は、シルバーグレーですが、起毛している所が、なんだか見ていて、暖かい気持ちになります。香りがいいのは、ジンチョウゲ科であるということで納得。

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2018年9月22日 (土)

季節のBlooming Flower : Rain lily

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Zephyranthes candida           ヒガンバナ科タマスダレ属  ゼフィランサス

日本では、タマスダレと呼ばれているゼフィランサス。古土を植えこみに入れた時に、まぎれていたのか、ポツリポツリと咲いていたのを放置していると、だんだん球根が増えてブーケのように群生して咲くようになりました。

子どもの頃、幼稚園に行く途中にこの花が敷地の外側に群生して咲いている大きなお家があって、実は、つんで、ブーケにしていました。でも茎には毒があるので、今から考えるとやってはいけないことでした。

今回、花柄を摘んでいると、子どもの頃の記憶がよみがえりました。

そのお家には、白い大きな秋田犬が2匹いて、時々、子犬を何匹か産んでいて、すごく可愛かったことを思い出しました。白いゼフィランサスと白い秋田犬は、私の中でセットの記憶となっています。

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場所的にもちょうどいいので、そのまま放置。高温のあと、雨に当たると茎をのばして花を咲かせるから、Rain lily と呼ばれるようです。

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Zephyranthes carinata

こちらも一度、球根を購入したものを木のプランター植えていたら、どんどん増えていきました。

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こちらは、鱗茎がある程度、間隔を開けて出来るので、花もぽつりぽつりと咲いています。
ほとんど、水を忘れて乾燥させても、思い出したように潅水すると花をいつのまにか咲かせています。
初めは、あれ?この間、水をやったから咲いたのかな?なんておぼろげに思っていると、本当にそのよう。

原産地の気候と似た条件になれば、何度も1年の間に開花できるわけなのです。


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2018年9月 9日 (日)

季節のBlooming Flower : ムクゲ Rose of Sharon

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Hibiscus syriacus'Momohanagasa' アオイ科フヨウ属ムクゲ 花笠

ベランダの鉢植えで育てている槿(むくげ)がぽつりぽつりと咲き始め、酷暑のあとの初秋の風が吹く中で、安らぎを感じさせてくれています。2008年、苗木で購入し、鉢栽培で育てています。

娘もこの花を見ては、「可愛い、かわいい!」と気に入っている様子。風で花が落ちたのを小さなガラスのエッグ スタンドに活けてテーブルの上に置いておいてくれたり、大事にしてくれている。

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現在、かなり葉も茂り、つぼみもいっぱいつけて、調子がいい。冬を越えて、暖かくなり出したら、土を替えてやったり、やらなかったりとバラに比べると、結構おおざっぱに育てています。

花芽は、その年の春から秋にかけて伸びた枝に作られるので、鉢栽培であまり大きく枝を伸ばせない場合は、春のスタートで短めに枝を剪定させるといい。

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インド、中国が原産で、中近東でも見られるそうです。

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Package design by KAMA

KAMAのNight creamのパッケージデザイン。きれいで捨てられないで持っていますが、ここに表されている植物がもしかしたら、ムクゲかも、と今思うようになりました。

葉の形が似ているのが決め手です。日本でのムクゲの存在は、夏の花というワンシーズンの植物として扱われていますが、年中気温の高い熱帯、亜熱帯では、開花期も長く、それだけ人々に親しまれている植物と考えられます。

紀元前にまとめられた旧約聖書の中で「シャロンのバラ」と呼ばれている植物がムクゲであることからも、人々に愛され、意匠のモチーフとして使われることもあるのでは、と思っています。

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2018年8月25日 (土)

季節のBlooming Flower : ターメリック

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Curcuma longa Aug.16.2018  in Monet's garden ,Kochi, JAPAN

高知県北川村のモネの庭で関東では見慣れない植物を見つけた。明るい黄緑色の大きな葉が元気に茂り、茎の中で白からピンク色に色づいたランの花。

これは、もしかして「ターメリックの花?」と瞬間的に思い、検索してみると、そのよう。前日に夏の大雨が降った後で、地中海原産の植物は少々、うなだれているようにも見えるなか、このターメリックは、つゆを浴びて、いきいきとしていた。

やはり、気候、土壌にあった植物が生長している姿は、美しい。インドから東南アジアに生育するショウガ科の植物で、気温20~30℃、多雨の地域で生育。南国土佐にあった植物。

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最近、娘がいろいろと体にいい食べ物やら、肌に良いものなど情報を集めるのが好きで、ターメリックもその一つ。スパイスや染料に昔から使われてきたことは知っていたけれど、これを肌に塗るというのもインドの古典医学のAYURU VEDAでは、行われてきたようです。

ターメリックは殺菌や炎症を抑える効果、アンチ エージング効果があるので化粧品、日焼け止めに使われているそうです。(KAMAのページより)

インドの女性でアメリカで活躍している女優さんもおばあちゃんから伝わるレシピとして肌の色を明るくする美容目的でヨーグルトやココナッツ オイルと混ぜて顔に塗るパックとして紹介している記事も娘に見せてもらいました。

そこには他にサンダル ウッド(sandle wood)の粉も混ぜているようで、「どこに売っているのかな」、なんていうようになり、父が香道で持っていた白檀の木くずを貰っていたので、それを細かくして、顔に塗る???なんて、ことも考えてみたりしましたが、肌を傷つけそう。

息子がインドに行ったときにガイドさんに勧められて購入したというお土産のハンド クリームのメーカー KAMA社のサイトを探してみることにしました。

すると、あったあったターメリック(クルクマ)もサンダル ウッドも入った洗浄剤が作られているのを発見。

他にニーム、アーモンドなども入ったものがこの粉。これは、マスクではなく、洗浄剤なので、水やココナツ オイルなどと混ぜて皮膚をマッサージしながらしみこませ、水で洗い流すというもの。

洗ったあと、乾燥しなくてすっきりと皮脂汚れを落としてくれます。

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2017年11月25日 (土)

季節のBlooming Flower :カメリア サザンクワ ゛富士の峰"

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Camellia sasanqua cv.' Fujinomine'   Nov.19.2017

マンションの山茶花。咲いています。樹々の紅葉、落葉とどんどん冬景色になっていく中で、ダーク グリーンのつやのある葉の中、透けるように白い花びらが幾重にも重なるこの花が咲いた。なんだか、ばたばたとした日々を過ごした後の、この姿にすーっと深呼吸し、自分を取り戻せたような安らぎを感じた。

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植えつけられた時よりもぐんと生長し、立派な枝ぶりになった。植え付けられた時の写真はこちら

いい造園さんが入ってくれるようになり、のびのび、花をしっかり咲かせながら、樹形を整えてくれ、立派になった。

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東日本の沿岸部と西日本の潜在自然植生は、常緑広葉樹林体。照り葉のヤブツバキ(Camellia japonica)。これと同じ属にあたるサザンカもまた。このあたりの土地に合っているものだ。このようにしっかり根をはる土地本来の植生は、火災や地震の際にも延焼を食い止めたり、家屋の倒壊をとどまらせたりする。これは、宮脇 昭氏による『鎮守の森』という本で知ったことなのだが、阪神・淡路大震災の際に、このような考えで、宅地開発の後、植林された地域では、被害が樹木によってが回避されていたということだ。

ツバキなどは、公園でもよく見かけ、地味な樹木で、東日本以西の人から見れば、目新しいものは何もない。
珍しいものに人は目を奪われ、植物もブームがありけれど、どこか、合わずに、突然枯れてしまったりする。そんな植物は、見ている方にも痛々しい。

けれど、このサザンカのようにひっそりとしっかり生長している美しさを持っている樹木は、霊気さえも漂わせているいるかのように魅力的だ。

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2016年8月29日 (月)

季節のBlooming Flower : タカサゴユリ

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Lilium formosanum  

数年前から、帰省する度に斜面の法面などユリの花があちらこちらに咲いて、ちょっとびっくりしながら眺めていた。母に名前を聞くと、「タカサゴユリ」と教えてくれた。古風な名前がついているが、昔、母が育てていた鉄砲ユリとは、どうも違う。花の外側が赤紫。高さも高い。葉が細い。葉の色が深緑などなど、私のテッポウユリとの違いはこんな感じ。

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                                                      Aug.15.2016

これは、東海道線の線路わきで咲いていたもの。とにかく、繁殖力がすごい。はじめは、誰かが植えたのかな、とも思っていましたが、「これは、勝手に生えているんだ。」と今年は西日本、関東でも見かけたので、そう思った。

ということで、調べてみると国立環境研究所のページが一番上に上がっていて、『侵入生物データ ベース』に載っていました。東北以北には、まだ見られないようですが、侵入地は、その他の日本各地全部。

『ホソバテッポウユリ、タイワンユリともいう。(台湾固有種)
生育環境、荒地 道端、堤防・・・。風媒花、自家受粉可、種子を大量に風散布。

花がきれいでなかなか駆除されない。』これです。人間がきれいだと思っているので、広がっているのですね。テッポウユリとも交配したシンテッポウユリなるものもあるようです。

夏の花の少ない時期に遠くからも白い花がきれいなタカサゴユリ。こんなに北上してくるのは、温暖化の影響でしょうか。


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