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2025年5月12日 (月)

Creating Garden : 日陰の小さな植え込み vol.4

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BEFORE                              May.4.2025

 春先から5月にかけて、マンションの建物東面の右側のクルメツツジが今年も数本、枯れこんでいることがはっきりわかってきました。枯れた木を抜き、地面に繁茂しているカタバミやドクダミの根をできるだけ取り除くように抜いていくと、ずいぶん寂しくなってしまいました。

緑の流れを右側にも作りたいと思いながら、手持ちの植物の配置転換を考えて作業。

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Juniperus squamata ’Blue Carpet’

シラユキゲシの葉陰ですっかり見えなくなってしまったコニファー ’ブルー・カーペット’を右側に植え替え。枝先の色の違う部分が今年伸びてきた部分。雨が降っているときに日陰の庭を見ると、雨粒がとてもきれいです。

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Athytium niponicum 'Metallica'

葉色の珍しいニシキシダ ’メタリカ’も移動させました。メタリカは、日本にも自生する品種で、暑さ、寒さにとても強いそうです。昨年から植え込み、冬は地上部が枯れこみ、春になって、昨年の4倍ぐらいのボリュームになっています。

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Ligustrum sinense 'Variegatum'

クルメツツジが建物の角で枯れこんでしまった場所。樹高60㎝ぐらいあたりが、ぽっかり抜けてしまったので、挿し木苗で小さなポット苗で買って15年ぐらい育ててきた斑入りのセイヨウイボタノキを地植えすることにしました。鉢植えの管理もできるだけない方が楽。葉の形、樹高など溶け込んで見えました。小さな白い花を咲かせます。

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 Hydrangea paniculata ‘Limelight’ 

そして、もう一つぽっかり空いてしまった場所に「何がいいかな」、と園芸店をのぞいてみると、ノリウツギの鉢植えがありました。たぶん。昨年から置いてあったポット苗で春先、旧枝を春先カットして分岐して花芽が上がり始めたもの。

このような花芽が動き出している苗は、今植え替えると根の成長が始まり、花が上手く上がらないかもしれません、地植えにするのを迷いましたが、プラ鉢に入って窮屈そうなので、つい植え込んでしまいました。どうだろう。

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AFTER                      May.12.2025

クルメツツジは、かろうじて残っているものもありますが、相当弱っています。ノリウツギはここで土や日当たりの様子が合えば、代わりに大きくなってくれるだろうと期待しています。

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北面沿いのクルメツツジも2か所枯れて、抜きました。ここは、枯れた原因が夏の高温、乾燥もあるけれど、電気工事で植木を掘り返された後、根付かなかったのが原因。丸の部分に2022年9月にハンギング用に購入した苗を終わった後、鉢植え育てていた植物を植えてみました。

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Scutellaria javanica 'veranda'

中米原産のシソ科タツナミソウ属 スクテラリア ジャワニカ。名前が本当に覚えられないけれど、丈夫であることは確か。2022年9月、秋のハンギング・バスケット用に購入。ハンギングから鉢植えに植え替えると花が咲かずにいましたが、あきらめないで育てていると昨年、やっと濃紫の花を咲かせた小低木。この品種は、特に、暑さにも寒さにも強いようです。残っているクルメツツジの高さ、葉の形とも違和感がないので、今のところはOK.

植え込みには、赤玉土にバーク堆肥を混ぜたものと元肥になる有機質肥料をそれぞれ入れて元の土と混ぜています。元の土は、目がつまって、泥のようになり、石ころがあちこち入っているような土でした。少しは、水持ちのよい生きた土になってもらいたい。

今後の様子をそれぞれ観察していきたいです。

 

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