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2024年7月21日 (日)

Organizing ideas : 充電用の小さな棚

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LEVLA レヴラ 28×9×21㎝ designed by Hanna Klarqvist    IKEA

 充電用のコードがあれこれ増え、カウンターの上に置いていたら,かなり場所を取られてしまうことになっていました。先日、IKEAに行ったら,気になっていたスマホの充電用の木製ラック LEVLA レヴラ がSaleになっていました。取り付ける場所も決まっていなかったのですが、ダメ元で,購入。製品の組み立ては、イラスト付きの手順書で、簡単に組み立てられました。

我が家は家具やフローリングの色がブラウン系なので色は合うのですが、スイッチ・プレートの高さぐらい(床上120㎝ぐらい)に当ててみると動作的にはいいのですが、焦げ茶色のせいか、重々しい存在感が気になりました。でも,スマホ関係の充電機器の場所を壁を移動させると、カウンターをまた広く使えるのであれこれ考えた末、カウンターの下、ゴミ箱のふたが空いた時にあたらない所に取り付けることにしました。

ここには下地の木材はなく、石膏ボード自体にネジで取り付けとなるので,買い置きのアンカープラグを使うことにしました。

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①水平器で傾いていないか,確認し,穴の位置に印をつけ,アンカープラグを埋め込み。

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②手持ちの長さが板,石膏ボードを通ってアンカーに収まりそうな長さのねじで止めつけ。 

③ゴミ箱の上のスペースに収めました。底に付属のヒートンをつけてみましたが、各種のコードを全部ぶら下げると、煩雑な感じがしたので,手持ちの真鍮ヒートンを正面2カ所に取り付け,そこにコードをぶら下げると、ブラウンの色の中に納まり,少しは気にならなくなりました。

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④その他のコード類もバラバラしていましたので、昔に作った帆布にマジック・テープをミシンで縫い止めたもので、包み込んでまとめました。

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いつのまにか生活の中での必要スペースになったスマホの充電コーナー。壁面利用もあったということをこの製品を通して気づかされました。この手の情報機器まわりの製品には、直線的なデザインが多いのですが、あえて側板に曲線を入れているデザインや無垢材の素材感、アンティークな焦げ茶色を使っている点は、ヨーロッパ的なセンスを感じました。Thank you, Hanna !

 

 

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Maintenance : 奥まつり縫い仕立ての裾上げ

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 自分のズボンは、買ってすぐには、例え無料でも裾上げしてもらわないことがほとんど。コットン製だと必ず2回ぐらいは洗濯して縮ませてから、自分で裾上げします。ウールの時も家で履いてみて、シングル、ダブル、どちらかにそのデザインに似合う方を決めてからゆっくり仕上げています。

娘が自分で服を買うようになって、ジーンズを買ってきて、一度洗濯した後、私が裾上げしてやらなかったので、お直しのお店に出したよう。その引き取りを頼まれて行くと、3000円もかかりました。しまった、そんなにかかるなら、私がやってあげれば、よかった、と反省。ウォッシュッドの黒いジーンズでステッチは赤。赤のジーンズ用のミシン糸は家にはなかったので、それはそれで、よかったのだけれど。

てな感じのことがありました。先日、またまた、娘が一見、高級なサマーウールのような、リサイクル・ポリエステルという素材のパンツをセールで買ってきました。今度は、ちゃんとやってあげようと思い、ミシンで縫ってしまわずにきちんと手縫いで表に響かないような、「奥まつり縫い」にして仕上げてやりました。

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①まずは、履かせて、裾上げの位置に折り上げまち針。そして、その折り山を黄色のしつけ糸でぐし縫い。そうすることで、裾を伸ばした時もどこが裾上げ線なのか、わかります。ひと手間だけど、針と糸でしかできない目印。

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②それから完全三つ折りに出来るほど、生地はあったので、二つ折りした時の布端が①の裾上げ線にかかる位置で布を断ちました。

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③折山にアイロンをあて、生地を整えます。まち針を折り幅の半分くらいの所でぐるりと留め、裏から見た時の縫い代の際、5㎜ぐらいのところをしつけ糸でぐるりとぐし縫い。

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④手縫い用の同色の糸で、端から5㎜の縫い代を外側に折りながら内側の縫い代の布を2㎜ぐらいすくって、5㎜くらい左の向かいの内側の布の縦糸1本を右から左にすくい、5㎜ほど進んだ手前の布内側1枚をすくう、ということを繰り返していきます。出来たら、しつけ糸を引っ張らないように所々で切ってから、引き抜いて、出来上がり。

こうすると、表に見える糸は、少しで、裾に平行にぐるりと縫い止められます。裏は、縫い糸が内側に隠れるので、脱ぎ着の際に擦れることが少なく、引っかけたりしないので、裾がほつれたりしにくい仕上げとなります。

この方法は、ていねいな裾上げの方法。結婚前の4ヵ月だけ、洋裁学校に通った時に教えてもらった裾上げの方法。その時、自分のWedding dressを作らせてもらいました。

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2024年7月 6日 (土)

Visiting a garden : 北海道大学植物園

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Botanic Garden, Hokkaido University          Jun.28.2024

 6月の末、結婚式があったので札幌に行きました。札幌に行くのは、いつも年末年始の頃で雪の中。今回は、大通り公園のバラ園を見て、北大植物園へ行きした。閉園までの時間が40分間でしたので、受付にあった『見ごろ情報』を頼りに回りました。

灌木園の場所には、花が咲いているものが多いようなので、巨木に囲まれた誰もいない散策路を地図を頼りにざくざく歩いていきました。

園芸品種では、名前を知っているなと思ってもここにあるのは、原種のものが多く、森の中でひっそり咲いているのをひとり占め状態で鑑賞できました。

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Hydrangea serrata var. yesoenisis

特に、印象に残ったのは、エゾアジサイです。鎌倉の明月院のアジサイを初めて見た時、品種を調べていたら、ホンアジサイ(ガクアジサイ)とエゾアジサイの交雑から生まれたということを知りました。そこから、「エゾアジサイ」は、開花しているのをなかなか見れないだろうな、と思っていたアジサイなので、今回、見ることが出来て、とてもうれしかったのです。とても美しい水色をして、楚々と咲く姿が気高く心に残りました。明月院に行った時のブログはこちら

今年の2月、サッポロっ子としては、珍しく2月5日の関東で雪が降った時に脚を滑らせ、足首を骨折してしまった主人は、あまり散策できずに建物付近にいたので、この写真を見せると「そこらで咲いているアジサイとどこが、違うの?」と聞いてきました。

「う~ん、葉っぱに艶がなかったよ。きれいなブルーなんだよ。」と言うと、「もっと、牧野富太郎みたいに言ってよ。」と朝ドラをしっかり録画してみていて、セリフもちゃんと聞いていたのか、難しいことを言ってきました。

植物好きな私としては未消化な感じがずっとしていて家に帰ってからも、写真を見て「葉っぱの先が尖っていたなー」とか、「葉っぱはセイヨウアジサイよりも薄かったよ。ダーク・グリーン!」と追加コメントを言ったりしていました。

そして、少し盛りを過ぎた職場で咲いていたセイヨウガクアジサイを見つけ、じっとエゾアジサイと比較するように見ると、装飾花と呼ばれるガクの部分の形がエゾアジサイは、「尖っている」ことがわかりました。厚みも薄い、ダブル装飾花ではなく、シングル、花序の大きさは直径12~13㎝ぐらいかな、とか。

エゾアジサイは、葉も装飾花も先が尖っている(余談ですが、園で見かけたエゾリスの耳も尖っている)ので、なんだか、野生の気品を感じさせる植物のように見える、と私なりに「植物の色、形の違いによる美を感じさせる要素」なるものを整理しました。これは、主人には、もう説明していませんが。

とにかく、この出会いは、貴重なものでした。

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Ribes sativum

近くに実をつけていたアカスグリ。思わず、誰もいないので、指でつまみたくなる程、つやがあり赤くなった実をつけていました。

祖母は、札幌の女学校に行ったので、高齢でベッドで寝ていた頃、側にいると「札幌で食べたクロスグリのジャムが美味しかったのよね。」という話をしてくれました。子どもの頃、そんなものを食べたことがなかったので、札幌ってなんてハイカラな所なんだろうと想像を膨らませていたことを思い出しました。

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Ulmus davidiana var.japonica

また、ハルニレの森では、「自生していたハルニレの樹々を残した。」という説明を見て、祖父もこの場所に立ってこのハルニレを見たかも、と思い、調べてみました。樹齢150~200年ぐらいということで、明治時代に札幌農学校の林学科で学んだ祖父は、この植物園で学んだことは間違いないと思いました。卒寿を過ぎた自称 ”元祖 山ガール” の母にこのハルニレの森の動画を送りました。

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Sahalin Husky ”Taro”      

そして縁のあるもの最後にもう一つ、南極観測に連れて行かれたタロウの剥製が展示されていました。東京国立科学博物館で南極展が開かれた時、タロウもジロウも並べられて展示され、父、夫、息子と見たのですが、それ以来、タロウは、久しぶりの対面でした。

南極から戻ってきてから、ここで飼育され、余生を過ごし天に召されたそうです。タロウは、私の父が南極で実際、「エサをやったよ。」と話していた犬で、南極で生き抜いたそのたくましい話は、聞いたり、報道されたり、映画化もされたた犬でした。

父が世話をしたというタロウは、アパート住まいで犬が飼えなかった私にとって唯一、身近なワンちゃんとしてとらえていた犬でした。

父は、その後、私がアルバイト先の部長さんから譲り受けた犬を飼うようになってからも「犬は犬。人間のように甘やかしてはいけない。」と言って、接していました。今のようにワンちゃんを子どものように飼う姿には、相容れないものがありました。

そんなこんなの北大植物園。ここを歩きながら、「進路選択を誤った。北大農学部に進学したかった。」と来年還暦を迎える私は、正直に思いました。

札幌生まれの主人と結婚することになって、初めて北海道の地を踏み、帰省の際に訪れる場所となった私ですが、それだけではない祖父、祖母の時代からの縁をこの土地は持っていることを改めて感じさせてくれた北大植物園でありました。

 

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