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2024年5月30日 (木)

The Roses : ホワイト・ドロシー 2024

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Rosa ’White Dorothy’ Wichurana rambler  Cant, Britain, 1908

ランブラー・ローズのホワイト・ドロシーは、2006年にお友達からもらったものでした。このバラも今に至るまで、猛暑、水切れ、いろいろありましたが、枯れずに今に至り18年間育てていることになります。2022年の開花の様子はこちら

毎年、花が終わった後、枝をばっさり株元から切るのですが、その前後には翌年の枝が元気に伸びてきます。冬までに5mくらいある支えなければ地面に這って伸びていく枝を延ばして行きます。それを春先花を咲かせたいに誘引して萌芽を待つような感じで育ててきまし

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                       March.22.2024

   今年は、昨年までの使っていたトレリスを老朽化のため廃棄したので、冬場にどこかいい場所はないかと大きな鉢に入っているこのバラの位置をあれこれ悩んでいました。こうなるだろうとイメージしながら最終的には、目隠しにもなるフェンスに誘引。

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                        May.25.2024

どうにか現在雪玉のような花をしぜんに ポンポン咲かせて風に揺れる景色となりました。

開ききる前の時、中心がわずかにピンクがかる所が、かわいい。咲き進むと、花びら反り返り、球形の花が房咲きになっていきます。

 

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2024年5月20日 (月)

The Roses : アカデミー・ドルレアン 2024

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Rosa ’Académie d'Orleans'  HM  J.Rateau. France, 2014


 昨年夏、マンションの共用部で育てていたバラ ’アカデミー・ドルレアン’ の支えとして使っていたトレリスを老朽化のため、解体しました。このバラは、2016年に国際バラとガーデニング・ショウにて新苗で購入したもの。

それから、大規模修繕工事が始まったので、場所を移動して、なんとか越冬。幾人かの方に意見をいただき、戸境フェンスとの遮蔽効果も生まれる場所に地植えしました。土の状態は、元は低木のクルメツツジが一面に植えてあったコンクリート・ブロックで囲んだ花壇場所ですが、乾燥しやすく枯れこんでしまった場所で後から自然に生えたオリヅルランが繁茂しているような場所。いざとなれば、ホース潅水も可能な場所なので、以前のコンテナーで育てていた時よりは、水やりは楽になりそうです。

3月ギリギリ、大きな穴をなるべく深く掘り、バーク堆肥や赤玉土、くん炭を混ぜ込み、苗を植えました。

どんな景色になるか楽しみでした。

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毎年5月、園芸の大先輩から頂いたジャーマン・アイリスが咲くのですが、その紫とちょうど、補色の関係になる黄色のバラが時期を同じくして奥で咲き始めした。ちょっとイメージはあったけれど、見たことはないものを見れたという感動。バラはアイリスよりも花期が長く、今も咲いています。

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近寄って見るといういよりは、全体の茂り、さわやかなレモン色を5月の景色の中楽しむ、といった感じで見れます。

前のコンテナーに入っていた時より、自由に開花し、風に揺れ花びらを土の上に散らせています。

これでよかったのだと思っています。

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The Roses : ムーン・ライト 2024

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Rosa ’Moonlight’ Hybrid Musk Pemberton, Britain, 1913

 2021年の晩秋、一代目のバラ ’ムーン・ライト’は、枯れてしまいました。数年前から株元から新しい枝が出るのが少なくなっていき、樹勢がなくなり、最後は、カイガラムシがつくようになり、枯れていきました。我が家のベランダ・ガーデン史の中でも「旅行から帰ったら、自動潅水器の水が出ていなかった事件」でもこのバラは、残ってきたのでした。

1997年に新苗で村田バラ園さんで購入してから24年間育てました。それから、代わりのバラも考えたのですが、娘が「あのバラが好きなんだよね。」と赤ちゃんの時から、見慣れてきているムーンライトを再び植えてほしいと言ったので、2022年、新苗をバラの家さんから購入して2代目として、育てていました。

昨年は、大規模修繕工事があり、このバラをベランダから下に運びました。さすがに主人と二人がかりでベランダから室内へ運び、床の上に古いバスマットをひっくり返して置き、その上に鉢を置いて、マットを引っ張っていくとすーと運べました。後は、台車で。

大型の鉢は、屋外に置けたので、昨年の秋は、しっかり光合成させてもらって、枝葉を茂らせ、年末にベランダに戻しました。

2月に行った作業については、こちら

今年は、枝が長く伸びているものが多く、久しぶりにオベリスクの上部にも誘引できましたので、花も上の方で見られそうだと期待していました。

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そして、ポツリポツリで開き始め、1週間近く満開の状態を楽しめました。その間、赤ちゃんを連れた息子夫婦も帰省しましたので、バラの咲いているベランダを新しい家族とともに眺め、楽しむことが出来ました。

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ここに住んで最初から、同じ絵を描いて、今もそのイメージを追い求めています。人生、長いようで短く、やれることは同じことの繰り返し。でも、こうやって、新しい家族も加わってくれることに喜びをかみしめている今日この頃です。

 

 

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The roses : ジャクリーヌ・デュ・プレ 2024

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                         Apr.24.2024

Rosa ’Jacqueline du Pre’ Shrub Rose Harkness, UK 1989

 もう少しで桜の開花の知らせが聞こえてくる頃の今年3月、仕事帰りに寄れる園芸店で「やっぱり、買おう!」と思って、持ち帰ったバラ ‘ジャクリーヌ・デュ・プレ‘。きれいな咲き方で、ベランダで4月下旬、一番早く咲き出しました。

昨年の9月から始まった大規模修繕工事中、ベランダには何も置けず植物はロビーで太陽光の波長に近付けたLEDランプを組みあわせた照明を当てて育てていましたが、最終的には、光合成不足であったのでしょう、枯れてしまいました。このバラが咲き始めるとムスク香が漂うのですが、この春それが感じれないのは、やっぱり残念。それで、春先ギリギリに家に持ち帰ったのでした。

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これで、3鉢めのジャクリーヌ・デュ・プレ。いつも新苗で購入していましたが、横に伸びる枝も多く、どう管理していくか、難しく感じていました。今回、岐阜で栽培され、プロの剪定を受けてた大苗でしたので、よくよく見ると、株元から上に伸びる枝をたくさん発生させてあったり、強すぎる枝を他の枝に合わせて高さを制限している剪定を施したりしていることに気付きました。

おかげで扇型を広げたようにバランス良く、つぼみがつき、開花しました。繰り返し、現在、2回目の開花をぽつりぽつりしています。花びらがたくさんあるバラもいいのですが、野に咲くバラのようにさらりと開花するこのバラの姿は、自然体。

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Rosa ’Maigold’ Shrub Rose  Kordes, Germany, 1953

このバラの片方の親 Rosa ‘Maigold' の開花を横浜の港の見える丘公園のバラ園で見たことがありますが、花形と雄しべの花糸が紅いのも一緒ですが、色が山吹色という元気はつらつなイメージでした。アンニュイなこのバラの親は、誰かさんのような天真爛漫な親でした。

私がバラの辞書として使っている ”THE ROYAL HORTICULTURAL SOCIETY  encyclopedia of ROSES" 2003 Dorling Kindersley

には、Harkness氏は、『作出したバラの中でベストなものの一つだ。』としていると書かれています。

2021にこのバラのことを書いたブログはこちら

 

 

 

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2024年5月18日 (土)

Maintenance : 色あせたフローリングの手入れ

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 ハイハイし始めた孫がやってくるというので、久しぶりにワックスがけをすることに。特に今回は、部分的に色あせたフローリングのメンテナンスについて。

以前に紹介したフローリングの浮きの補修については、こちら

フローリングの傷の補修については、こちら       

色あせが気になる場所は日が当たる窓際のベランダへの出入り口とテーブル下の子どもたちが座っていた椅子の下。いろいろなものをこぼしたり、椅子の引きずりが多かった場所。ワックスが部分的にはがれ、木地の色が見え出していました。

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ネットでワックスを頼もうと思っても、どれがいいのか分からず保留にしていました。お休みの日、ホームセンターに行って、いろいろな種類の中から選びました。

まずは、家具を移動させて、ワックスはがし。簡単に書いていますが、ワックスがけはソファ、テーブルと家具の移動が大変です。水ぶきをして乾かし、その後、部分的に色あせがひどい部分のみ、リンレイの「色つや復元コート」を2回塗りました。

実は、手持ちのステインなどを塗って、補色出来ないかやってみたので、ムラがあったのですが、どうにか、この復元コート(写真右)で色が薄いところもカバーできました。

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AFTER (2週間後 新たな擦り傷あり)

その後、初めて使うお値段が高めのリンレイの「ウルトラ・タフコート」を2度塗り。アクリルとウレタンが使われていて強力そうなワックス。

2回塗りしたので、かなりグロッシーな仕上げとなりました。実際には、木地がみえてしまったところは、以前としてあるのですが、反射光で気にならなくなったという感じです。

もう少し、早く補修しておけば、よかったというのが、今になっての感想。

 孫が来て、あちこちハイハイしてニコニコ動き回っていましたが、おそうじをしっかりしておいたので、慌てないで、こちらもニコニコ、お迎えできました。滞在中、ハイハイも距離が延び、つかまり立ちも上手になってきました。

ワックスがけしておいてよかった!

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2024年5月16日 (木)

Veranda Garden : ウッド・デッキの再塗装

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 マンションに入居してから、すぐにDIYで作ったデッキ。近所にあったホーム・センターのDoitoで販売されていたデッキ材 (セランガンパツ 東南アジア産)をカットしてもらい、電動ドリルを借りて作りました。こだわったのは、板の方向。室内のフローリングの板の方向とベランダのデッキの方向を揃えることで、リビングの延長上にデッキが見え、室内の床面積が広く見えるような効果をねらいました。

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2000年頃

また、一人目の子どもが、3才になる前で、ベランダに裸足で出やすいようにリビングから窓枠を越えて着地した時の段差をなるべく少なくするためにデッキの高さを揃えるように設計しました。デッキの板には、溝が入っており、砂、水がそこに一時的にたまる=素足で踏んだ時に、汚れがべったりくっつかない良さがあります。2007年のブログにのせた記事はこちら

そんな、思い出のあるデッキの色がずい分、色がグレーにさめてきまして、裏の脚部の角材(別材)は、水、汚れにさらされ、さすがに朽ちてきました。最終的なメンテナンスは、この脚部の朽ちてきている部分のみを新しいものと替えるしかないかな、と考えていますが、今回は、パス。

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今回、使用してみたのは、水性キシラデコール エクステリア のマホガニーです。油性のキシラデコールを最初は使用していましたが、匂いが抜けるのにずい分かかるため、変更しました。油性に比べ、顔料が表面に残り、マットな印象になりましが、防腐。防カビ、防虫の効果があるものなので、脚部にもしっかり塗っておきました。

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端材の無塗装のセランガンパつ材が残っているので、塗装したデッキと比較すると、マホガニー色を選んで正解。少し、紫がかった茶色の色味がほぼ似ている状態になりました。端材を持ってみると重みがあり、ハード・ウッドの意味がわかります。

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ということで、裸足ででてしまうデッキは、今も健在。室内とは違う、Outdoor Livingは、こんな仕掛けが必須です。

 

 

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2024年5月15日 (水)

Maintenance : 廊下の壁塗り

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AFTER

 ゴールデン・ウィークに来客の予定もあったので,キッチンに続き、廊下の壁塗りもしました。今まで大掃除の時には、住居用洗剤で拭いたり、スチーム・クリーナーで汚れを溶かして、掃除したりしてきましたが、スイッチ周りは頻繁に手が触れるので,拭いても黒ずみが取れなくなっていました。

使用したペンキは,ターナーのミルク・ペイント・アンチ・ウィルス。色名はカシミア・ホワイト。今回は,廊下のみですがリビングも同色で仕上げる予定で4ℓ缶をネットで購入。届いて、即、養生。スイッチ・プレートを外し、扉の廻縁にマスキング・テープ。

まずは、際から刷毛で塗り、面をローラーで塗りました。色は、元の壁紙に重ねても白の調子がほとんど同じに見える塗料でした。キッチンは、シャンパン・イエローで少し遊んでみましたが、こちらは、元のイメージを変えないようにと思って色選びをしました。Img_2076

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色目がぴったりでしたので、調子にのって、もうちょっと塗りたくなり玄関まで養生。

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写真では、あまりわかりませんが、明らかに明るく、気になっていた薄汚れは、見えなくなりました。Img_2075

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AFTER

セミ・クローズド・キッチンの出入り口の突き当り上部の壁は、特に気になっていた部分。煙がたまる部分でどうしても黒ずんでいました。住居用洗剤で汚れを落としてから、ここもペンキ塗り。すっきり、天井が高くなった感じです。

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すっきりしすぎて、心配になってきた廊下。腰壁があると、頻繁に手が触れたり、物がぶつかったりしても、その部分を拭くなり、補修することが出来るのかな、と現在、面一になった壁を見て思います。

少し、腰壁のことも調べてみようと新たなるメンテナンスを思いついている私です。

 

 

 

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Maintenance : 玄関枠の塗装とゴムの交換

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 大規模修繕工事の最中にドアの鉄部の塗装ということでしたので、お任せしていたら、ドアの廊下側だけの塗装でした。それが、共用部ということで、屋内側は、塗られていなくてびっくり。老眼なので、あとからじっくり見てみると、ドアの枠の内側は、錆が発生しているのです。

そこで、自分で内側は塗ろうと思い、近所の金物屋さんに行くと、ちゃんと錆止め剤の入った鉄部に塗れる水性ペンキ(大日本塗料 水性つやありウレタン建物用 黒 1/5ℓ)があり、これを使うことに。

「錆を落として、作業」と缶には書いてありましたが、老眼なので読まずに塗ってしまいましたが、これを詠まれた方は、落としてから塗ってください。

周りにマスキング・テープを貼り、養生。自分も着替えて、頭をバンダナで覆い、作業。乾燥させて、再度塗る、を繰り返し、3回ぐらい塗り、マスキングをはがし、完了。塗膜を作って、錆が広がるのを防ぎました。ひとまず安心。

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 そして、冬場に聞こえたドアから聞こえる風の音や廊下の清掃の水が玄関に入っていた事例、原因がドアの枠に埋め込まれているゴムのエアータイト材であることに気付きました。

劣化によってそのようなことが起きたと思っていましたが工事の際、交換され、隙間が出来、上のようなことが起きていたようです。

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RIGHT エアータイト材 AZ-105 (扶桑ゴム産業 ゴム通)

不具合調整も1年後になるので、自分でゴムの断面を手掛かりにネットでメーカーを探し、注文して交換しました。

新しく取り寄せたものは、円形の部分のゴムの中の気泡が少なく、押すと硬めに沈みました。また、足元のゴムをはがすことで高さ調節できるように作られたもので、1枚だけはがして、主人に埋め込みをしてもらい、隙間はなくなりました。

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これで完了。

日頃、気にしていなかった部分をよく見て修繕出来たので、よかった。なんだか、さびの処置は、虫歯の進行を遅らせるための処置にも似ています。早めに修繕して経過を観察することが大事だと思いました。

 

 

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2024年5月13日 (月)

Maintenance : キッチンの壁の塗り替え

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 昔から、いつかはやってみたいと思って壁塗り。トム・ソーヤがフェンスにペンキ塗りしたという所は、幼い頃に壁紙の上にクレヨンでジュースの自動販売機のボタンの絵を大きく描いて喜んだのもつかの間、ひどく怒られた私にとって、憧れの部分でした。

ビニール壁紙に直接塗れる水性アクリル系塗料があると知っていても、作業量を考えると、なかなか実行できずにいました。しかし、ゴールデン・ウィーク前の4月のお休みの日、時間があった時に塗ることに。

昨年の12月の大掃除の頃,壁の汚れが気になっていて、手持ちのアクリル絵の具を混色しては、壁に塗って、一日の光線の違いによって各色がどんな表情を見せるか自分の目で確かめてみていました。純色プラス白だけでなく、もう一色入れて、なんとも言えないニュートラル・カラーを作ったりしました。名前のある色ではなく,調子がいい色を目指したいという思いで。

現在日本で購入できるアクリル系壁塗り用ペンキは、いろいろ出ていますが、色も価格も様々。わわ憧れのイギリスのメーカーのもののサンプル帳を眺めては散々、ため息をついていたのですが、価格の面で台所にはもったいないと思い、まずは、国産メーカーのもので、探しました。

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たまたま、仕事で見かけたカタログにターナーから出ている「ミルク・ペイント アンチ・ウィルス・プラス」が牛乳のカゼインを含んだアクリル系塗料で抗カビ、抗ウィルス材を添加しているものを見つけ、これにすることに。色目は、パウダー・イエローのような色味が食事を作るのにいいとも思っていたので「シャンパン・イエロー」に。

お休みの日に一日かけて作業。つなぎに頭をバンダナで覆い身支度。

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壁を住居用洗剤で拭いて乾かしてから、養生作業。台所の家具類は、すべてキャスター付きなので、動かし、あらゆる見切りの部分にマスキング・テープを貼りました。その他、マスキング・テープにポリエチレンのカバーがついているものや全体を覆うためのロール状の資材も購入しておいたので、しっかりまわりを覆いました。

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それから壁紙の隙間が広がっている部分には、シリコンの充填剤を入れ、はみ出したところは、ぬれぶきんでふき取りながら平らにならして、乾かしておきました。

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最初は、幅の小さ目の刷毛で際をすべて塗り、最後は、ローラーで平滑に見えるよう厚さを意識してゴロゴロ7.塗っていきました。天井もローラーで塗ると一気に広がり、そんなに苦ではありませんでした。

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少し面積に対して量が少なくなったので、家具で隠れる所は、薄塗で仕上げました。

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マスキング・テープを外して、家具を戻しながら、天井付近を見ると、油煙がついて薄暗くなっていたキッチンがしゃっきり、明るくなりました。やっと、ペンキ塗りを思いっきりできた!という達成感!きれいになりました。

 

 

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Maintenance : ユニットバスの入口枠の塗り替え

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 3月末に、大規模修繕工事も終わり、修繕されたいろいろな部分を見て「塗り替えれば、きれいになるんだー!」と実感。

そう思うと、家の中もまだまだ自分でも修繕できるところはあるな、と思い、いくつか修繕を行ったので、紹介していきます。

まずは、お風呂の入り口の枠の塗装です。特に下地が見えるほどの深い傷があちこちにあり、水に塗れる場所なので、黄色信号の状態でした。

近所の金物屋さんで見つけた大日本塗料のサンデーペイント「水性つやありウレタン建物用 1/5L ミルキーホワイト」という小さな缶がありましたので、これを使うことに。最近は、塗装ペイントも水性塗料が多くなっていて、塗装作業中も後始末も匂いなどの有害物質の放出が少なく、楽に作業ができるようになっています。道具も水洗いで再び,使えます。

まずは、気になる傷の部分に木工パテを刷り込み、硬化。しばらくして表面をサンドペーパーで平らにしました。その他,壁用に買ったシーリング材も小さな傷を埋めるのに使いました。

その後、マスキング・テープで周りにペンキが付かないように養生。廻縁をぐるりと塗るので、頭にペンキがかからないようにバンダナで頭を覆い、学生時代から使っているつなぎに着替え、自分も養生。

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スーと塗りながら返しバケ、ちょっと幅が広かったローラーも使ってみました。出来たら乾燥させ、時間をおいて合計3回、塗りました。最後にマスキング・テープをすーっと剥がすとあの痛々しい傷は、見えなくなり、きれいになりました。ペンキが残っているので、近所のお友達のお家にも塗りに行ってあげようかな、とちょっと思いましたが、おせっかいなのでやめておきました。

「やればできる!」と自分にも廻縁にも言い聞かせるように、完成。

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自分の家の浴室の廻縁ごときに大満足もなんですが、SDG’s的にもすぐリフォーム業者を頼っていては、お金も資源も労力ももったいない、古くなっているからこそ、逆に思いきって、こんなDIYメンテナンスも取り組める時期ではないかと思っています。

ちょうど、今朝、リフォームを始めるため廃棄される水回りリフォームの部材がトラックいっぱいに積まれるのを眺めながら、(ちょっと、どんな風になるのかな?)私は、自分の楽しみとして修繕していこうと思っています。

引き続き、掃除はちゃんとして、傷んでいるところは、自分でなおせるものはなおし、ダメな時はお願いして、自分の頭と手を使い、メンテナンスに励んでいきたいと思っています。

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Organizing ideas : カウンター下の引き出し

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昔、近所にホームセンターのDoitoさんがあって、よく自転車に乗って行ったものです。そこで廃盤になるからといってSALEになっていたのが、この引き出しキット。一つ買ってカウンターの裏に両面テープで仮止めして具合を見ると、なかなか便利。お店になくなったので、新潟のメーカーに電話して、送ってもらい、最終的にはカウンター全幅に渡ってとりつけました。

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ダイニング・テーブルは私の家庭事務処理机にもなるし、その後、子どもたちの勉強机、パパの在宅ワーク机にもなりましたので、この引き出しを家族に割り当て使ってもらっていました。スチール製で白に塗装してある枠をカウンター裏にねじ止め。本来は透明樹脂製の引き出しですが、木端テープなるものを探し当て、カウンターの茶色に合わせて、貼ると目立たなくなりました。

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結構、頻繁にハサミやらカッター等取り出して使ってきましたが、取り付け枠が金属製なので、引き出しが落ちたりは、していません。さすがに25年以上経つと木端テープも端が傷み取れてきたものも出てきたので、木端テープの広幅の焦げ茶色を探していると昨年、シート状になったものが、アサヒペンさんから出されていて(木目調シート REALA)、他にも転用できると思い、購入。傷んだ部分のサイズを測り、カッティングして貼り替え。フェイクなものですが、やはり面がそろっている見栄えは良くなり、再び気持ちよく使えるようになっています。

昨年、母が訪ねてきた時は、「この引き出し、いいね。」と今頃、ほめてくれました。

商品は、2000年に購入。新潟のメーカーでした。

 

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2024年5月12日 (日)

Organizing ideas : 洗面台のサイド・キャビネット

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 洗面台周りの収納が我が家は少ないので、洗面台上にバラバラと物が置くようになってしまっていました。洗面台の幅は100㎝あるので、幅15㎝の板を使って、立ちながら必要なものを取り出せる棚を作りました。向かって左側の壁についていた既存のタオルバーは、外しました。上部のタオル・ラックは、アメリカの通販で購入したものを自分で取り付けたものです。

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完成サイズ W400㎜×H615㎜×D150㎜ 塗装・水性ステイン 色・オーガニック・ベージュ

材料はパイン集成材 ホームセンターでカット  作り方は、本棚と同じですが、底板をつけずに仕上げています。

本棚の作り方はこちら

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洗面台に接する部分にシリコンのクッション材を貼り、水がしみ込みやすい部分を浮かせるようにしました。

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一番下にティッシュ・ボックスを置き、少し引き出したティッシュがたわむぐらいの余裕を持たせて、上部の棚板をつけました。

前から、ティッシュ・ボックスが大きくデンと場所を取ることにどうしたものかと思っていましたが、この置き方で事足りるのでOK。

ハンド・タオル (正方形)を顔拭き用に使っていますが、三つ折りにした後、2つ折りにしたボックスに入れていたものを縦に入れ,手軽に取り出しやすくしています。

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フェイス・タオル (長方形)は基本的に手を拭くためにかけていますので、タオル掛けに垂らし、ストックは、棚の上に。

棚の高さは、洗面台に立った時に見えるものが取り出せる高さにとどめています。

タオル・ラック下の空間を棚を作ることによって、かなり使用頻度の高いものが収納できるようになりました。

 

 

 

 

 

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2024年5月11日 (土)

Organizing ideas : カウンター下の本棚

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 カウンターの下に主人がラック支柱を使った棚を作っていましたが、本が,重くて棚板が歪んでしまいました。既製品を探しましたが,カウンターの下に薄い引き出しを取り付けているので、高さが丁度いいものがありません。自分で作るための図面を作っておき、ホームセンターで材料を見つけ、カットしてもらい,制作しました。使った材料は、パイン集成材。前に作った出窓に作った本棚は青森ヒバの集成材で、それに比べると、材が柔らかく、木肌が白いと感じました。出窓の本棚はこちら

完成サイズ W600mm✖️H800mm✖️D250mm

● 材料 ホームセンターでカットしてもらいました。

側板  W250㎜×L1800㎜×D15㎜の板を長さ800㎜にカット 2枚

②棚板と底板 W250㎜×L1800㎜×D15㎜の板を長さ570㎜にカット 3枚

③天板 W250㎜×L900㎜×D15㎜の板を長さ600㎜にカット 1枚

④裏板 べニア 3㎜厚 600㎜×L800㎜にカット

 塗料 ・水性アトム自然カラー オーガニック・ベージュ ・刷毛

 木ねじ・木割れ防止ビス 細軸スレンダー(大里) Φ3.3㎜×35㎜  12本

    ・木割れ防止ビス ミニ Φ2.2×20㎜  17本   

 棚ダボ Φ5㎜×7㎜ 8個

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①塗装 天然植物油からできた塗料。乾燥時間4~6時間以上。木製玩具にも使える食品衛生法の規格基準に適合したもの。

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②側板の内側にダボ穴を開ける。方眼ボール紙を使うと位置決めが楽。上から230㎜,棚板15㎜,200㎜,棚板15㎜,300㎜,底板15㎜となるようにしました。ダボは棚板の入る下線より3.5㎜、板端から20㎜を中心としたところにドリル4.8㎜で穴を開けました。上段はA5判、中間は新書など小さな本と小物,一番下がA4サイズが入るようにしました。下段は、重たい展覧会の図録など入ります。

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③裏板を短い木ねじで留め、完成。作りたいと思ってから、10年近くやっと完成。やれば、出来た。

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床に接する所は今回は底板を少し上げて取り付け、設置面積を狭く、風通しをよくしています。

今回の塗装の色は、少しbeige系の白。

本を戻すと、整然と本が並び、いい感じ。

 

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