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2022年12月29日 (木)

Container Gardening : 赤いパンジー

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                 Dec.10.2022

  赤いスイトピーではなくて、赤いパンジーを冬から春向けのマンションの寄せ植えに植えこんでいます。忙しくなりそうだったので11月上旬に植え込み。夏から秋はこちら

わらくシリーズのピンク。農林水産大臣賞を取ったという秋山フラワーさんの苗で、ポットから抜くと、ちょうど、白い根が四方に伸びている状態。土は褐色で、たっぷり入っているものでした。いいタイミングでいい苗を入手できたので、植え込んでからどんどん大きくなっています。

多少、色の出方に個体差があるので、明度の高い白の多いピンクを真ん中に両脇は濃いめの苗を植えました。

私の寄せ植えは。最初からぎゅうぎゅうに植えこまない。ケチと言えばケチなのかもしれないけれど、その植物が生長するのにちょうど良いスペースを考えて植えています。

自然にふわっと広がっていく姿がきれいだと思っています。

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11月から年末年始にかけて寒い時期、赤い色がちらっと見えるだけで暖かい気持ちになるだろうと思っています。

背景の低木は、カメリア エリナ・カスケード。4月にベル状の花をつけます。

手前の一年草のみ植え替えています。

 

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About Baking : クープ ナイフ Coupe Knife

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パンに切り込みを入れることをフランス語で ’coupe’ クープと呼んでいますが、英語では、’scoring' スコアリングというらしい。

最近、Instagramでフォローしているイギリスの方が使っているナイフは、手の中におさまるようなもので、それで、スーッと切り込みを入れる動画を見ていると、私もそれが欲しくなってしまいました。

それで、似たようなものを探し、中国から送ってもらいました。構造は六角レンチセットの一番小さいサイズで六角の凹部ネジを緩め、丸い木片と木片の間に両刃のカミソリをはさみ、ネジをしめ戻す仕組み。

今までは、ずっと愛用している母からもらったANDERSENの友の会のブレッド・ナイフを使って切り込みを入れていましたが、どうもギコギコしながら、切り込むので、柔らかい生地にしわがよってしまうことに気付きました。

その後、国産クープナイフも買ってみましたが、これもギコギコでしわになりました。ブレッド・ナイフの方がいい。

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そして、今回の両刃カミソリ。初めてでびくびくしながらも一気に切り込みを入れました。私がお手本にしている方も2度切りしているので、真似して2度切り。オーバル型のパンのセンターをずらした脇あたりに一本、生地に直角に。そして、2回目は、内側に60度ぐらいの角度にそぐようにもう一度。

焼成は、STAUBで。240℃にオーブンの中で予熱しておいたSTAUBに生地を入れ、蓋をして20分、その後蓋をはすして190℃で30分。

「今日はどうかな?」と途中、蓋を開けた時に、生地がまあまあいい感じにふくらみ、クープも開いていることを確認でき、わくわくしながら完成を待っていました。

完成。中高。クープの中ほどのみ開いていました。もっと深く、端からは端までクープは切り込まなくてはいけない!色は、いいぞ、こんがりきつね色。

すぐには切れないのですが、3時間経ったときがお昼ご飯時だったので、切ってみました。最終的にはパンをスライスするのには、6時間は経過した方が、切りやすい。それ以前だとパン切りナイフに生地がべとつき、パンも変形して切りにくいです。

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うーん。気泡がランダムだけど、全体に入っている。皮もかりっとしている。

ということで、前日のクリスマスの料理の残りをお皿に並べて、一人ランチ。

グラスフェッド・バターやエスカルゴ・バター、クルミのはちみつ漬けにゴルゴンゾーラ等で食べて見た。皮も香ばしいし、火山岩のようなガスの抜けた穴のある白い部分は旨味が加わっていて美味い。お気に入りの近所のお店で買ってきたパンも残っていたので、比較で食べて見ると、全然旨味が違った。

気泡は、成形の時のムラからきているのではないかな。改良の余地ありあり。

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でも、子どもの頃、日曜学校の帰りにあるLittle Mermaidのお店で焼いていたフランスパンもこんな風に大きな穴が開いていて、そこにバターを塗って食べるのが最高に美味しいことを小学生の時に気付いていた。自分でやっと追体験できるパンが作れるようになったことがうれしい。

日曜学校の献金とは別にパン代150円を握りしめて朝早く一人で幼稚園のある教会へ行ったことも懐かしい。寝坊している両親にフランスパンを買って帰って、お盆にのせて紅茶を枕元に運んでいったら、とても喜んでくれていたので、それを何度もしました。

 

●材料 Ingredie

準強力粉 Tomizawa Traditional 350g 

全粒粉  Tomizawa Kitaakari whole meal   50g 石臼挽き

発酵生地 80g (粉全量の20%) 自家製スターター こちら Levain 

水    Perrier 280g (粉全量の70%)

塩    Guérande 8g (粉全量の2%)

 

 

 

 

 

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2022年12月 8日 (木)

Nature Crafts : クリスマス・リース 2022

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Christmas wreath 2022

12月に入ってから、クリスマス・リースを作りました。米国出身の方にクリスマスの飾りつけの時期について尋ねると、「日本は早すぎるよ!」とのこと。アメリカでは感謝祭が11月末であり、それが終わってからだそうです。

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さてさて、そんな言い訳をした上で、やはり今年も作ることができました。購入したのは、モミノキとヒムロスギのみ。

あとは、

再利用の柳の土台、拾ってきた松ぼっくり、昔、Martha Stewartのお店で買ったグラス・ボール。フローラル・ワイヤー。

剪定ばさみ、ペンチ。

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① 枝類を17㎝ぐらいの長さで切ります。モミは枝元5㎝ぐらいの葉を指でしごいておとしてしまします。

乾燥するとやせてしまうヒムロスギは2枝取り、モミ1枝をその上に重ね、枝元をらせん状にワイヤーでまとめます。

リース台に留めるためにワイヤーの両端は12㎝ぐらい残しておきます。

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② 自分の留めやすい方向でいいので、小房をずらしながらぐるりと一度仮置きしてみてから、ワイヤーでリース台の後ろで留めていきます。

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③ 松ぼっくりやグラス・ボールにワイヤーをからげ、仮置きしてからリース台に留めつけます。

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④ 完成。今年は、赤い色は使わずにシルバーのグラス・ボールにしました。氷や雪などをイメージした、Icy Christmas wreath.

暗くなるのが早い今日この頃、キラキラ光るグラス・ボールが見えると帰ってきた時に、うれしい。

残った枝や葉は、瓶やお皿に入れて部屋のあちこちに置いて、モミの香りを楽しんでいます。

 

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