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2022年8月 6日 (土)

Maintenance : バックの革底の取り換え

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Weekend travel bag                     Land' End CANVAS 

 もう10年以上使っている夏のバック。週末旅行向けにデザインされたもので、容量が多く、帰省の時も水筒などもどんどん入れてもいいので、大活躍してくれたもの。

さすがにオンボロなんですが、特にお茶をこぼした革底が、しみになって、ひび割れてしまいました。革を手縫いで縫うことは、出来るようになったので、今年3月に浅草橋に行って、ちょうどいい端切れを探してきました。種類もあまりわかっていない私ですが、どんなものを作りたいかをイメージして革を選ぶといいような。

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①まずは、革の裏革に補強材を塗っておきます。

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② バックから外した底の直径を測り、型紙を作り、裁断。黒い布は、たぶんバリスティック・ナイロン。補強のために貼られていたもの。再利用します。

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③ 縫う部分は厚みが出るので、サンダーでやすります。

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④ 革の端から5mmのところに溝をつけます。道具は、ステッチング・ルーパーというもの・D7k_4651_20220806171001

⑤ 縫い穴の位置をルレットで穴を開けます・道具はステッチ・ルレット。間隔が3種類から選べます。

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⑥ 菱目切りという道具で一つひとつの穴を開けます。下には、コルク・マットを敷くと、作業しやすい。

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⑦ 縫い糸#20の麻糸でハリ2本を使いながら、革とキャンバスを縫っていきました。

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縫えた。

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⑧ ひっくり返して、中袋の脇を閉じて完成

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⑨ 色が薄くなっているところは、革の染料を塗り色を補いました。プラスクリームを塗り、油分を補いました。

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⑩ 防水スプレーを全体にかけておきました。

なんとかあと何年かは、持てそう。

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