暮らしの中のMy Work : 革のブック・カバー
数年前に文庫本用の革のカバーを買って気に入っていたのに、旅行の時になくしてしまいました。本は、また買ったけれど、革のカバーは数千円もするので、再び買うのをためらっていました。
先日近所の手芸屋さんで厚さ1mm、A4サイズの柔らかい革を見つけ、作ってみることに。
●材料
A4サイズ(21㎝×29.7㎝)厚さ1mm 黒の革
裏表紙差し込み用 5㎝×19㎝ 厚さ1mm 黒の革
カッター
トコ・クリアー
革用接着剤
菱目ぎり
革用ミシン糸 #30 黒
革用ミシン針 #14
革用ミシン押さえ
コバ用 塗料
①型紙作り、裁断 新書の高さは17㎝。今回は、完成した時に縫い代が少なかったので、次回は縫い代上下1㎝として、17㎝+1㎝+1㎝=19㎝がいいよう。
残りの革で表表紙の革を折りたたんだものをはさむ、幅1㎝のひもとしおり分も裁断。
横幅は、A4の幅いっぱいの29.7㎝を使っても裏表紙を差し込む分が足りないので、違う革を5㎝幅重ねて使うことに。
② 革の裏面にトコ・クリアーという糊のような補強材を縫って、しっかり乾かします。
③ 裏表紙の差し込みを作るために差し込み口のみ残して、革用接着剤を表側の裏、差し込み革の裏の両面に付け、しっかり圧着して取り付けます。表表紙裏の紐も上下に糊付け、しおりは、裏表紙の上辺に糊付けして仮止めしておく。
④ 前回は、へらで跡をつけましたが、新しい道具、ステッチング・ルーパーという道具で、革の端から2mmぐらいのところに針目を揃えるための溝を引きました。それにそって、4つ目菱目切りを使って、縫い目の穴を開けました。
⑤ 手縫いも出来ますが、革が薄いので、ミシンで縫えました。針目を菱目切りで開けた所にちょうど針が落ちるようにセットして縫いました。革の断面にコバヌールという塗料を塗り、補強。
⑥完成 これは、高さ18㎝で作ったので、きつきつでしたが、どうにか入りました。
次回作る時は、高さ19㎝にしてみよう。
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