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2021年6月 2日 (水)

The Cinema : La fine fleur

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 5月28日(金)より公開されている『ローズ メイカー 奇跡のバラ』を見に行きました。

フランスのバラ メーカーが協力していると聞いていたので、興味深々。

園芸雑誌やTVでもいくらかは見たことのあるバラの育種会社の温室の様子やパリのブローニュの森で行われるバガデル公園のバラのコンクールの様子などが、大画面で見れ、自分もそこに入り込んだような気持ちになれました。

圧巻は、斜面に広がるバラの畑の一年の様子を定点カメラで撮影しているシーン。冬の枯れ木の状態から春の萌芽、青々とした葉が茂り、ピンクや赤、黄色、白とバラが花を一斉に咲かせる喜びの瞬間がフィルムに収められています。

あらすじには触れないとして、周辺情報をフランスの映画紹介サイトで見つけたので、少し、紹介します。参考サイト ALLOCINE

監督であるPierre Pinaud (ピエール・ピノ―)氏自身、小さい頃から花が好きで、祖父母の庭の一部に理想の庭を作らせてもらったという思い出のある方で、バラの創作(育種)の映画を作りたいと思っていたそうです。

監督のイメージにあるバラの畑は、多くのバラの生産会社が集まる Lyon(リヨン)では、住宅や商業施設に畑が囲まれ見つからなかったのですが、近くの Montagny(モンターニュ)にある家族経営の Dorieux(ドリュ)社の畑がイメージピッタリで、そこで撮影されました。

確かに、のびやかに丘の斜面に広がる畑は、日当たりも良く、のどかな風景。

撮影用にいくらか、建物や温室、インテリア等改築、改装したそうです。

Dorieux社については、ラベンダー色の鉢に入った苗を思い出します。先日、横浜で見た’ピンク・ヴィンテージ’は、最新の品種として日本でも販売されています。

映画はフィクションですが、Meilland (メイアン)社の協力も得て、作られています。

主演の Catherine Frot カトリーヌ・フロ さんは、とても器用な方で、受粉の時の手の動かし方など、忠実に再現できているそう。彼女の主演の 'Les Saveurs du palais' (大統領の料理人)2012も見ましたが、ぐっと、引き込まれる演技で、知り合いの年上の女性のような親近感を感じる女優さんです。いつも、戦っている。

全体としては、Comedyで、笑いながら見ていましたが、監督としては、バラの育種の世界が、『今日の非常に競争の激しい社会と類似点を感じた。』ということで、問題提起が隠喩されています。ん~。なるほど。

また、登場人物の設定もそれぞれに訳ありの状態で、それぞれが成長していく様子が描かれ・・・。

最後に出てくるバラは、「たぶん、これかな~?」とDorieux社のサイトで見つけたのが、’Galgala’。アイボリーと縁がコーラル・レッドという色の組み合わせが似ていますが、もしかしたら、似ているけれど違うバラかも。

 

 

 

 

 

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