« 2021年4月 | トップページ | 2021年6月 »

2021年5月29日 (土)

Wild Fermentation : ヨーグルト 2

Img_0093

 前回、シュークルートの発酵液を使って、ヨーグルトを加温して作った話を紹介しましたが、今度は、そのヨーグルトを種菌として、室温でヨーグルトを発酵させてみました。その時の記事はこちら

朝、ガラスの広口の1㍑の密封ビンに30㏄のレードル2杯分ぐらいと牛乳1㍑を入れました。

カウンターの上に置いて、夕方、家に帰って見てみると、ちゃんとプルプル揺れていました。固まっていた。

Img_0094

すくってみると、ご覧の通り。なんだか、加温して発酵させた時より、トロリと垂れていきます。

12時間経つと完成しており、酸味は加温して作った時より、少ない感じ。

Img_0095

瓶の側面を見ると、泡がぷくぷくヨーグルトの中に浮かんでいました。生きている。

このやり方だと、後始末が楽ちん。市販のヨーグルトは、食べた後のヨーグルト・カップを洗うのが何だか、面倒でした。紙カップだと思い、きれいに洗って、乾かして紙ごみとして回収に回していましたが、発酵食品の入っていた紙はリサイクル・ペーパーに混ぜてはいけないそう。

結局、一応洗って、燃えるゴミへ・・・。非常に食べた後の片づけに手間がかかりすぎる市販のヨーグルト。

今回、ヨーグルトが出来た後、冷蔵庫で保存しながら、家族にもレードルですくって、好きなだけ食べていいよ、と伝えるとそれぞれ、この瓶からすくって、ガラスのコップに入れて食べていました。

なくなる前に、瓶を洗わずに牛乳を注ぎ、再び室温下、発酵させてみると、またまた12時間もすれば、ちゃんとカウンターの上で出来ていました。

楽。

Img_0116

 なんだか、ネットや本屋での立ち読みで始まった発酵食品作り、いろいろザッピングの中で一番、この本が知りたいことが書いてある本で、何度も本屋に行って立ち読みしていたので、とうとう購入させてもらいました。

この本によれば、長い時間、ヨーグルトを発酵させて作ると『より多くの乳糖が乳酸に変わるため、もっと酸味が出ます。また発酵時間を長めにとると、乳糖不耐性の人でも消化できるほどのヨーグルトになることも良くあります。』

それから、種菌の量については、『多すぎると、酸っぱい仕上がりになってしまいます。菌に十分な「生活空間」があると、豊かで優しく、クリーミーな味わいになります。』とも書いてありました。

種菌は、大さじ1杯(15㏄)でよいそう。

また、『ヨーグルトにはかなり特異な性質があり、成長している間に衝撃を加えられることを好みません』ともあり、発酵は、定位置で行わせると良いそう。

 この方法で、落ち着きそうですが、何かアクシデントが起こるかもしれない。一応、腸は大丈夫だし、何より、発酵食品作りにはまり、いつのまにか、Lost Weight!何か、体の調子が良くなっているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| | コメント (0)

2021年5月23日 (日)

Wild Fermentation : ヨーグルト

Img_9495

 シュークルートの菌を調べていたら、最終的にLactbachillus plantarum 植物性乳酸菌が最終的に出来ていることがわかりました。

その時の記事はこちら

「それじゃあ、それを使って、ヨーグルトができるんじゃない?」と思い、シュークルートの汁を30㏄ぐらい500㏄の保存容器に入れた牛乳に入れ、ヨーグルト・メーカーに入れて加温して、1日置くと、固まっていました。

食べてみると、「大丈夫。」ヨーグルトといってもいいのではないか、というものが出来ていました。最初だけは、シュークルートっぽい青臭い味がありましたが、2回目以降はそれは、消えました。

Img_0042 

母からもらった年代物のヨーグルトメーカー40年ぐらい前のもの、まだ使える

そこから、1000mlの牛乳でも、そのヨーグルトを30㏄のお玉、2杯分、つまり60㏄ぐらいすくって、種菌にしてヨーグルトを作るようになっています。入れる時は、少し、牛乳を出さないと、あふれるので注意ですが。

Img_0043

酸っぱすぎたりしませんし、牛乳のまろやかさも感じられるヨーグルト。なくなる手前で、底に残ったヨーグルトを新しいパックに移すようにして、次のヨーグルトを作ります。出来立てはぬるいヨーグルトなので、冷蔵庫で冷やすと、すっきりとした味で食べられます。

Img_0082-2    

今は、いちごソースを作って、ヨーグルトにかけたり、ハチミツをかけたりして食べています。

スムージー、ラッシー(牛乳で割って、ハチミツを入れる)、カレー(鶏肉をスパイスとヨーグルトで漬け込む)等にもどんどん使え、より自家製メニューがふえた感じ。

 

以前、ケフィア菌の顆粒を買って来て、ヨーグルトを作ったりしたこともありましたが、それ以外はずっと、市販のものを食べていました。

自家製乳酸菌だと思うと、よりヨーグルトに愛着?がわくようになってきました。(不思議な気持ち、でも生物なんだよね。)

 

Lactbachillus plantarumは、酸や熱に強く、腸まで届く性質があるので、快調です。

最後に今後の挑戦としては、乳酸菌の活動温度が15℃から45℃なので、加温しないで室温での発酵させてみようと思います。

現在の室温は、23℃、先ほど種菌を入れた牛乳をセットしました。いつ頃、固まるかな。

 

| | コメント (0)

2021年5月22日 (土)

The Roses : Pomponella 2021

D7k_0149-1

Rosa 'Pomponella'       Floribanda, Kordes, Germany, 2005

                                                            May.22.2021

 School Garden のバラ。昨年は、まったくノータッチ。花壇の場所が変わり、バラも工事の時に移植してもらいました。

それに加えて、昨年のStay home。昨年は植え替え後の養生期間として、フェンスの外からお散歩の時、眺めるのみでした。

D7k_0137-1

今日、行ってみるとフェンス越しに咲いていました。

D7k_0146-1

1月の寒肥した後、大丈夫かな~、と思いながら、土日しか行けないので、後回しになっていったら、Img_9471

                  Apr.11.2021

おいしいところ、皆、虫にやられていました。目ざとい!

ドイツの病気に強いバラに与えられるADRの称号のあるバラですが、ここでは、蕾の上がる前後に殺虫成分のある薬をかけておかなくては、どうしても食べられます。

こうなってしまった時は、5枚葉一つつけたあたりで、枝先を切り戻す、という手段でやり直しさせます。

D7k_0145-1

ということで、どうにか、これが、今年のFirst Blooming.

今年伸びた元気な枝咲きのつぼみが開花、剪定し直した枝はつぼみをいっぱいつけてたので、これから咲きます

このバラは、香りはほとんどないけれど、修景バラとしての役割はしっかり果たす樹勢を持っています。

2007年に前の場所でしっかり咲いているときの様子はこちら

他のバラたちも移植してもらっていますが、日当たりや土は、あまり状態が良くないので、こじんまり、じっと育っています。

なんとか、しないと、と思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

| | コメント (0)

The Roses : White Dorothy Perkins 2021

D7k_0113-1

Rosa 'White Dorothy Perkins                    May.22.2012

 マンションのバラ、ホワイト・ドロシー・パーキンス。現在、満開。ホワイトなんだけれど、中心がわずかにピンクがかっている所が、かわいい。

D7k_0116-1

ひらひらのペチュニアと合わせて。

D7k_0125-1

D7k_0118

もうちょっと、つぼみがあったんですが、最後にとんでしまった。

水切れが一回、あったかなーと反省しつつ、しょうがない。

クレマチスは、今年は、少な目ですが、明日ぐらいに咲きそう。

 

| | コメント (0)

2021年5月17日 (月)

The Roses : Moonlight 2021

D7k_9914-1

Rosa 'Moonlight'            HMK    Pemberton, Britain, 1913

 我が家の一番、古株のバラ、ムーン・ライト。今年は、ちょっと、おとなしく咲きました。

1997年、新苗で村田バラ園さんで購入してからずっと、この場所で育てています。

D7k_9952-1  

24年め。植えていた鉢は、ウィスキー樽 2鉢、現在、DEROMAのリム・ポットの大型に植え、3鉢目。

今年は、春に出てきた葉の色が変でした。葉脈は緑なのに全体が黄色っぽい。

マンションの久留米つつじもこういう時があり、調べると、リン酸肥料の与えすぎの症状でした。

ですから、それと同じの症状であったのではないかと思っています。

なんだか、樹勢がやはりいまいち。

用土は,上部のみ入れ替えだけがここ数年続くので、次回は、ひっくり返して、全部の土を入れ替えないと元気が戻らないかな、と思っています。

ちょっと、これから、地際近くから新しい枝が伸びてくれるといいのですが。

 

| | コメント (0)

The Roses:La France 2021

D7k_9826-2

Rosa 'La France'       HT      Guillot, France, 1867

                                       May.3.2021

 とても有名なバラ ’ラ・フランス’。今年は、我が家のベランダでは、新入りさんたちに押され気味ですが、一番に大きな蕾を上げ、その性質の強さをアピールしてくれていました。

香りは、ダマスク香。

D7k_9728-1_20210517173801

尖った蕾。

D7k_9825-2

今年は、咲き始めの頃、強風やら、雨やら、低温やら・・・。外側の花びらがかなり傷んでしまいました。

しかし、やっぱり元気。頼りになる。

2007年より新苗から育てて、14年経ちました。

D7k_9795_20210519185201

ゴールデン ウィークは、バラが花盛りでした。

 

 

 

                                               

| | コメント (0)

The Roses : Academy d’Orleans 2021

D7k_9922-1

Rosa 'Academy d'Orleans'      HM, J.Rateau, France,  2014

                    May.6,2021

  バラ ’アカデミー ドルレアン’、ひとしきり咲いて、5月の開花はほぼ終わり。満開の時は、カナリアのような澄んだ黄色で、フワフワのフリルを重ねたようなウエーブのある重なりで咲きました。香りは、Tea.                  

D7k_9919-1

Img_8415-1  

Winter                                                             Feb.23.2021

伸びた枝を長いままにしました。東向きなので、どうしても向かって左側の枝が良く伸び、右側は径も細く、弱い。                                                                                           

4月頃、蕾がついてきて、枝が前にしなってきたので、鉢の中にオベリスクを入れ、地際から30㎝ぐらいのところで、結束。

あとは、好きなようにフリーに伸ばさせていました。

現在は、しなった部分の一番高いところからと、地際からシュートが発生中。2番咲きの蕾も見えてきた。

株元には、白のゲラニウム、妙に赤いヒューケラ、白のシュウメイギク、薄紫のクレマチス(こちらもあともう少しで開花)が育っています。

D7k_9928-1

左手の鉢から、ランブラー ローズの White Drothy Perkins が伸びています。現在、少し咲いてきています。

D7k_9971-1

ハラハラと花びらが落ちる手前、切ってきて、家で最後の鑑賞。

元気のいいさわやかな印象。

 

 

 

| | コメント (0)

2021年5月16日 (日)

Visiting a garden : La petite boutique de roses

Img_9918-2

La petite boutique de roses    per Laurent Borniche    Mai.15.2021     

 昨年6月にJR桜木町駅から徒歩で3分という位置に移転した横浜市役所のアトリウム で開催されている『ローズ フェア with 趣味の演芸』に行ってきました。

一番のお目当ては、ローラン・ボーニッシュさんのコーナー。昨年は、NHKの『あさイチ』に出演され、ブーケを作るところを紹介してくださいましたが、娘がその番組を録画しておいてくれ、彼女自身もローランさんのファンに。その時の日本語のおしゃべりがとてもかわいく、(もちろんブーケの美しさが一番気に入っていましたが)今回、ローランさんの展示を見たくて、私と同行してくれました。

Img_9925

今年のテーマは、小さなバラのブティック。今回の展示を見て、1992年、パリに行った時に、本当にそんなバラの専門店があったことを思い出しました。色とりどりの花びらが、丸いガーデン・テーブルのひらひら落ちたまま。テラコッタの大鉢やアイアンのフラワー・スタンドなどがとてもお洒落で滞在中、何度かのぞいていました。夏のバカンス中でずっと閉まったままでしたが、夜もバラのディスプレーにスポット・ライトを当て、パリのエスプリを感じたことを思い出しました。

ローランさんの展示は、その時のように異文化との出会い、そして興味をいつも刺激してくれるものです。

Img_9912

Left side

店のカウンター。シックな黒の大理石のような石材。モノ・トーンやアース・カラーの中にバラの濃いピンクや植物のグリーンが鮮やかに見えます。ここでローランさんが、グリーンがかったヘレボルスの茎をカットして、さっとガラス瓶に活けてらっしゃいました。

床材のチェッカー模様が引き締め役。

Img_9916

斜め左手の開口部より

今回の会場は、アトリウムという天窓や壁面にガラスを多く使った天井高のある空間。自然光に近い状態で、展示をみることが出来ました。

Img_9920

Front

壁面のグレーのコンクリート打ちっぱなし風パネル。都会にあるけれど、店内は、植物を愛する店主の好みが出ている感じ。

シャンデリアは、トークショウの時に、『ガラスがバラバラになっていたのをなおした。』というお話があったもの。

何事もなかったようにぶら下がって、電球色がきらきらと乱反射しながら、シンボリックに輝いていました。

Img_9924

Right side

季節のアジサイの水色も見え、手前のえんじ色の葉との対比がきれいでした。奥のバラは、この日の娘のお気に入りのバラとなったフランス Dorieux ドリュ社の新品種 ’Pink vintage' ピンク ヴィンテージ。

外側は、ピンク色で、中の花びらは、少し、くすんだオレンジ。

Img_9923

右斜めから

赤の太めのストライプ生地を張ったアーム・チェア。この生地は娘の好みのパターンで、私もピアノの椅子のカバーに使ったことがあります。

全体的にParisian Chicというのでしょうか、ピリッと小気味よい感じがする展示でした。

Img_9964

お昼ごろ、ローランさんのDemonstration.

この日も、「外に出て、みつけた雑草もブーケに取り入れるといいですよ。」とがちがちなバラだけのブーケではない、部屋に飾った時に、自然を感じられるブーケ作りをすすめていらっしゃいました。

最初、国際バラでデモンストレーションをされた時は、通訳を介してでしたが、今は、日本語でお話され、実演も同時進行。

よりご自分の意図する花に対する世界観を私達にも伝えやすくなってきていらっしゃると感じました。

日本に来てくれて、ありがとう!

Merci beaucoup!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| | コメント (0)

2021年5月10日 (月)

Visiting a Garden:香りの庭 港の見える丘公園

Img_9628

未来のばら園   山下公園            May.3.2021

 先日、朝早く家を出て、7時前に快晴の山下公園に到着。3月のチューリップ フェスティバルの時に開花前のばら園を訪れるとグリーンのつややかな葉が茂り、どのバラも蕾が上がり、スタンバっているな、と思って愉しみにしていたので、この景色は、圧巻。

とにかく、地植えと管理の良さで、バラの株が放射状に生育し、元気の良いバラの姿が見れ、夢のような時間でした。

この場所は1923年の関東大震災後、瓦礫を埋め立て、作られた地域。その5年後に博覧会を開くため、この花壇も作られたそうです。海岸なのでさぞかし風当たりも強いことだと思いますが、日照に影響するようなビルに囲まれた場所ではないので、しっかりバラが育っているよう。

瀬戸内育ちの私の感覚としては、海岸線は南に面していると思いがちですが、ここは北東に面しています。南側は、フランス山などの丘陵があるので、風当たりは、ダイレクトではないのかも。

それから沈床花壇と呼ばれる造りで掘り下げられている場所なので、これがまた、風当たりを弱めているのかな。

2017年に横浜で行われた「全国都市緑花よこはまフェア」を機会にバラ園がリニューアルされ、HT中心であったバラ園が古今の新旧交えた品種を使い、配色よく考えられた植栽に変わっています。

Img_9653

Rosa ’Jubilee Celebration’   ER, David Austin, U.K ,2002

昨年は、行けませんでしたが、国際バラとガーデニング ショウのなくなったことも相まって、ここ最近、毎年山下公園には訪れています。

今年は、香りの立ち込める中、ただただ、ゆったり楽しませてもらいました。

その後、今までバラの季節には訪れていなかった港の見える丘公園にも足を延ばして行くことにしました。

 

ずっと歩道橋が整備されており、車道沿いを歩くことなしWalking.

Img_9682-3

フランス山

フランス軍のキャンプ地、フランス領事館があったことから、この地域はフランス山と呼ばれるそうです。

ここも植栽を以前よりも変更していて、この日は石楠花の花が木陰の中、輝くように咲き、楽しめました。

Img_9686-2

ちょうど、この日の次の日、NHKの大河ドラマで横浜の焼き討ちの計画(未遂)を立てている場面がありましたが、そういう事情を踏まえ、1863年、ここにフランス軍が進駐を始めたそうです。横浜港を見下ろせる眺めのいい場所です。

この古い写真は、現地にあった看板を撮影したものですが、手前の円形の花壇や道は当時と同じものが、今も現存していることがわかりました。心の中では、芭蕉の「兵どものゆめのあと」という句が浮かんできました。

Img_9695-2_20210510232701

Rosa ’Francis Debreuil’ The Roses,Debreuil,France,1894

 さらに上り、有名な港の見える丘の展望台の先に「香りのばら園」はありました。ここも以前訪れた時は、西洋ツゲが植えられた沈床花壇であったことは、覚えていますが、がらっと変わって、立派なバラ園になっていました。

出迎えてくれたのは、深紅のフランシス・デュブリ―。花びらの形の切れ込みが大きく、花形が綺麗で、しっかり咲いていたので、「最近のバラだろう。」と最初、思いましたが、名前を見て、「あれ?」ということで、家に帰って調べてみると、作出1894年!明治27年・・・。日清戦争!といった頃のバラ。

フランスのリヨンのデュブリ―は、元は仕立屋で晩年から、バラの育種を手掛けたそうです。彼の娘は、Antonie Meilland (Papa) アントニ―・メイアンと結婚し、その娘に捧げられたバラは、20世紀最も有名なバラ ’Mme A Meilland’、あの ’ピース’ だそうです。

Img_9697_moment_20210510222701

ここも沈床花壇になっています。

英語では’Sunken Garden’ サンクン ガーデンと呼ばれますが、最初、英文を読んでいた時 ’sun’ [太陽」に関係あるのかな、と思ったような…勘違いをしていました。’sink’の過去分詞で受け身の形容詞的用法で「沈められた花壇」という意味になります。

地面を掘り下げ、まわりにカイヅカイブキなどの常緑の針葉樹で囲むことで、花の香りがよくたちこめるように考えられた形をとなっているそうです。ここも階段で1mは下ったような。

4つの香り、ダマスク、フルーツ、ミルラ、ティーの香りで植栽を分けていました。

Img_9715_20210510222701

Rosa ’Sir Paul Smith’  Climbing Rose, Beales, Britain, 2006

アーチでひときわ目立っていたのが、サー・ポール・スミス。初めて見たのは、国際バラのBarakuraのショーガーデン。濃いめのフューシャ・ピンクが目に飛び込んできたことを思い出します。外側がわずかに色が薄いリバーシブルの花弁であるところも、なかなかExtraordinaly!

Img_9717_20210510222701

アーチのバラも花盛り。全体のスケール感が山下公園よりもこじんまりして、秘密の花園のよう。

Img_9725

外周は、ゆったりとしていて、バラを遠くから眺めながら、ベンチで一休み。

Img_9731_20210510222701

Rosa 'Kazanlik'  Damask Rose  1689     

なかなか、育っているのを見ることが出来ないブルガリアのバラの谷に咲くという精油をとるバラ カザンラク。

ダマスク香とは、このバラ由来。

Img_9741_20210510222701

Rosa  ’Maigold'     Shrub Rose  Kordes, Geramany, 1953

ジャクリーヌ・デュ・プレの交配親。確かに雄しべがピンク色。あの花の雄しべと花形はここからきている。ミルラ香。

Img_9745

Rosa ’Duchesse de Brabant’  Tea Rose  Bernerd, France, 1857

とても、かわいく旺盛に咲いていたデュシェス・ドゥ・ブラバン。ピンクの花弁が透けているような感じでフワフワ咲いていた。

陽を浴びて、元気いっぱい。

Img_9744_20210510222701

最後に登った階段のアーチ。娘が「あのバラが好き!」と言ったのが,これからもっと咲きそうだった中央から左に見えたコーネリア。

Img_9733

Rosa ’Cornelia’  Hybrid Musk  Pemberton, Britain, 1925

ムスク香の植え込みのところにも咲いていて写真を撮っていました。蕾が幾分赤みが強く出るので、コーネリアとわかる。

国際バラに出た時、このバラを手伝ってくれたMちゃんが持ってきてくれてパーゴラにかぶさるように置いたことを思い出します。

多くの人に「あのバラは何?」と何度も聞かれるほど、女性に大人気でした。

 

一緒に行った娘は、「一番好きな香りは、ミルラかな!」と言っていました。

なんだか、今まで庭巡りに小さな頃からいろいろ連れまわしてきたけれど、(真夏の桂離宮では、彼女は熱中症っぽくなってしまった)初めて「自分はこの花が好き。」とか香りのことも自ら探していたので、やっと楽しんでくれる年になったんだと思い、うれしかった。

映画やイギリスが好きなので、バラのネーミングの由来も話すと興味を持ってくれていたような。

よかった、よかった。人生。いろいろな愉しみが待っている。

 

 

 

 

 

 

 

| | コメント (0)

« 2021年4月 | トップページ | 2021年6月 »