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2021年4月29日 (木)

The Roses : Jacqueline du Pré 2021

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Rosa 'Jacqueline du Pre'      Harkness, UK 1989 

 バラを育て始めた時、村田バラ園で一目ぼれしたのがこのバラ。といってもその頃、出版されていたバラの本にこのバラとGraham Thomasがアップで載っている写真を見ていたので、実物があれば、購入しようと思っていた憧れのバラ。

数年後、夏に枯らしてしまい、翌年、このバラ特有の香りがバラのシーズンになってもしなかったので、大げさですが、その存在がいかに大きかったのかを思い知ったというバラです。 

 ご近所で外構にこのバラを植えているアパートがあり、咲くと必ず、香りをクンクンかがせてもらっていましたが、近所の園芸店で新苗で販売されているのを発見。悩んだ挙句、「人生は短い。ポイントがたまって500円引きだ。人の家のバラの匂いをかぐのはいい加減にやめよう。」ということを口実に購入してきてしまいました。

来年は、マンションの修繕工事もあり、鉢植えをベランダから移動させなければいけないのを分かっていながら・・・。

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こんな姿です。久しぶりにベランダにデュプレさんを連れて帰ってきましたが、この辺りに置くと、しっくり。

懐かしい気持ちになりました。

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 Repotting                  May.2 .2021

アイボリーでハート型のセミダブルの花弁、ピンク色の雄しべ。楚々としていて、バラ=GorgeousではないようなLonely感がいい。

イギリスの女性チェリストで早世した Jacqueline du Pre の名前がつけらています。

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Peater Beales 氏の著作 ”A Passion for Roses”には、このバラについて、記述がいくつもある。

”The lovely flowers of Jacquline du Pre, ・・・”で始まっており、『夏の間も休むことなく咲く。』、とか「Hybrid roseであっても冬の間、Rose hipsが熟れて落ちるまで鑑賞用になることを証明してくれる。』、と褒めています。

栽培は、『鉢栽培に適していますが、他の植物と混色した地植え栽培もOK』と書いてあります。

ご近所も地植えでワイルドに育てて樹高はマックス1.2mぐらいありそうですが『それ以上は生長しない』ようです。

 

私は、再び、大切にどうにか抑制盆栽仕立てで栽培したいと思います。

 

 

 

 

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The Roses:Jubile Imperial 2021

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Rosa 'Jubile Imperial'                           Apr.29.2021

 Andre Eve のバラ、ジュビレ アンぺリアル。たくさん蕾をつけて咲き出しました。

今、ベランダのバラの中では、一番元気。育てて、5年目。

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安定した美しさ。しっかりと今年も咲きました。

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The Roses:Honorine de Brabant 2021

 

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Rosa 'Honorine de Brabant'       Bourbon   Apr.29.2021

 昨年から育てているブルボン ローズのオノリーヌ・ド・ブラバン。

今年は、居心地良さそうにふわっと咲きました。昨年2020年の様子はこちら

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いつもは、トレリスの向こう側に置いているので、後ろ側のみを見てきたのですが、今日はせっかく咲いたので鉢をおろして眺めました。

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こんな樹姿。2年めにしては、蕾がいっぱいついて、Very Good !

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紫がかったピンクにライラック色の絞りが入るところ、思わずじっと眺めてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2021年4月 7日 (水)

Visiting a place : 日本民藝館

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日本民藝館                  Apr.6.2021

 日本民藝館が改修を終えたということを知り、早速出かけてきました。前日、銀座の無印良品で行われている『MINGEI 生活美のかたち』という展覧会(入場無料)を見せていただいた折、チラシがあり知った次第。

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Left : Tokyo Midtown 21_21 DESIGN SIGHT 2018.11-2019.2  

Right : Tokyo Atelier MUJI Ginza 2021.3-5.9 

 現在の日本民藝館の館長である深澤直人氏は、2018年にミッド タウンで行われた『民藝 Another Kind of Art』を日本民藝館の収蔵品を中心に企画されました。この時の展示は、陳列台に民藝の品が並べられているのですが、名札のようなものは、置いてありませんでした。そもそも、民藝の品々は、作者名はないのです。目録はありましたが、最初は、「えっ、どうして?」と違和感を感じました。しかし、だんだん慣れてきて、「一つひとつの形を楽しんで見ていけばいいんだ。」と思うようになりました。

確かに、子どもの時のように文字に頼らず、素朴に「何だろう?」という目でじっくり見ることが久しぶりに出来たような気がしました。

何か、ものを作る時のワクワクした気持ちや作っている時の集中した時間、出来た時の喜び、使う喜び、そういったものを一つひとつのものは感じさせてくれました。

また昔の人々の知恵や工夫と身の回りの自然の材料を上手く利用して作ったであろう品々を見ていくと、なんとひたむきに生活に役立つ品々を作ってきたことかとじわじわと心が洗われるほどに慈しみと感謝の気持ちがわいてきました。いい展覧会でした。

先日訪れた銀座の無印良品のアトリエ展示も深澤直人氏の企画キュレーションで、ミッドタウンの展示を思い出すものでした。

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さてさて、今回の改修が行われた大展示室。1926年の創建時に近い空間にしたそうです。

床が大谷石。微妙に薄緑を帯びた灰色の凝灰岩。壁には、葛布を張り替えたとのことです。

柳宗悦も座ったであろうウィンザー チェアー。国産の洋家具として作られた初期のものでしょうか。座面の材の杢の出方が、使える材を無駄なく使った感じで、今のきれいすぎる仕上がりを求める風潮に私の心に一石を投じてくれたよう。「これでいいんだ!」と言ってくれているようだった。

館内では、日本民藝館のことや柳宗悦の思想を紹介した映像も流すようになり、民藝についてわかりやすくなっていました。Img_9392

角皿       フランス  18世紀

 さてさて撮影可能だった場所のテーブルの上に「これ、何に使うのでしょう?」という四角い皿が。見ていくと・・・、「緑色になるガラス釉がかけられた焼き物だ。粘土だから自由に形が出来るので、四角く作り、取っ手がついている。あの取っ手を自分が持つとなると、こうだから、」と角度を想像すると、オーブンに出し入れしやすい角度のように思いました。左側には、焼き汁が流せるようになっている。私が思うには、この上に肉の塊をローレルなどの香草と一緒に置いて、オーブン(窯)に入れ、じっくりと焼いたのでは?というRoast pan。

ロースト ビーフかロースト ポークがこんがり焼けた塊をイメージしてしまいました。

柳宗悦は、名札に関しては、最小限度の情報のみを黒漆の板の上に朱書きで書いたものを置く、ということを世界中の博物館、美術館を巡って決定したそうです。

これは、人間が作った形は、そのもの自体がすでにその意味を語っているということだと思いました。

 昨日、一番印象に残ったものは、柳宗悦が原稿を書いていた時の机まわりのものが展示されていた中のべっ甲の眼鏡。

つやが美しく色も茶色の飴色というか本物のべっ甲の色。

形は丸形ですが、鼻づるが逆V字型になっていて、機能上なのか、おしゃれなのかわからないけれど、今の感覚からすると、ひねりがあるデザインで、「流石、柳宗悦の眼鏡だな。大事にしていたんだな。」と思って眺めました。

白内障を患った画家のモネの使った黄色いレンズの入った晩年の眼鏡を見た時もひどく感動しましたが、尊敬する人物の眼鏡に私はどうも、弱いらしい。

 

 

 

 

 

    

 

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2021年4月 4日 (日)

Wild Fermentation : シュークルート

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Choucroute  20th day          Apr.2.2021

 先日、一日で作るシュークルートを紹介したのですが、本当にキャベツを発酵させて酸っぱいくなるシュークルート、ドイツではザワークラウトを作ってみました。

途中、変なことになって失敗するのでは、とか家族を腹痛にさらしては、・・・とか思ったりして、怖かったけど、出来ました。

ちゃんと、発酵し、酸っぱくなりました。白菜の漬物と発酵の仕方は、同じようです。実家の母が年末に白菜を漬け込んでいたのを思い出しました。

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●材料

キャベツ 2個  およそ2.4㎏

塩   45g  大さじ3  キャベツ重量 2%

キャラウェイ  大さじ1

ジェニパー ベリー 6粒

ローレル      2枚

 

●作り方

① キャベツを千切りし、大きなボウルに入れ、塩をまぶす。

② 手でもみ込み、しばらく放置。浸透圧で水分が出てくる。

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③ 保存瓶に②をギューギューに入れ、浸出液も注ぐ。めん棒で押します 。

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1日目                      Mar.13.2021

④ 発酵には、3段階あるそうです。最初は、キャベツの葉に元からついている菌や空気中の菌が活動。嫌気性細菌が活動するので、キャベツが空気に触れないよう常に浸出液に使っている状態にします。

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4日目                       Mar.16.2021

⑤ キャベツの色が黄白色に変わりました。浸出液も多くなりましたが、これ以上増えることはありませんでした。

 泡が立っています。発酵が始っているようです。瓶の蓋は、シリコンパッキンをしないで、中のガスが出るようにはしています。エタノール、酢酸、エステルが出来ているようです。

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6日目                      Mar.18.2021

⑥ 明らかに浸出液の色が澄んできました。第2段階のようです。調べたことによると、ロイコノストクメンテロイドという菌が働いているようです。この菌は、自分の分泌物で自分を殺してしまうそうです。乳酸、酢酸、マンマイト、二酸化炭素が作られているそう。

ちょっと、食べて見たら、少し酸っぱくなってきましたが、中途半端な酸っぱさで美味しいとも感じれない。カビや腐れなどはないので、これでいいのだと思うけれど、大丈夫~?と思いながら、ふたを閉めました。

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12日目                     Mar.24.2021

⑦ キャベツが白くなってきました。白いあくのようなものが浮かんでいました。

  第3段階らしい。ここで、活動しているのは、ラクトバチルスプランタラム Lactbachillus plantarum。

  この乳酸菌が活動して、発酵していき、完成。

  耐塩性があり、15℃から45℃で生育するそうです。

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19日目                      Apr.1.2021

⑧ キャベツの色が茶色っぽくなってきました。2,3日前から食べた時に、完全に酸っぱくなって、味が落ち着いた感じになってきました。

 アスコルビン酸が出来ているそうです。忙しかったので、この日になりましたが、ちょっと古漬けになってきたので、15,16日目がちょうどいいのではないかな。

 肉類も揃え、この日の料理に使うことに。調理時に生の状態よりビタミンCが多くなるけれど、煮すぎるとビタミンは破壊されるそうなので、気をつけて。

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シュークルート ガルニ

前回の作り方とほぼ同じです。シュークルートは500g使いました。こちら

 

スペアリブは、酸でほろっと柔らかくなり、肉の旨味もスープに加わり、美味しくいただけました。

少し、隠し味に自家製醤油ニンニク一かけ、お砂糖を大さじ1杯入れるとちょうど、味が安定し、いい感じ。

 

シュークルートは、生でタルタル ソースに刻んでも美味しかったです。

 

ラクトバチルスプランタラムは、酸っぱい漬け物、白菜の漬物、千枚漬け、すぐきの漬物作りのも作用している菌で、人間の腸まで生きて届くので、お腹の調子を整えてくれるのに役立つということです。

 

保存瓶にある発酵液は、もうこの菌が出来ているので、キャベツを追加して漬けた時に、早く漬かるということなので、追加で千切りキャベツを入れておいています。

 

 

 

 

 

 

  

 

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