Maintenance :木のレードルのカーブ
Wood ladles
一番上が、岩手の朴材の杓子、真ん中は、宮島の桜材で、下がWilliams-Sonomaで購入したフランス製のブナ材のスプーン。
土鍋や和風の煮物の時は、一番上、STAUBのお鍋でシチューなどの煮込み料理には、真ん中、ジャムやお菓子作りには、一番下を使っています。
Before
上の杓子が実は一番、使いやすいです。横から見ると、材料の厚みがずい分ないとこの形は生まれてこないことに気付きます。でも、このカーブが使いやすいということがわかっているので、今も材を減らしたりはしないで手仕事で作られています。
宮島の木工品もご飯用の杓子だけでなく、いろいろ洋風料理向けのものもあり、いいデザインなので、これを購入して、かれこれ使って30年。実は前から、上の杓子のように先端の外側を削るともっと使いやすくなるのにな、と思っていたので、冬ごもりの日、削ってみました。
削る範囲を白いチョークで塗り、平刀で削りました。厚みを手で確認しながら。
After
かなり、広範囲に削りました。材は、硬めで、しっかりしていました。削った面もマホガニーのような赤っぽい茶色。
少しやすりがけして、完成。やはり、非常に使いやすくなりました。
ひと手間ですが、自分なりのちょうど良いカーブにしたレードル。
これからもまだまだ、使い続けたいです。
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