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2020年7月11日 (土)

暮らしの中のMy Work : Silk Mask

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昔、父がインドのお土産で買ってきたシルク。30年ぐらい前の布。お仕事用に紺色のパイピングで作ったマスクが出番が多く、増産しました。Light Green ,Sky Blue を自分用に。娘のリクエストの赤いパイピングも作りました。Carpの赤と一緒。

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パイピングをわざわざ入れるのは、ひと手間ですが、色がついているとしょっとした楽しみにもなります。

毎朝、出かける時に服装に合わせて選んだり、使い終わった後、洗ったりして手入れする時も色で見分けると便利。

両面シルクで、裏はキルト芯の薄いものを張りました。

口元のマスク内部空間は、芯を張ったおかげで、確保。

今まで、コットン、リネンでもマスクを作りましたが、調湿性の良いシルクしか今は使っていません。

梅雨の今の時期、どうしても、マスク内は、暑くなり、湿気もこもりべたつきますが、シルクは一番快適。

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布製マスクのフィルター機能は、高機能のものに比べ、落ちる欠点を補えるのではと思い、使っているのが、これ。

フマキラーの「ウィルス 花粉 マスクでブロック」というアルコール フリーのスプレー剤。

「イオンの力で隙間からの微粒子の侵入を防ぐ!」と書いてあります。

成分は陽電荷ポリマー、増粘多糖類、抗菌剤、植物抽出エキス、水 

消臭、防臭効果もあるらしいです。

これをネットで購入して、朝、マスクの表面にかけてから使用しています。

 

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2020年7月 8日 (水)

Veranda Garden : ムクゲ 2020

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ムクゲ 桃花笠。どんどん咲き出しています。梅雨に入って、ちょっとうっとおしい毎日ですが、ベランダにちょっとピンクの花が見えるだけで、なごみます。

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アナベルの花が終わってきました。開花はムクゲにバトンタッチ。

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家の中からは、こんな感じで見えています。

 

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2020年7月 6日 (月)

About An Artist: Vincent van Gogh : At Eternity’s gate

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昨年11月にゴッホの映画を観に行った。昔作られたカーク・ダグラスが演じたゴッホの映画を観たが、その後作られた映画は観ていない。映画や小説でその人の人生を追うよりは、その人が残したものから、こんな風に考え描いたのではと自分なりにゆっくり考えていくのが好きだ。

今回のゴッホ役は、ウィリアム・デフォー。なんだか、二人ともマーベルの映画に敵対する役で一緒に出ていたが、確かにゴッホに顔が似ている俳優さんだ。

しかし、今回のジュリアン・シュナーベル監督の本作は、制作中のフィルムなどの公開などから、描かれた場所に行き、撮影が進められたということを知っていたので、是非、大画面で見たいと思っていた。監督自身も絵を描いていた人。

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映画の冒頭の完全にゴッホの見ていたようにカメラが動くシーン。絵の具やイーゼルを運び、家に帰ってくるシーン。

学生時代にモチーフを探しにスケッチに出かけた頃を思い出した。

手を動かせば、絵は描ける。しかし、何を自分のものとして一枚のキャンバスに残せばいいのか、迷った。

あの頃はスケッチしながら、人の評価を気にして、絵を描くのが辛い頃だった。

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ゴッホが日記のようにいろいろなものを描いたのには、決定的な評価が得られなかったためにいつも迷っていたからだと思う。

でも、サン・レミの修道院に入ってからは、スケッチに行けないので、逆に心の中にある美しい色、形を自由に表現していった。

あの時代、心の動きともとれるSchrollうねりというタッチでキャンバスの上に表した画家は、ゴッホ以外にいただろうか。

ニューヨークのMOMAにある『星月夜』は、ゴッホの残した作品のベストだと思う。色の研究によって意図したであろう補色対比である濃紺と黄色の組み合わせは、純粋に美しい色面だ。モチーフの糸杉は画面の中の垂線となり、月や星の散らばる夜空につながるように描かれている。宇宙という果てしない世界がここには描かれている。

天にも届きそうな糸杉は、ゴッホの願い「いつかは、天国に召されたい」というキリスト教的な気持ちを隠喩しているように感じる。

現実の世界では、理解してもらえないゴッホはこの絵の中に、自分の心が解放され、受け入れてもらえる自由や安心感を感じる世界を作り出した。

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映画から南仏の景色や光、風など疑似体験させてもらえたし、油絵を描く気持ちも思い出させてくれた。

パンフレットに使われていたこの黄色。

ジョーンブリアン, カドミウム イエロー? 懐かしい色名が浮かんだ。

油絵の具は顔料の違いで微妙にチューブの中の絵の具は塗った時に今、多用されているアクリル絵の具とは違う濁りを含んだ色面を作る。

展色剤として揮発性の油もあるが、一般に乾きも遅く、前に描いた絵の具がぬるぬるして、塗り重ねるのに時間がかかる。

だから、一般的に油絵は時間をかけて制作されるものだ。

ゴッホの作品の中で何度も本物で見た作品は、その常識を覆している。

ゴッホ最後の地、オーベル・シュル・オワーズでの作品、ひろしま美術館蔵の『ドービニーの庭』は、チューブからそのまま置いたのでは、と思われるぐらいパレットで混ぜた痕跡のないような絵の具が粗いタッチで置かれ、セラドン・グリーンの空の美しい色が特に印象的な作品だ。

べたつく油絵の具を乾かしては塗るということはしないで、早く完成させたいからともとれるが、今となっては、自分に残された時間がないことを悟っていたのかなとも思うと悲しい。

帰省の際に、機会があれば、ひろしま美術館を訪れ、天窓のあるドーム型の常設展示室の作品を観に行くが、やはりこの絵は上部の色とタッチを確認するように観ている。

「確かにこの絵の前でゴッホは筆を動かしたのだ。」と感じる。

 

 

 

 

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