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2020年5月16日 (土)

Home Music : Josh Groban ”The Prayer”  祈り

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先ごろ、行われたCoronavirusに対する医療従事者の方を応援する ”One World together at home” で最後にLang Langさんがピアノを弾き、Lady Gaga,Celine Dion, Andrea Bocelli, John Legend 、みんなで歌った "The Prayer"がこのアルバムには入っています。私もこの曲が好きで、購入したのですが、実際、人が懸命に歌っているのを目にしながら、聴くと涙がどっと出てきました。不安が吐き出され、世界の人と願いが通じ合えた気持になりました。

特に、歌詞の

♬ Lead us to a place,

  guide us with your grace,

  to a place where  we'll be safe

「(神よ)、あなたの恵みで私達を安全なところへ導いてください。」というところが、今世界がCovid-19の猛威に脅かされる中、人々が再び安全に暮らせる生活になりますようにと願っている気持ちと重なります。

この曲は、作曲がDavid Foster、歌詞はCarol Bayer Sager。最初は映画『魔法の剣 キャメロット:”Quest for Camelot"』(1998年公開)のための曲でした。主人公の娘を心配する母が亡き夫に天国から見守ってください、と願うシーンに、Celine Dion が歌っていました。歌詞の内容もそういった場面の内容であるため少し、今の歌詞とは違います。また、現在の”The prayer" の曲想が変わる部分は、映画の別のシーンに使われていた曲で、後から映画の中の2つの曲を合わせ、歌詞を変えたものが現在の曲であることが本日、映画を見てわかりました。

最後のEnd Rollで流れる曲の最後にAndrea Bocelliが歌うイタリア語Version がオーケストラ バックに流れており、この曲の現在まで事あるごとに歌われてきている懐の深さの片鱗を伝えていました。

その年のGolden Globeの主題歌賞を取っていますが、同じ年Whiteney HustonとMaraia Caryが主題歌を歌ったアニメ映画 ”Prince of Egypt"の主題歌 ”When you believe" がバッティング(この曲もすごかった)していたので、Grammyはノミネートのみで、受賞は逃しています。その後Celine Dion、Andrea Bocelliのそれぞれのアルバムに入れられ、二人がDuetしたversionが生まれ、ヒットし、2000年に、GrammyのBest Pop Collaboration for vocals 部門で受賞しています。

私がこの曲は、最初に聴いたのは、2002年2月のSalt Lake city Olympicの閉会式でした。

銀盤の上でスケーターが滑る中で、暖かそうなムートンのコート(実際は毛皮にダウンコートだった)を着た16歳だった可愛いCharlotte Churchが澄んだ声で歌い出し、ぐーと引き付けられた後、Josh Grobanがいつのまにか登場し、歌を引き継ぐように落ち着いたバリトンで加わり、二人のDuetになり、あれよあれよと感動的に盛り上がり、二人のハーモニーで静かに終わっていく、聖火も消えていくという場面でした。

その時の映像はこちら

動画のコメントを見ていると前年の2001年に9.11が起こり、安全への不安が募っていた頃、人々の気持ちを代弁するように歌われたタイミングであったことを思い出しました。

その当時、ライブ映像であっという間に終わってしまって、もう一度、聞きたくて彼のアルバム”Josh Groban ”を購入しました。Producer は David Foster。

予想通り、いいアルバムであり、お家でよく聞いたり、ひいひい一緒に歌ったりしていて、かなり聴いてきたアルバムです。

いろいろな ”The prayer" のVersion がありますが、一番好きなのは、この若い二人が歌ったVersion。

他にも4曲目には、Morricone の “New cinema paradise” のテーマ曲を歌で抒情的に歌っているのもいいし、12曲めの Bach の "jesu, joy of man's desiring"も Joshの歌い上げる所が、圧倒的な荘厳さを醸し出しています。

珍しいのが画家 Gogh(ゴッホ)の作品『星月夜』を通してGoghのことに想いを馳せる詩の”Vincet"(starry ,starry night)

歌になるうたわれる絵画というのもあまりないような・・・”Mona Lisa"はあるけれど、あまり思いつかないので、貴重な曲。

 

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