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2020年3月16日 (月)

暮らしの中のMy Work : リネンのマスク

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ここ最近、Coronavirusの影響で家にこもっている生活が多くなりました。

マスクは、昨年の冬の終わりに大箱を購入していたので、家族分はまだありますが、出かける度に、消費しているので、いつかはなくなっていくことも考えています。

何もしないで、あわてて買いに走るのも嫌なので、私も布の手作りマスクを作ってみました。

あまり、可愛いのも恥ずかしいので、さりげなくきちんと出来たらいいな、と思いながら、家にある材料で。

ネットで型紙を無料ダウンロートさせてくださるサイトを見つけ、自分なりにアレンジしながら、一つめを作り、

サイズを見ながら、小さ目のものは娘用、サイズを大きくしたものを自分用に量産体制に。合計5枚分。

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比較的しっかりとした生成りのリネン。ネット上の無料の型紙をダウンロードさせてもらったコピー紙を厚紙に重ね、上からルレットでなぞって跡をつけ、型紙を切ったもの一枚を作りました。切り込みは、ゴムを通す部分の三つ折りする部分。

中表に布を折り、2枚一緒に裁断。

同じものを3セット。表布、裏布、内側にガーゼやフィルターをはさむためのポケット用になります。

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リネンは目がつまっていないので、通気性がいいため、マスクの役目を果たさないのも困るので、表布の裏側全面に接着芯をはりました。型紙を使って同じように裁断し、アイロンを動かさないで糊を熱で溶かし、接着させます。

これで、表布に張りも出せます。

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マスクの中心をミシンで縫います。縫い代1㎝込の型紙ですので、布端から1㎝を縫っていきます。

3セットすべて縫います。

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これは、たくさんのマスクの同じ部分を縫うので、続けて次の布を縫っていったところ。

縫いはじめと縫い終わりのミシン糸の節約になります。

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それぞれを切り離し、縫い代のカーブの部分に切り込みを入れます。縫い目の2㎜ぐらい手前まで、切り込みを1.5㎝ぐらいの間隔に入れます。

この切込みがあることで、生地の伸び代となり、鼻の部分を覆う曲線の縫い目がきれいに仕上がります。

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縫い代を手でまず、両側に割り、折りぐせをつけてからアイロンで仕上げます。

仕上げ馬という小型のアイロン台の曲線部分を利用しました。ない時は、タオルを固めに巻いて、アイロン台の代わりにしてもいいでしょう。

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これは、表布、裏布、ポケット布を重ねている所。

この後、中心の縫い目の両側1mmぐらいの所にミシンでステッチをかけました。

縫い代の押さえにもなります。

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ポケット布は、三つ折り部分は、いらないので、両端をカットしてから、両端を 三つ折りしてミシンがけ。

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3枚を合わせ、上下を縫っていきます。左上は、裏布の表側の上にポケット布の表側を重ねているところ。

それに表布の裏側を重ねます。

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縫い合わせた後、曲線部分に切り込みを入れます。

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縫い代を裏側に倒して、しっかり縫い目の所で、アイロンでプレス。

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ひっくり返した時、裏側から見た時。少し、表側がかぶって仕上げられます。Img_4908

ゴムを通す部分、三つ折りにして、アイロンプレス。ミシンがけ。

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小さ目2枚と大き目3枚完成。

左下は、家にあった帽子用ゴム 30㎝ずつを通し、結んだもの。

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こちらは、ゴム節約モード。20㎝ずつを角に縫い付けたもの。

この付け方だと、手持ちのゴムで全部のマスクに使えそう。

子どもが幼稚園の時に買った白い帽子用のゴム。ずっと、残していたものが今回、役に立ちました。

近所の手芸屋さん、100円ショップに一応、マスク用のゴムの在庫を尋ねたのですが、「在庫なし」とのこと。

取りあえず、この付け方でマスクを仕上げます。

案外、すっきり出来たので、「母にも送ろうかな、表布リバティーの小花の布なんてどうかな?」なんて残り布をひっくり返しながら、新作をイメージしています。

つけて、お買い物に行きましたが、肌触りはさらっと軽く、マスク内部には、熱や湿気がこもりません。

ただ、眼鏡が曇りました。ノーズフィットのワイヤーを捨ててしまうマスクから取り出して縫い付けることも出来ますが、今回は、しませんでした。コンタクトの時は、関係ないのですが・・・・。

追記

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使い捨てマスクのワイヤーを取り出して、自作マスクの内側ぬ使うことに。

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内側のポケット布と裏布の間にワイヤーを入れ、手縫いで縫い付けることに。

抜けないように縫い糸で入り口をふさぐように縫い、ワイヤーの下側のあたりは、星止めで、縫い目が目立たないようにしました。

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マスク表面には、縫い目がひびかないようにして、完成。

 

 

 

 

 

 

 

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