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2020年2月11日 (火)

Maintenance : Classic Coach の金具の交換

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たぶん1990年前後、今から30年前に気に入って買い求めたCoachのショルダー バッグ。

Glove leatherで作られた厚手の一枚皮を縫い合わせたもので、質実剛健な造り。Classic Coach とか Vintage Coach とアメリカでは分類しているよう。この頃のシンプルな革のカバンのイメージが良かったのですが、時代に合わせてデザインや素材も変わってしまいました。

子どもが小さかった頃は、大きなトートバックばかリが必要なバックで、いつの間にか使わなくなりタンスにしまっていました。

2年前の夏、久しぶりに出して旅行に持っていったのすが、帰って手入れしていたら、真鍮の留め具の足の部分が折れてしまいました。

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右の部品の左の部分の足が折れてしまった。

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しばらくは、再びお蔵入り状態でしたが、先日アメリカでこのようなケースに対応する部品が販売されていることに気付き「やった~!」と思い、購入しました。ちょっと、右上の裏金の形状が違ったのですが、購入者のコメントでは、製品にぴったりで交換出来たと書かれてあったので、思い切ってアメリカから送ってもらいました。

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前の金具を差し込んでいた切り込みにピッタリ。

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裏金を裏から当てて、金具の足をラジオ ペンチで折り曲げて、固定しました。

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しっかり取り付けられました。裏金の形状の違いは、以前の改良型になっていることがわかりました。

折った足の曲げの厚み分を吸収する裏金にしてありました。

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蓋の金具も交換できますが、こちらは、以前のものをそのまま使うことに。穴の形状が新しいものとピッタリ合いました。

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何事もなかったように完成。日常持つには、荷物がもう少し入るものがいいのですが、旅行の時に大きな荷物は預けておいて、貴重品プラスαぐらいのものを持って、歩き回るのには肩からぶらさげておくのに便利。

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持つ自分もOldなので、カバンもOld vintage style でいいかな、と思えるほど、流行には大いに無頓着=自由な気持ちを楽しめるようになってきました。

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