Maintenance : Classic Coach の金具の交換
たぶん1990年前後、今から30年前に気に入って買い求めたCoachのショルダー バッグ。
Glove leatherで作られた厚手の一枚皮を縫い合わせたもので、質実剛健な造り。Classic Coach とか Vintage Coach とアメリカでは分類しているよう。この頃のシンプルな革のカバンのイメージが良かったのですが、時代に合わせてデザインや素材も変わってしまいました。
子どもが小さかった頃は、大きなトートバックばかリが必要なバックで、いつの間にか使わなくなりタンスにしまっていました。
2年前の夏、久しぶりに出して旅行に持っていったのすが、帰って手入れしていたら、真鍮の留め具の足の部分が折れてしまいました。
右の部品の左の部分の足が折れてしまった。
しばらくは、再びお蔵入り状態でしたが、先日アメリカでこのようなケースに対応する部品が販売されていることに気付き「やった~!」と思い、購入しました。ちょっと、右上の裏金の形状が違ったのですが、購入者のコメントでは、製品にぴったりで交換出来たと書かれてあったので、思い切ってアメリカから送ってもらいました。
前の金具を差し込んでいた切り込みにピッタリ。
裏金を裏から当てて、金具の足をラジオ ペンチで折り曲げて、固定しました。
しっかり取り付けられました。裏金の形状の違いは、以前の改良型になっていることがわかりました。
折った足の曲げの厚み分を吸収する裏金にしてありました。
蓋の金具も交換できますが、こちらは、以前のものをそのまま使うことに。穴の形状が新しいものとピッタリ合いました。
何事もなかったように完成。日常持つには、荷物がもう少し入るものがいいのですが、旅行の時に大きな荷物は預けておいて、貴重品プラスαぐらいのものを持って、歩き回るのには肩からぶらさげておくのに便利。
持つ自分もOldなので、カバンもOld vintage style でいいかな、と思えるほど、流行には大いに無頓着=自由な気持ちを楽しめるようになってきました。
| 固定リンク | 0
「雑貨」カテゴリの記事
- Basket collection : Maintenance : 籐かごの補修(2023.08.01)
- Maintenance : ピクニック・バスケット(2022.06.05)
- Glassware Collection : 骨董の硝子猪口(2022.01.05)
- Glassware Collection : Glass Pitcher(2021.08.20)
- Useful tools : Hair brush(2020.03.07)
「◇Maintenance」カテゴリの記事
- Maintenance : ふすまの塗り替え(2024.09.01)
- Maintenance : 色あせたフローリングの手入れ(2024.05.18)
- Maintenance : 廊下の壁塗り(2024.05.15)
- Maintenance : キッチンの壁の塗り替え(2024.05.13)
- Maintenance : 玄関枠の塗装とゴムの交換(2024.05.15)
コメント