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2019年4月18日 (木)

About Pottery : 象嵌のある皿

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 結婚のお祝いに近所の方に2枚いただいた皿。

どうやって、作っていくのかとか、どこの産地なのか分からないまま、使っていました。

はじめは、ピンとこなかったけれど、使い始めてこの皿に料理を盛るとすごくおいしそうに見えることがわかり、贈ってくれた方の意図がわかったというお皿。

しかし、気に入っていたのに、一枚割ってしまいました。

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残念に思って、いただいた時の包装紙が「クロワッサンのお店」のものであったので、神戸のクロワッサンのお店にお願いして同じ皿を4枚頼みました。右が最初にいただいたもの。左が後から購入したもの。作り手が違う様で、模様のイメージが違います。

その時、韓国の新聞紙に包まれてきたので、このお皿が、韓国で焼かれたものなのかな、と思うようになりました。

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日本の小原焼や小鹿田焼きの飛び鉋で模様を作るところと似ていますが、これはさらにそこに白い化粧土が詰められています。そして、全体に釉薬がかかっています。

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ん~。この裏を見ると、焦げ茶色の陶土に灰釉薬をかけ、白い化粧土で、ぐるりと刷毛で縁を塗っているよう。

やっぱり、分からない。

インターネットで似たような焼き物を探すと『高麗三島手』と日本で呼ばれている焼き物と似ていることに気付きました。

これが本当なら、私の好きな焼き物は源流までさかのぼっていたのかと思うと、感慨深いです。

 

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