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2019年4月15日 (月)

About Pottery : 唐津の粉引

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Small bowl                              Karatsu Pottery

 唐津焼、隆太窯の粉引ふちなぶり皿。縁が波打って、花のようにも見えます。

2008年の雪の降る2月。箱根のMOA美術館で尾形光琳の『紅白梅図屏風』を初めて見ました。庭の梅も雪の中咲いていました。

まさに「耐雪梅花麗」。大きな屏風の光琳の屏風絵の中の梅の木は、ひこばえをたくさん出しながらも花を咲かせている姿で、対峙すると、光琳が込めたメッセージが私にも伝わってくるようでした。

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 鑑賞後、ミュージアム ショップで唐津焼の隆太窯の器を偶然見つけました。いつか行ってみたいと思っていながら、なかなか行けない唐津。お目当ては、この唐津焼。地元の材料を使い、釉薬や絵付けも素朴で気取らない所が私は、好きです。

「ちょっと贅沢かな。」と思ったのですが、誕生日も近かったので、自分へのお祝いとして求めたのが、この小鉢。

茶色の陶土に乳白色の釉薬をかけている粉引。一つひとつの雲のように景色がそれぞれ違います。

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蹴ろくろで形をあげ、陶土が柔らかいうちに均等に縁にへらで跡を入れるようです。

素人がこわごわ真似しても出来ない技です。たくさん器を作った手だけがなせる技。

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唐津の土の色は、こんな色。粉引は、お化粧しておめかしさせてあげたかわいい器のように思えます。

 

 

 

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