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2018年7月22日 (日)

Glassware Collection : 硝子水瓶

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今年の5月、母が我が家に泊まったので、いつか連れて行きたいと思っていた駒場の「べにや民芸店」さんへ。
青山から移られてまだ行ったことがなかったけれど、駒場の方が自宅から断然近く、あっという間に到着。

母の新幹線の時間を気にしつつ、一つひとつの品を拝見させていただいた。やはり、母も喜んでいて、御主人と世間話もして、鉄の花ばさみや型染のはがきなどを求め、大満足で帰っていった。

その時、私はお店に花を活けていたガラスの花瓶が気に入ってしまった。けれど、その一点のみだったので、またの機会にすることにした。

その後、すぐに倉敷ガラスの小谷栄次さんの個展のお葉書がべにやさんから送られてきた。
「もしかしたら、あの泡のはいった徳利のような形の花瓶もあるかもしれない。」と思い、再び、べにやさんに。

たくさんの素朴な形の吹きガラスの作品がたくさん並べられており、小谷さんもいらしていた。

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小谷さんのガラスの形は、私には正倉院のガラス器をイメージさせる。シルクロードを通って伝えられた西方で作られたガラス器は、透明で実用性が第一の形で美しい。子どもの頃から歴史の教科書などに載っている写真をみながら、これがどんな宝よりも美しいものとして私の目には映っていた。

ご本人に制作の技法を聞かせていただいたりすると、他の器にも目が行ってしまったが、やはり初心貫徹。
一輪でも様になる首の細い、花瓶は持っていないので、このガラス器にした。少しふっくらとした形は、まるで自分のよう。

育てたアナベル。少し終わりかけた頃,切った。バランスよく収まった。

花屋の切り花ではなく、自然に開花した花が似合いそうな花瓶だ。

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