Visiting a place :Japanese Olive
Shodoshima Aug.1.2018
小豆島に渡り、バスに乗ると、島のあちらこちらにオリーブが育てられていました。青みがかった葉色は、すぐにオリーブと分かります。島の南側中央部にあるオリーブ園に行ってみました。
オリーブの実がたわわになっていた!!関東では、こんなに地植えで実がなっているのを見たことがなかったので、「すごい!」と思いました。1907年にオリーブの試験栽培を各地で行った結果、小豆島のオリーブだけが結実したそうです。。受粉後、日本では梅雨に入り、雨があたり、結実できないことになってしまうのですが、夏場の雨の少ない瀬戸内気候は、どうにか結実を邪魔しなかったというわけです。
小豆島で育てられている品種は、ミッション、ルッカ、マンザネロ、ネバディロ・ブランコ。この時は、オリーブの株元にだけ潅水をしていました。そもそもなぜ、オリーブを日本で育てなければいけなかったのかということについては、「イワシの缶詰」に使うためだそうです。いわゆるアンチョビーの缶詰のことかな。
作業している方にお話を聞きました。
雨が少ないといっても、当然、台風はやってくるので、収穫前に台風が来た時、実が傷ついたりしてしまうそう。傷がついたものは、オイルには加工できるが、塩漬けなどには、出来ないとのこと。
収穫は、手摘みで行うそうで、大変な作業だと思いました。
私は、2年ほど前から、オリーブの塩漬けを使ったモロッコ料理を作っていますが、それが出来るようになったのも、小豆島産の塩漬けグリーン オリーブが出回るようになったからでした。
ここは、日本の地中海?と思うような景色を眺め、小豆島の人々が大事に栽培してきたオリーブや自然の美しさをじわっと味わわせてもらった一日でした。
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