« 2017年3月 | トップページ | 2017年5月 »

2017年4月30日 (日)

The Roses : モッコウバラ

P4290738
Rosa.banksiae'Lutea'              April.29.2017

もうそろそろバラに薬をかけないと、と思い花壇に行ってみました。数年前に植えたモッコウバラが今年は、大きくなって咲いていました。クリーム色のenfantsのような姿で本当にかわいい。

P4290737

こんな風に、フェンス前に植えているので、時々、外側からばっさり切られていたりしますが、だんだん大きく咲くようになっているので、存在感をアピールできつつあるのではないかな。

この他のバラについては、やはりつぼみを食われたりしているものもありましたが、どうにか、薬剤散布、間に合った感じ。

ノイバラはやはりたくましく、無農薬でOK.もちろん、モッコウバラも無農薬。


| | コメント (0)

2017年4月 7日 (金)

Beautiful Things : 欅のお盆と肥松の茶托

D7k_4665_3

今日は、ピアノの調律をしてもらった。作業が終わる頃、お茶の準備をし始めました。いつも角盆を使っているのですが、洋風なので、緑茶を出すのには、似合わない。「そうだ、宮島のお盆がある!」と思い出し、ほとんど初めて使うことに。

D7k_4664_2

欅の一枚盆。無塗装なので、大事にしまっていました。湯呑は、母が使っていた萩焼。面取りしてある底部がかっこよくて子どもの時から好きだったものをもらい受けたもの。

茶托は、肥松といって、松の油分が多い部分を使ってくり出した茶托。こちらも無塗装。使う度に、布で磨いていくといい、と母に教えてもらいながら、使ってきました。

D7k_4657_2

宮島には木工製品の加工所が数件ある。島を訪れた時、作業している所が道に面している所もあり、見るのが楽しくて、必ず立ち寄っていた所がある。宮島の歴史博物館の向かいあたりにある『藤山』というお店はろくろでくり出した茶道具が並べられていて、美術を学び、工芸の世界に興味があった私には、無塗装で木目をいかし、形の美しさを追求して仕上げた道具を見せてもらうだけで心に栄養をいただき、満足して宮島をあとにしたものです。

D7k_4663_2

数年前、インターネットで調べていたら、そのお店のご主人は亡くなられて、今は残った品を販売しているのみだと知りました。店とは少し離れた場所に作業所があり、そこは、道に面して作業していているところが見えるようになっていました。亡くなられたことを知った後、そこにも数年前行ってみた。作業に合わせて、あて鉋などの道具を自分で作られていたということで、今もご主人が作業しているかのようにそのままになっていたのを記憶しています。

私が、黙々と作業しているのを覗かせてもらったご主人も宮島のために尽力していた父もこの25年の間に天国へ。

思い返すと寂しいけれど、この25年で私は母になることができ、2人の子どもは、それぞれの道を探しながら、今は大学生となった。

花が咲くように素晴らしい仕事をなしてきた人々を思い出しながら、もうそろそろ欅のお盆もこれからの人生で使ってもいいのかなと思えてきました。

| | コメント (0)

2017年4月 5日 (水)

Favorite place : 宮島 Miyajima

P8100218_2  
                                                              Aug.10.2016
宮島の島端。水平線が向こう側にも見え、瀬戸内海の島影のグラデーションの重なり合う景色がいい。

475
                                                              Aug.18.2015

写真は、夏休みに写したものですが、春休み帰省の折、宮島へ行ってきました。必ず、帰省中に一度は訪れ、何かしら発見がある島。奥深さにわくわくしながら、歩き疲れてへとへとになりながら帰ってくるのが常。

父は、この島の形をよく、「女の神様の形をしているんだよ・・・。」と何度も私や孫に説明してくれたけれど、私は未だに見立てた方が分からない。子どもたちは、にやにや分かっているような感じだけど・・・・?

P3270645_2
                                                              Mar.27.2017

フェーリは、行きがJRフェリーだとこの写真のように鳥居と社殿が浮かぶように立っているのを海上から見れるよう運航してくれる。この背後の弥山をふまえた上での厳島神社、山の青緑と朱の社殿、そして海の青。これらが世界遺産の地域に含まれています。平安時代の平清盛も厳島神社に参拝する時、この景色を船から見たのかと思うと不思議な気持ちになります。また戦国時代には、この海にいっぱい船が集まって、戦もあった。そして、2016年、アメリカのオバマ大統領の平和公園訪問の際、米軍岩国基地と広島の昔の西空港との間を移動する際、この上空をヘリコプターとオスプレイ数機が横切っていいたそうです。母曰く、「帰りも通っていったよ。」そんな新たな歴史をしっかり見続けながら、この島は今も存在し、大事に守られてきたことに驚きを感じます。

船を下りて、海岸沿いに遊歩道があり、厳島神社に向かって人の流れは、右になりますが、ここであえて江戸時代に埋め立てられて作られた「町屋通り」に迷い込むのが最近のマイブーム。左に行くと、海水浴の出来る包みが浦に行くバスあり。いろいろ散策しながら、楽しめる所が宮島の魅力。

D6h_1508_2

地元の人が使う道であり、「ふと人影?」と思いきや、鹿さんでした。以前NHKのテレビ番組で、宮島の鹿さんたちが、湾を渡るところを取材していました。野生のまま、たくましく生きています。

203
                                                             Aug.18.2015

夏に山を歩いていると、出会うこともあります。この鹿は、森の中で涼んでいました。今回も神社の裏手で小さなバンビちゃんに出会いましたが、何も知らずにビニール袋をもぐもぐしていたので、娘が口から離そうと必死でバンビちゃんと引っ張り合いっこしました。娘の勝ち。「だめだよ。」って言ってお別れしました。

P3270647

町屋通りに入ると、昭和の私の子どもの頃見たような、魚屋さんやお菓子の紙箱を作っているお店、おばちゃんがやっているような個人商店が点在しています。ここ2~3年で古い民家を改築し、お店にしたりした所もあり、町並みが整ってきています。また、路地を入ると、宮島の杓文字やろくろ細工のお盆「を作っている作業所もあり、秘かな島のLive spot。5~6年前からでしょうか、帰る度にフランス等ヨーロッパからの観光客が多くなっているなと感じるようになってきて、もうここ最近は、いつでも人がいっぱいになってきています。

30年前、私が島を訪れた時、島の高齢化が心配され、日本三景として素晴らしい自然や文化は知られていたけれど、観光地として低迷していた時期もあり、夕闇の路地を歩いて、心配になったことを覚えています。

P8090196_2

その頃より、宮島に景観に関する条例があることは、亡き父から聞いていました。屋根の色は周囲と調和の取れる無彩色などにすることや島内に新しく建物を建てる時は高さの制限があること。自然保護の観点からは、原生林の森を維持していくために、倒木も運び出さず、自然に朽ちさせていく。サルが以前弥山の山頂にはいましたが、観光目当てに外から連れてきたので、サルを捕獲して生体サイクルを元に帰していったこと等。

そんな昭和から平成にかけての努力もあり、世界遺産に認定されたのだと思いました。今年は世界遺産認定20周年だそうです。現代の便利さや利潤追求からすれば、取り残され島のようにも思えた時期もあったけれど、そういった今の人間のためだけのメリットではなく、歴史を重ね守られてきた島の自然や文化の良さを第一に大切にした考えは、世界に人たちにもしっかりと伝わる価値を備えていたものだったのだと改めて思っています。

188
Tsutsumigaura                                                  Aug.18.2015

夏に海水浴をする包みが浦に連れていってくれるマイクロバスには、フランスからの家族と同乗することが多く、彼らは、リッラクスしながら夏の日差しの中、島の緑陰や海の青さをぼーっと眺めて楽しんでいます。何かのフランス語の観光ガイドに載っているのだと思うのだけれど、本当に"Très bien"っておすすめしてくれているから、また皆さん来られているのでしょう。

島がもし大きな看板で営業しているお店が並ぶ観光地であったら、ブブ~!次にはつながらない。


| | コメント (0)

« 2017年3月 | トップページ | 2017年5月 »