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2016年9月24日 (土)

Home Music : Adele

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Adeleは、娘が好きでお付き合いで聞くようになったのですが、昨年3年ぶりに出された『Adele 25』は、それまでの恋愛を歌ったものよりも一回り大人の雰囲気で、「むむっこれはいい!」と真面目に聞くようになりました。
彼女の落ち着きのある低音から生み出されるパンチの効いた抑揚のある歌唱力は素晴らしい。歌う姿に引き込まれます。

お休みの3年の間、出産を経験し、以前よりも愛に満ち溢れ、母として自信も兼ね備えたSuper womanになって帰ってきた、という感じです。

今回のアルバムは発売前から予約殺到で、売り出された時には、一気にセールス記録を出したという怪物アルバム。
それまでの実績があってのことだと思いますが、私のような新たなファンもきっと、このアルバムで生まれてくると思います。

来年のグラミー賞がどんな風になるか、楽しみです。

特に私が一番好きな曲は"Wnen we were young"。老眼が入って、CDの歌詞カードが読めない今日この頃ですが、拡大コピーしてAdeleと一緒に歌おうとして、家の中で歌いまくっていました。

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先日、ピアノ譜が出ていることをアメリカの楽譜屋さんのサイトで見つけ、送料もろもろ計算すると日本のアマゾンでも同じ HAL LEONALDO社から出された輸入楽譜があり、こちらの方が早くて安かったので、購入。

今、Adeleの声に合わせてバンドメンバーのようにピアノを弾くのにはまっています。

歌詞、コード、メロディー譜、ピアノ譜が併記。ピアノは、録音の時のアレンジではなく、メロディーも絡めながらの記載になっているので、一人で弾くときは、メロディー入りで、Adeleの声を流しながらの時は、コードだけを弾く感じで楽しんでいます。

一緒に弾いて思うことは、「やっぱり、彼女は、歌が上手い!」。たぶん、バンドメンバーもアデールと一緒でとても楽しいと思います。

彼女の歌は真剣勝負ですが、時々、おしゃべりしながら「ハハハ・・・!」と笑う姿、とてもチャーミングな女性です。ライブの映像を見ると、彼女の衣装やメイク、舞台のセットなどイギリスのクラッシクな趣味が見え隠れしてとてもおしゃれ。娘に「アデールみたいなつけまつげ、つけたい。」とか、「あんなお洋服、ママも来てみたい!!」とか言っています。

そろそろ、日本にも来てほしい。アデールのおしゃべりにどれだけついていけるか分からないけれど、一緒に歌う準備はしておきま~す。

Dear Adele, Please come to Japan !

と書きましたが、先ほど、他のサイトを見て知ったことが・・・。もしかしたら、子どもさんのためにまたお休みするかも、とのこと。

それが、いいと思います。Adeleらしい。

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2016年9月23日 (金)

About An Artist : 鈴木 其一の『朝顔図屏風』

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『朝顔図屏風』部分

9月10日から六本木サントリー美術館で始まった江戸後期の琳派の鈴木其一の展覧会に初日、行ってきました。其一については、名前はなんとなく知っていましたが、特にメトロポリタン美術館から借りている『朝顔図屏風』について、2012年にNHKのBS『極上美の饗宴』で紹介されて以来、「この絵の本物をいつか、見てみたいな。」と思っていました。

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"Morning Glories"   Suzuki Kiitsu    1795~1858   (178.2cm×379.8㎝) 

本物は、美しかった。菁々(其一の50歳を過ぎてからの雅号とかけて)堂々としていました。

朝顔の大きさは、一つの花が手のひらをひろげたくらい大きく、ゆったりと枝葉を伸ばしていく様子は、植物の持つ生長のエネルギーをそのまま写し取るように描かれていました。

朝顔のつぼみの一つひとつを見ると、「これから咲いていくのかな。」と期待しながら本物を見るように其一の絵にもそういった楽しみを感じることが出来ました。葉の形は三列に分かれており、琉球朝顔と言って、旺盛に近年繁殖している宿根性のものとは違う日本朝顔の特徴を確認して安心したり・・・。

展覧会では、其一作品を一堂に集めて、時代別に展示していましたが、この『朝顔図屏風』は、其一晩年の作品であり、私には其一が「これからは、自分の好きなように描こう。」としたような自由さを持った作品に感じられ、今回の作品群の中でやはり一番印象に残りました。

其一のそれまでの絵は、酒井抱一の後継者として注文主のオーダーの範囲で忠実に描こうとしたような、几帳面な少し個性を押し殺した絵のようにも思えたので、この屏風絵の前に来た時は、開放感でいっぱいになりました。

『極上 美の饗宴』の番組の中で、其一は「垣根を本作では、取っ払っている。」、ということを言っていたように記憶しています。番組を録画して2回ぐらいは見たのですが、その後、番組は消されてしまったようで、確認できず、情報が不確かなところもあると思いますが・・・。光琳の根津美術館の『燕子花図屏風』も八ツ橋(湿地に咲く燕子花を鑑賞するための板橋)を省略した大胆な構図と八ツ橋つきのメトロポリタン美術館所蔵の『八橋図屏風』が存在するように其一も本来、つる植物にあるべき構造物を大胆に省いていることを取り上げていました。

また、光琳の『燕子花図屏風』へのオマージュとしての金地に群青、緑青、胡粉を用いての朝顔図。琳派の絵師たちが先人をよく研究していたことが配色を見てもわかります。

この朝顔の岩絵の具、『極上 美の饗宴』では、「銅の成分の多い岩絵の具」と言っていたようです。調べると、藍銅鉱 アズライト。岩絵の具の名前では、岩群青と呼ばれるもののようです。朝顔の花びらの表面は、膠の量が極力少なく、岩絵の具の粒子がぎっしり定着するように三回以上も重ね塗りし、ヴェルベットのような質感を出した、と紹介していました。

そのような話も思い出しながら、じっとアップで見たり、離れて全体を見たり、「いったいこれをどこにどんな時に飾ったのかな?」とか、思いながら見ました。

現在の持ち主はアメリカ ニューヨークのメトロポリタン美術館。それ以前は、其一のパトロンであった松澤家伝来のものであったということです。きっと、朝顔の咲く夏の頃に、この屏風を立てて、宴を催したのでしょうか。

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今回、絵はがきを購入してきたのですが、実は、家にある博雅堂出版より出版された『〔おはなし名画シリーズ〕 琳派をめぐる三つの旅 〈宗達・光琳・抱一>』にも其一は、最後の方に紹介されています。

やはり、本物は、大きさも質感も全然違いますし、ましてやニューヨークに一体いつ行けるかも私の残された人生の中で疑問なので、今回の展覧会は、非常に満足しています。Recommend !!! です。

それから、ジョージア・オキーフの朝顔のアップの絵も思い出した。いつこの朝顔の絵がニューヨークに渡ったのか確認できませんが、オキーフもニューヨークで見ていたような気がしました。

【追記】

他の方のブログ記事を読んでいたら、この『朝顔図屏風』の構図が『風神雷神図屏風』と似ている、という話がありました。
家の中で、買ってきた絵葉書を飾っていたら、その意味がわかってきた。

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これは、博雅堂出版の『琳派をめぐる三つの旅』の中の図版と『朝顔図屏風』を比較に置いたもの。
其一の朝顔の枝の動きと図版上から3番目の抱一の雲の流れが似ています。偶然というよりも明らかに右隻、左隻とも動きが同じところがいくつかあることを確認できます。

また、画面の切り方ですが、これは、図版一番上の俵屋宗達のものと似ています。2番目の尾形光琳、3番目の酒井抱一は、風神、雷神ともの屏風の中に収めています。

この違いについては、宗達の風神、雷神の姿の切り方は、動きの激しいモチーフを一瞬、とらえたような迫力を与えているように感じます。

逆にモチーフを画面にきちんと収めることについては、人間の几帳面さ、つじつまを合わせたいという思いがあってのことだろうと思います。

画面に入れる入れないの両者が出そろったところで、鈴木其一は、宗達のモチーフの切り方、取り込み方が「いいなぁ~。」と思って、朝顔の枝の動きを上部切った形に描いたのではと思いました。

琳派の技法の集大成、そして自分も『風神雷神図』を描きたいという気持ちで描いたと思いました。

この後、時代は西欧化の明治時代へ、鈴木其一の作品がしっかりと国内で評価される間も少ない中で、この作品も渡米となったと考えました。

追記を書き終えた10月2日昼頃、今日のNHKの日曜美術館が鈴木其一であったことに気づきました。残念!

今日の朝は、TVつけないでDebbusy聴いていた!来週の再放送は見よう。

【追記二】10月9日再放送の『日曜美術館』を見ました。そして、前日10月8日に録画していた『極上 美の饗宴』も家にあり、見れました。

新たにわかったことは、アメリカに『朝顔図屏風』が渡ったのは、1954年である、ということ。
それから、鈴木其一も風神、雷神を襖絵で描いていたこと。


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2016年9月22日 (木)

My Favorite Desserts : 洋梨のタルト

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Poire 'Bartlet'

洋梨が出回っています。この時期は、ちょうどパパの誕生日で梨が好きなので、今年は洋梨のタルトを作りました。最近、台風が多いためか、今年は皮の部分はこすれた傷がありました。だからこそ、積極的にいただき、恵みに感謝したいと思います。

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パート シュクレ お砂糖入りの甘いタルト生地を最初に作っておく。

材料(20㎝タルト型1台分)

薄力粉  200g
バター  100g
粉砂糖(グラニュー糖で) 100g
卵黄    2個分
水     大さじ1
塩    一つまみ
バニラオイル 少々

作り方

1.室温にしたバターをポマード状に練る。
2.粉糖(グラニュー糖)、塩、バニラ オイルを入れ、よく混ぜ合わせる。
3.卵黄を一つずつ加え、しっかり生地になじませる。
4.水を加え、さらになめらかにする。
5.ふるった薄力粉をふるい入れ、粘りが出ないように軽く混ぜ合わせ、生地を一つにまとめていく。
6.生地に打ち粉をふり、少し平らにしてラップ フィルムで最低1時間休ませる。

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クレーム・ダマンド アーモンド プードル入りのクリーム

材料

バター  50g
アーモンド パウダー  50g
粉砂糖(グラニュー糖)  50g
卵    1個
塩    ひとつまみ
ラム酒   大匙1

作り方

1.バターをポマード上にする。
2.粉砂糖をふるい入れ、塩を加え、よく混ぜ合わせる。
3.溶きほぐした卵を少しずつ加える。
4.ふるったアーモンド パウダーをふるい入れる。
5.ラム酒を加え、泡立て器で空気を入れるようにしっかり混ぜ合わせる。

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洋梨は、皮をむき、二つ割り。芯の部分をメロンボウラーでくり抜いたり、ナイフで芯だけ取り除く。
4mmぐらいにスライスし、洋梨の底の方に向けて、斜めに倒しておく。
色とめにレモンj汁をふりかけておく。

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タルト生地の焼成

1.冷やしておいたタルト生地をめん棒で3~4mm厚さに伸ばし、タルト型にかぶせ敷き込む。縁の部分、幅1㎝くらいに生地を立たせ、はみ出した部分は、めん棒を転がし、断ち切る。その後、少し高さを出すよう指で押して、整形。フォークで穴を開ける。
2.冷蔵庫で15分休ませる。オーブンを180度に予熱しておく。
3.オーブン ペーパーを円形に切ったものを底に敷き、重しを入れ、180度のオーブンで20分焼成。
4.一度オーブンから出し、重しを取り除き、さらにオーブンで5分、底の部分を焼成。

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全体を合わせ、最終焼成

1.タルト台にアーモンド ダマンドを詰め、表面に分量外のアーモンド パウダーをふるう。
2.洋梨のスライスを放射状に並べる。外向きに倒れるように。
3.アーモンド スライスを表目に散らし、180度のオーブンで40分焼成。(生の洋梨の場合は、もう少し長めに)
4.冷ましてから、表面にアプリコットジャム大さじ4に水大さじ1を加え、煮溶かし、裏ごししたものを塗る。

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完成 ちょっと、ジャムの裏ごしを端折ってしまったので、果肉が残ったのが、見えますが、完成です。

焼いて、3時間後ぐらいに一切れめは食べました。ふわっとした甘味が広がる、洋梨の果肉が美味しいタルト。
冷蔵庫で冷やして2日目に食べた時もぐっと味が落ち着き、美味しかった。

息子曰く、ずっと食べたい。パパ曰く、外では食べられない味・・・!とおほめの言葉。

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2016年9月 3日 (土)

暮らしの中のMy Work : ロープで作るドア ストッパー

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Monkey's Fist Door stopper

暑い日にちょっとドアを開けておくときのドア ストッパー。磁石で取り付けるドア ストッパーを使っていましたが、どうも耐久性がないので何回か買い替えている。イギリスのLabour&Waitの雑貨を日本で販売しているBshopでこんなドア ストッパーを見かけていたので、自分で作ってみた。Monkey's Fist(サルのこぶし)という編み方。

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ロープは、マニラ麻のロープ。直径18mm×10mを使用。アマゾンで入手しました。

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中に入れるおもりとして、粘土1.5㎏のお団子を使うことに。本来は、大きな石を入れるよう。その他、テニスボールを切って、その中に小石を入れたりするよう。
球形で重いものはないかと考え、思いついた粘土。でも息子が「乾燥すると軽くなる。」と出来てからコメント。

あまり、適切ではないかも・・・・。

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以前に綿ロープで作ったキーホルダーの作り方(→こちらこちら)と同じ編み方ですが、今回はロープが太いので、手も足も使って編みました。まずは、手前から向こうにロープで輪を作って、左手で抱えながら、5回巻きます。

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巻き始めと巻き終わりの位置に別紐で束ねておきました。次に巻く方向にロープを向けます。

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左から右に5回巻きます。

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最初に巻いたロープで出来たアーチの中に端を入れ、向こうから手前にアーチの下側を通します。

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5回巻きつけていきます。

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途中で粘土の球を入れます。

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全体をゆるめに編んでいるので、ロープが足りなくなりました。そこで、最初のループが少しずつ引きしめて、長さを確保させました。

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少しづつ引き締め、形を整えたところ。立方体の各面を作る感じで引き締めるといいと思います。引き締めすぎると形がくずれていきます。5本巻きだと中の粘土が少し小さいけれど、まっ、よしとしています。4本巻きでもいいかも・・・。

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ロープの端を使って、ぶら下げやすいように取っ手を作ります。入らないロープを切って、最初の端と最後の端を組み合わせます。

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別糸の麻ひもで巻き付けたい位置の下方に向けてUの字に紐を下ろし再び編みはじめに糸を戻してから巻き付け始めます。「棒結び」

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巻き終わったら、最初にUの字に置いておいたループに糸端を通し、最後に編みはじめの端を引っ張ると、編み終わりの端が巻き付けた部分に引き込まれていきます。糸を切って、これで完成。

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やっと完成。小さなMonkey's Fist のキーホルダーを作ってから、これも作れると思いながら、ずい分時間がかかりながらやっと完成。

ブログにのせるために3回も編み直して仕上げています。やったー!

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