The Roses : Rose is Red.
Rosa 'Line Renaud' Meilland International ( France,2006) at Seibu Dorm May.2015
日本での販売名は「アライブ」という名前のフランス メイアン社のバラ。写真は、今年の国際バラで紹介されていた時のもの。バラの研究で有名な玉置一裕さんがおすすめのバラにも選んでいらっしゃいます。香りがかなり強いとのこと。
私も2012年の東日本大震翌年、このバラを国際バラとガーデニングショウの京成ばら園のブースで見つけて、一鉢購入し、実家に送りました。花色が他のバラとは一味違うにごりを含んだ紅色、これなら、和風の庭の実家にも合いそうだし、香りの甘くさわやかな感じもいい。写真は、そのバラの今年の夏の様子です。
南向きの庭に植えているので、部屋からは、後ろ姿。じっくり見ると、このバラ、山茶花に色も形も大きさも似ているような・・・。ので、庭に合っている!
こんな感じで塀からポツリポツリと顔を出して咲いていました。
このバラを購入した時は、2012年の5月の国際バラとガーデニングショウ。母から頼まれていたバラをどれにしようか、それまでもずっと考えてはいたのですが、その年の展示は「青いバラ」のお披露目と販売が多い年でした。
その頃、今は亡き父が病気と闘っていた頃で、そんな時に「青いバラ」を送る気になれませんでした。
かと言って、何も決めないで時が過ぎ、考えたくはないけれど花を見せてあげられなくなるのも・・・と自分に言い聞かせて、粘りにねばって見つけたのが、このバラでした。自分としては、こんな紅色のバラを選んだのは初めてでした。
でも、その意味がわかった。Rose is Red. バラは紅いものなのです。
バラを見て、寂しくなるようなバラではなく、元気な気持ちになってほしい、だから、このバラ!
母は、その年の秋にこの場所に苗を植えつけ、翌春の5月の開花を父が見えるようにしてくれました。
その年の秋に他界しましたが、庭に咲く紅いバラを見せることができたのでした。喜んで写真を送ってくれました。
今年の帰省中もご覧の通り、夏のバラを咲かせて、元気なところを見せてくれました。本当に Alive!
切って、ピアノの上に置くと、いい香りがするので、暑気払いになりました。花の色がフェードしていき、白っぽくなるところもお茶目な感じになり、楽しめました。
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