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2015年7月22日 (水)

季節のBlooming Flower : クロジクのガクアジサイ

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Hydrangea macrophylla f. normalis               June.14.2015

昨日届いたタキイ園芸の情報誌『はなとやさい』(2015.8)を見ていたら、裏表紙に「黒軸あじさい」なるものが載っていました。『若枝が紫黒色になる古品種で、日本最古のてまりアジサイの変種とされる。・・・・』

黒い軸、黒い茎のアジサイ、そういえば、今年よく花を咲かせたSchool Gardenのアジサイも茎が黒い。詳しい品種などきっと調べてもよくわからないだろうと思い、その微妙な違いをどこか省略してしまったアジサイ。

このアジサイは、お向かいのおばあちゃんが、2009年、自分の庭から掘り起こして寄付してくださったものでした。その年の晩秋、植えつけました。

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First Blooming                              Jun.17.2012

植えて2年間は、根を張らせるのにエネルギーを使っていて、花はさっぱり咲きませんでしたが、2012年より花が見られるようになりました。その時、感じたのでは、「ガクアジサイなんだ。」ということ。

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First Blooming                              Jun.17.2012

装飾花の色も薄いピンクで葉色も明るく、なんだか、ゆるっとしたのんびりムードのアジサイです。

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This Year                                 June.7..2015

今年は、写真に撮りながら、「あれっ、茎の色が違う!」と確かに気づいていました。

前述の『古品種』という部分が気になります。植物でいう古品種ってどれくらい古い植物なんだろう?植物の中で『古』という字が入ること自体興味がわいてしまいます。人間の歴史のような○○年ごろという記述は、見つかりませんでした。植物の歴史はもっと深いと改めて感じています。

調べていると、『てまり形のアジサイは、ガクアジサイより生まれた。』ということもわかってきました。この品種を仮にWendyと名付けたなら、Wendyは、クロジクのガクアジサイ。装飾花の枚数は5枚。中心の中性花は、薄紫~水色。

前述のカタログに掲載されていたてまり形よりも古いものか、新しいものかは、わかりませんが、クロジクであることは、古品種かな。

ちょっと、Rare感が高まった感じで、Wendyアジサイを見る目が変わってきました。

というところで、暑くてまだ、花後剪定に行っていないので、近々、作業をしに行きたいと思います。そして、それを挿し木に今年はしてみます。

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