Beautiful Things : 鏡のフレーム
"Choix des plus belles fleurs" 1827 Pierre Joseph Redoute
どうしようか、迷って「えぃ!」と購入した鏡のフレーム。鏡と額が一緒になっていて、興味を持ちました。
中にフランスのルドゥテの『美花選』のポストカードを入れました。
我が家は、「うなぎの寝床」と呼ばれる集合住宅の作りそのものなので、両脇の壁には窓がありません。そこで、鏡に映った光の反射で空間が奥に続くように感じることを利用しようと、鏡をところどころに使っています。こちらとこちら
今回は、今まで額縁しかかけていなかった和室の壁に鏡フレームをかけてみることにしました。白木の部分の黄ばみが気になってきていたので、10年ほど前にOSMO社のWood Waxの白い色で着色しました。そうすることで、付け鴨居、柱、ふすま縁など白っぽくなり、純和室仕上げから少し脱しさせることが出来たような気がします。
それから窓に障子も入っていましたが、外して窓辺には、ローマンシェードを取り付けています。こう見ると、窓周りは、ウッド ワックスをかけ忘れています。照明も和風の和紙と白木のぼんぼりのような照明でしたが、奥の部屋で使っていたドイツのリンブルグ社 LIMBURG の球形のものに変えました。
ポスト カードは、6枚一緒に飾ることは、なかったけれど、この額でみんな一緒に飾ることができるようになりました。
写真がなかったころに、植物の形を正確に描きとめようとしたボタニカル アート。ルドゥテが原画を描き、彫り、刷りは、別の人が行う分業で作られた多色刷りの銅版画。
ルドゥテの描き方は、ふっくら愛らしく植物が描かれています。個性が出ないようで、ボタニカル アートにも絵描きさんの違いがはっきりと出るものだな、と思います。
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