季節のBlooming Flower : リコリス
Lycoris radiata
多分、私が水仙の球根と間違えて、植えてしまったヒガンバナがポンと植栽の中から咲き、「えへへ、今年はこのままここで咲かせましょう。」と笑ってみています。学名 リコリス ラジアータ。
雨の中も凛と咲いていました。原産地は中国。日本に稲作とともにもたらされて、どんどん分球して育っていったたようです。しべが長く上向きにカールしているため、触ると壊れてしまいそうな細工もののような花。そして、見れば見るほど、花の精がいるような気配を感じる花。
三溪園にて 2008年9月23日
先日、NHKの「ゲゲゲの女房」の最終回でもヒガンバナ?が咲いているシーンがありましたが、「これは、似ているネリネを植えたのかな?」とも思いながら見ていました。
ネリネもヒガンバナ科で、かなり形が似ていますが、しべが少し短い。子どもの学研の図鑑によれば、「ヒガンバナとネリネの違い」が図入りでのっていました。
『ヒガンバナは、球根から花茎が伸びて、その先に花が咲き、後から葉が出てきます。ネリネは、まず葉が伸びはじめ、葉の間から花茎が伸びてきます。』
ドラマの最終回を録画していたので、もう一度よくよく見ると、葉がついていました。それから、やはりしべが短いような。ネリネは、南アフリカ原産の日当たりの良い乾燥気味の場所が好きな植物。
花の時期は、ヒガンバナが今の時期。それから一ヵ月後がネリネの開花時期。
ん~今は、低温処理や加温などして、開花期を調整したりもできるしな~。
本当のところは、わかりませんが、植物に目がすぐにいく私には、あれれ?のヒガンバナでした。
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コメント
はじめまして、インターネットで検索して、写真にひかれて、来たものです。
現在、大学で研究を行っているのですが、ベランダガーデニングのコンテストのようなものを地元でやれないか考えているのですが、作品募集のチラシに写真を使わせていただけないか、ご相談のコメントとなります。
(国際バラとガーデニング賞のパンフレットになった一枚などとても素敵です。)
お手すきのときに、メールのほうにご連絡いただけないでしょうか?
投稿: おの | 2010年9月30日 (木) 11時22分