Nature Craft : Wood Print
先日、久しぶりに木版画の講習を受けに行きました。20年ぶりぐらいでしょう。下絵はなんでも良かったので、以前雑誌に載っていたノルマンディのメゾン ドットのお庭の写真からイメージスケッチを起こしていた絵を使いました。
4時間で仕上げなので、あせったあせった。途中までの摺りの感じは、良かった!!だけど、大好きな彫りの時間が短かったため、雑になり・・・。
おまけに、もたもたする私は、やっぱり最後になり、最終的には、初めての製作方法の手順を理解不足で、パーゴラの色とバラの色を摺る順番を間違えてしまった!!!がが~ん!終わった。
まるで、大学入試の実技試験で粘土で手を作った時、水分が多かった新品粘土がしっかり立たずに終了とともに崩れた時のような、挫折感!!!(でも、デッサン、デザインの実技試験もあったので合格しましたが。)
この日は、未消化な気分で、悔しい・・・。やっぱりバラ色を先に摺って、バラの部分を削ってパーゴラの茶色を摺るべきだった・・・・。後からわかった。おばさんも格好つけずに先生に分かるまで、聞けば良かった。
1枚の版木を彫りながら、摺るというもの。版木は最後にはほとんど、凸面が無くなっていくという、方法。
ようやくわかった、「次に残したい色の所を彫る。」という意味。
悔しさのあまり、リベンジを夏休みすることで、この心中穏やかではない状態から抜け出せると思いきかせていたが、そこまでやらなくても「そうだ、Photoshopで修正してみよう!」と思い、やってみました。
こうなると、純粋なNature Craftでは、なくなってしまったが、現代の技で、自分のイメージに近づけた。そう、花色の冴えがこの画面の肝だったのです。
こうなるよう、もう一回夏休み中にトライしてみようか!
版画は工程を決めて取り組む作業が好きで、油絵よりも私には、合っていた。
若い頃は、自分なりの題材を見つけるのに非常に苦労した。今は、あの頃より、自分なりの世界を作品を通して作り出したいと素直に思える。
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