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2010年3月30日 (火)

School Garden : 花冷え

Dsc_9657                                    2010.3.27
日本には、「花冷え」と言う言葉がありますが、まさに今がその時。もしも、先週の初めのような陽気が続いたら、サクラもチューリップも開ききっていました。この花冷えは、ありがたい。

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この日 3月27日は、晴れていましたが、この後また「花冷え」


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2010年3月26日 (金)

School Garden : 春苗の補植

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          Hot Color Border 2010.3.22

「今週水曜日は、雨」という予報が出ていたので、冬の間ポットで育てていた根が残りの苗を植え込みました。クリサンセマム ムルチコーレ、ネモフィラ、ローレンティア、ハナビシソウなど。花壇に行くと、あれれ。

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赤いチューリップが開きだしていました。ちょっと早い。入学式に咲いてほしいのですけれど・・・。強風の後、気温が急に上ったためでしょうか茎が短く、ずんぐりしています。

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ストック Matthiola incana Midget

南ヨーロッパ原産のストック。これは、Midget Mix ピグミー混合という矮性種(背が低いタイプ)。葉に切れ込みがあるのが、八重咲きになっています。こちらは、薄紫の一重の花。

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デージー

これは、JHS Gardenからもらった苗の真っ赤なデージー。

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     Cool Color Border              2010.3.22

こちらもいろいろ開花を始めていました。

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イフェイオン Ipheion uniflorum

薄い花びらで、色も薄い紫。よく茂る葉の中で光を反射して咲く姿は、春の訪れを象徴しているよう。別名 Spring star flower

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ネモフィラ Nemophila menziesii

ネモフィラも咲き出しました。この瑠璃色は、花では、珍しい色。今年は、種まきしているので、いっぱい咲きます。

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ムスカリMusucari armeniacum

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ヒヤシンス Hyacinth

前から、ずっと同じ場所で、ただ一球、咲きます。

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エリシマム Erysimum 'Citrona'

「寒い時期から咲く。」という紹介されていましたが、種まきが遅れたのか、今冬が寒かったせいか、やっと咲き出しました。まだ、草丈は低いです。

などなど、いろいろ咲いてきています。多年草は、まだまだ。

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2010年3月25日 (木)

Ecological Steps : Slow Gardening

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先日、出したSchool Garden No.3。これから、花壇で実際に咲く花のふるさと、つまり原産地を世界地図上に示したイラストを描きました。サブタイトルは「旬の花を楽しもう!」

このSchool Gardenを取り組もうと思ったきっかけは、上の子がまだ在校の頃、ちょうど3月、この花壇に色とりどりのペチュニアが植えられ、「あれっ」と思ったのがきっかけ。

サクラの咲く前からペチュニア。季節と花が合っていない風景に居心地の悪さを感じたのです。

多分、ペチュニアが、その時シーズン初めで店頭で、目立っていたのだと思います。
しかし、その花はほとんど手入れされないまま雑草に埋もれていきました。その場限りの「飾り」として扱われ、誰も手入れせず、草ともに6月には引き抜かれました。

「まだ、楽しめるのに、もったいない。」と私はひどくがっかりしたのでした。

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それから「草抜きからでも。」とボランティアを申し出たのが始まりでした。

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園芸って昔からスローな楽しみの象徴のはずが、いつの頃からか「ガーデニング」という言葉で代わり、温室で栽培された季節先取りの花苗が売られ、カセット式に花苗を好みに合わせて植えれ替えればばいい、という方法が紹介されるようになりました。

世界中の珍しい植物が紹介され、良い面もたくさんあったけど、育て方が分からないまま、だめになった植物も増えたことは、事実でした。初めの話に似た無残な植物は至る所で見られるようになりました。

母たちが、小さな花壇でも上手に育てていた光景とは、明らかに違うものに園芸は変わってしまいました。
そう園芸が大量生産大量消費というサイクルになってしまった。それに伴う言葉、大量廃棄=使い捨て の流れ

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植物がなければ、人間は、この地球上に存在しなかったということ、酸素を作ってくれることを皆、わかっているので枯らした植物に対して、罪悪感を感じてしまうのは、当然。本質的に植物に敬意を払っているのです。

このジレンマの解決策は、やはり 手を動かすことしかないと私は思いました。植物も Reduce Reuse Recycle 。つまり園芸でいえば、水遣り、土をよくしたり、種まき、挿し木、株分け、植え替えなど、いろいろと「育てていく」基本のテクニックを学ばなければいけないと思うようになったのです。

少しでもこれを私たちは身に付けなければ、エコでなくエゴな趣味だと今も思います。育てていくことこそ、園芸。

また、生産者は早出しの苗を作るためのどれほどのエネルギーを使っているのでしょう。昔ながらの園芸ならば、環境に与える影響(環境負荷)が少ないのに、近頃の園芸は、その逆です。

今の地球を温めているのは、過去に排出された温室効果ガス。近年、今までになかったような豪雨、干ばつが世界のあちらこちらで増加。

現在の私たちの暮らしは、過去よりもはるかに多い温室効果ガスを排出しており、そのつけが未来の地球を脅かすことは必至。

あらゆる知恵で少しでも温室効果ガスの排出を減らそうとする行動は、私たちが出来る未来の地球へのせめてもの償いと思います。

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園芸においても、もし昔ながらの季節の訪れとともに花が開花することを「よし」とする文化が主流になれば、生産農家が競って化石燃料を使いながら、苗を生産する流れに歯止めがかかると思います。

大人にも子どもにも「自然にゆだねて春に咲く花は、こんなにあります。春の訪れって素晴らしいね。自然ってすごいね。」と呼びかけたのは、Fast Gardening になれてきた私たち世代へ園芸というものを再認識してもらいたいと思っているからです。


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2010年3月23日 (火)

Creating Garden : Marverous ! : Maria's Garden

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今日は、Maria's Gardenに行ってきました。もう少しでお手入れに通って2年になりますが、昨年3月見れなかったスイセン、ヘレボルスの開花などたくさん見ることが出来ました。自称 Eco Gardenerの私は、たいてい Bicycleで行くのですが、Maria's Gardenは、丘を超え、川を超え、も一つ丘を越えて行くというルートで一番遠い場所です。今日のお庭の景色は、そうやって伺った甲斐があったな~と感慨にふけるほど、美しかった。厳寒期の2月からの植物の変化は、目覚しいものがあります。

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すべてが、もりもり。ハボタンが、アブラナ科だったことがわかる姿。植え込みの時の様子は、こちらP3230628

北側の門の寄せ植え。ずっと花が上っていなかった手前真ん中のパンジーがやっと開花。両脇のフリル咲きのビオラは、Suntory ミルフルシリーズ。これは、他でも北側の寄せ植えに使いましたが、厳寒期を除き、花茎がすくっと立ち、花を上げていたので、寒さに強いと思いました。植え込み直後はこちら、厳寒期の様子は、こちら

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Helleborus × hybridus (Lenten rose)

ここも開花。10月に株分けしたヘレボルス

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パンジー ムーラン ルージュ

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ビオラ フローラル パワー ホワイトローズ ピンク

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日当たりの良いデッキ上のコンテナーとラティス。黄色のカロライナ ジャスミンを誘引

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花壇の植え込み パンジー ナチュレミックス3色とも開花。奥は、エンジ色のヘレボルス オリエンタリス

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ここは、落葉樹の樹木下。今は、日が入りますが、これからは、日陰になるところ。ホスタの新芽がいっぱい見えました。奥には、

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Helleborus argutifolius  Corsican Rose

ヘレボルス アーグチフォリウスが。薄黄緑の鈴のようにコロンとした形で咲いていました。

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草花は、開花しました。さあ、これからは、木々が芽吹く番です。


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2010年3月21日 (日)

Container Gardening : リバーシブル仕立て : Veranda Garden

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冬中、このパンジーの寄せ植えは家の中から見る、せめてもの花でした。ようやくモリモリ咲いてきました。
南に向いて咲くパンジーを後ろから見る位置になりますが、アイビーの長めの枝を手前両脇から垂らすと、そんなに後姿だとは、思わず、バランスよく楽しめました。

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ISHI から出ているフリル咲き パンジー ムーラン ルージュは、真冬でも花茎が直立した花が2、3つは咲いていたので、楽しめました。値段を比較すると、パンジーでは、高い方ですが、冬の強さを思えば、価値がありました。両脇はTAKIIのパンジー ナチュレ ローズシェード。種から育てた苗です。合計3株をアイビーとともに植えつけているもの。

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今回、鉢を下ろしてひっくり返し、南向きの姿を写真に撮ると、やはり、花がそろって良いお顔。でも、この姿は、いつもは、見れない。これが、ベランダ園芸の宿命的なものですが、元気に育っていれば、後ろ姿からでもわかるもの。良しよし。

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こちらは、もう一つもコンテナー。中心はたぶん Sakata のパンジー ローズ ビーコン。冬の間、完全にお休みしていました。花茎は、横に這うように伸びます。左脇は、種からTAKIIのパンジー ナチュレ ピンク アンティーク。

鉢はDeroma社の鉢です。アカンサスをレリーフしているものが昔から有名ですが、これは比較的、シンプルなラインのレリーフ。このベランダの花台に乗せるのには、持ち運びにもちょうど良いサイズ。外寸 幅42cm程度。買い足して3セット持っています。

これは、例えば、夏に楽しんだエボルブルスの寄せ植えなど、晩秋に抜かずにそのまま越冬させるため。場所をとりますが、そこで抜くと、根も切られ冬を迎えるので春先には、枯れて新芽は出てこないことが多いのです。

春先、切り戻ししたら、また新しい葉が出ています。それをまた、初夏にパンジーのコンテナーと差し替えるのです。そんな使い方をしています。

鉢は残念ながら今は、もう生産していないようです。

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School Garden : ありがとう

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 A花壇 2010.3.18 (2日前)

今日は、卒業式。わが子は、在校ですが、「晴れの日」なのでこういうときは、早朝チェック(といっても8時30分~ですが)。きっと、多くの子ども達がカメラ片手のパパ、ママの被写体となるであろうから。
私たちが手入れしているSchool Gardenは子ども達が主役の「背景として庭」だと思っています。

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耐寒性があるというプリムラ ジュリアンの苗を12月に植えてみました。丘の上の学校で、寒風吹きまくっていましたが、藁と落ち葉のマルチングの甲斐があったか、花切れしないで冬を越しました。ここは、別名 Cool
Color Border と言っていたのですが、この黄色が冬中、日本スイセンや、ハボタンと呼応して、名前を Yellow Border と改名しようか、と思ったりもした今冬でした。

でも、これから青系の花がいっぱい咲きます。青さん挽回なるか!2010の春花壇のプランはこちら

相変わらず、昔、どなたかが、植えたスイセンがあちらこちらで咲き、「こんな所にいたの~?」と思いながら、毎年植えなおさず、「咲いた、咲いた!」と春を喜んでいる私が今年もいます。

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    B花壇                         2010.3.20

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こちらのパンジーも幾たびに花がもりもりしてきました。ストックも咲いてきたし・・・。赤いチューリップも咲きますよ。一番背後には、カスミソウ、ジギタリス、モナルダなど背の高くなる植物はまだまだ寝ボスケ、ロゼット状。
B花壇の2010 春花壇のプランはこちら

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    C花壇

ここも元気。カモミールがまさしく、Camomile Lawnになっていましたが、欲しい列だけ残して先日抜きました。
CとD花壇は、春だけ私たちが植え付けています。

今日は、昨年の入学式に「お花がきれいだったので。」と活動に参加してくださったママたちが坂を上って来てくださいました。私は「恩返し」という言葉が頭に浮かびました。昨年の入学式に早朝チェックに来てくれた方は、今日は卒業されるお子さんのママ。こうやって、持ちつ持たれつの関係でここは、お花が咲いています。

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2010年3月19日 (金)

Container Gardening : ユーフォルビアの色 : 星の王子さまミュージアム

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前回、お伝えした星の王子さまミュージアムでの研修のコンテナー制作について。
これが、私が担当させてもらった場所のコンテナー 一対です。フランスの古くからある町角に置かれた花鉢のよう。自分の予想をはるかに超えた雰囲気となりました。

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              Right Container

壁に映った影も絵になっていて、なかなか味わいのある写真になりました。自然光の元、植物が輝いていました。

私はただ、吉谷先生セレクトの植物を植え込ませてもらっただけですべては、先生とスタッフの皆様の準備のおかげだと思っています。

この黄色をテーマカラーとしたコンテナーの先から庭が始まり、ここは、入り口を予感させるコーナーという位置づけでした。

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設置する場所に合わせて事前にメインとサブの植物は準備されていました。それらを間を埋める役目のフィリング プランツを、各種用意されていた植物から植え込み担当者が決め、作りあげる流れでした。

私は、メインのユーフォルビアのライムグリーンに目を奪われ、ここの担当を希望させていただきました。初めて扱う植物だったので、不安はありましたが、「これも勉強だ。」と思い、作らせていただきました。

使用した植物

ユーフォルビア カラキアス ウールフェニーEuphorbia characiasa ssp. wulfenii 1p
プリムラ Primula 1p   
ラナンキュラス Ranunculus asiaticus 2p
ビオラ  Viola × wittrockiana 'Icy blue' 2p
アイビー  Hedera helix 'Helvetica', 1p  Hedera helix 'Ovata' 1p

今回のユーフォルビアは、地中海沿岸原産のトウダイグサ。イギリスのガーデンデザイナーのJohn Brooks氏もよく使われている植物。

ちょうど今、近所の道端にも草丈の低いトウダイグサが花を咲かせています。このライムがかったグリーンは遠くからでもきらっと光を反射して、春の若草の中でも異彩を放っています。ただし、子どもの図鑑にもしっかり「有毒」と書かれているので、どんなに美しくても気軽に摘まないようにしている植物。

花は雌雄異花で、不思議な形がまた奥深い植物です。トウダイグサ科には、ポインセチア、キリンソウなども含まれます。世界中で2000種以上あり、大所帯の科。熱帯などの高温になる地域、砂漠から森林地帯まで南極を除いたすべての大陸で生育できたことが、この科の繁栄の理由なのだそう。

プリムラは、'Cowslip' と呼ばれる 花茎の長いPrimula veris のようでしたが、家に帰って図鑑を見ると、ヴェリスとは、花の形が違いました。もしかしたら、年末 Sakata のガーデンセンターで見た プリムラ アラカルト という品種ではないかと思っています。比較的、新しい品種です。

イエロー(右鉢)とミルクセーキ(左鉢)という色が用意されていたようですが。ラベルがなかったので、確実ではありませんが、春らしいふわっとした感じが扱っていてかわいかった。

ラナンキュラスもレモンイエローからいわゆる山吹色まで、そしてエッジに少し朱が入るものまで、丸々とした花が豊かな感じ。

プリムラ、ラナンキュラスともに葉の形が美しく地面を覆うように生えているので、あえて手前に植物は、植えませんでした。

吉谷さんが教えてくださった、「メインのものは明度、彩度の高い花色で前に飛び出すように感じる色を。フィリングの植物は、空気遠近法的な考え方で遠くに感じる色、ブルー系などを使うと全体に奥行きが生まれる。」と言われたことを用いてビオラの色は、黄色の補色(紫)に近いブルー系の色を選びました。

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Left container

今回、研修で思ったことは、商業空間でのコンテナーを置く最も大事なことは、'KY' 場の空気を読んだ植物の選定。それは、置く効果に始まり、生育環境、花の色、形、組み合わせまで総合して決めていくこと。それを瞬時に読み取ることが、優れた園芸家の技だと改めて思いました。

なかなか、今回のように味のある場所は、日本では、古都や田舎にしか残っていませんが、そんな空間に一つの花鉢を置くとぐっと両者の魅力が高まるという貴重な体験をさせていただきました。

今回はサン テグジュべりの展示を見れなかったので、今度訪れる時にはお庭と共にゆっくり館内も見せていただこうと思っています。

皆様、ありがとうございました。

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2010年3月18日 (木)

Visiting A Garden : 早春の箱根 : 星の王子さまミュージアム 

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サクラがシンボル ツリーの「出会いの庭」  ゲートの向こうは、フランス式整形庭園とお城   2010.3.17

園芸の研修として、お世話になっている英国王立園芸協会日本支部 RHSJ のコンテナーガーデニング協会のマスター研修を箱根の星の王子さまミュージアムで受けてきました。講師は、吉谷 桂子さん。昨年が開園10周年、それより吉谷さんがお庭を提案されています。

ガーデンは、山深い箱根とあって、ようやく春色の花々が輝きだした様子でした。吉谷さんの植栽の考え方として、多くの方が訪れる場所なので、めずらしい植物よりも、わかりやすい植物を使っていらっしゃるとのこと。サクラ、アジサイ、バラ、クリスマスローズの4つの花がテーマとなりコーナーを作っていました。

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「出会いの庭」のテーマカラーは、イエローそして補色のパープル系のビオラとグラス類が間を埋めるようにナチュラルに植栽されています。この次は「アジサイの小径」が続きました。今は、冬枯れの姿のアジサイ。大株にどんな花が咲くのかな。

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写真は、「ローズガーデン」。ここのテーマカラーは、赤。よく見るとステッピング ストーンが星型。他の場所にも土星型のステッピングストーンがあったり、いろいろとオリジナルの工夫が凝らされています。今は、赤のアネモネが植栽。

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ローズガーデンには、さまざまな赤いバラが植えられていますが、星の王子さまの作者 Saint-Exupéry サン テグジュベリの名前がついたDelbard デルバール社 (Fr) のバラを見つけました。紫みのあるクリアな濃いピンクの花だったような。トゲが多いのでびっくり。

まだ芽があまり動いていないので、箱根は寒いことが分かりました。バラの頃にまた訪れたい。

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こちらは、「クリスマス ローズの花壇」。

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ヘレボラス ニゲルが咲いていました。今、こんなにがく片(花びらのように見える部分)が白い、ということは、やはりやはり平地より冬が寒かったのでしょう。

ようやく箱根にも訪れてきている春を見つけながら、サン テグジュベリのふるさとのフランスのリヨンやパリの町並みを再現している園内を巡りながら、最終地は、

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最初のゲート越しに見えたツゲで唐草模様を描いたパルテール"parterre" 刺繍花壇とお城。ツゲの植栽の内側は、南仏の土地を覆う石灰岩 Lime Stone のような明るいベージュ色の砂利が使われていました。

この整然としたお庭は、真夏のぎらぎらとした光線が似合いそうな感じ。この庭が見えるレストランのテラスでお食事するのもよさそう。

午前中ぐるりと回って、この日の午後、園内に設置するコンテナーの制作をしました。次回で紹介します。


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2010年3月16日 (火)

季節のGarden Work : 鉢植えラベンダーの土替えと剪定 2010

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Lavandula angustifolia 'Imperial gem'   2010.3.10

今は、鉢植えラベンダーの植え替えの適期。先日、鉢植えで育てているラベンダー 'インペリアル ジェム'の剪定と土替えをしました。昨年は、実は、剪定の後、花穂が上りませんでした。その原因は、どうしてかな?と思いながら。

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まずは、強剪定。ドーム状。昨年は強剪定しすぎたのかな?とも思っているので、多少、葉柄が残るぐらいの剪定。

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昨年は、土を変えていなかったので、今年は、根がまわっているのかな、と思いきや、その逆のよう。
グランド カバーに混植していたセダムの根がかなりまわっていて、かなり土が湿っています。ラベンダーの根は、あまりひろがっていません。少し、根ぐされを起こしている感じ。

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植え付け用土は、火山礫 (富士砂使用) 8、バーク堆肥 0.5、くん炭 1、ゼオライト 0.5ぐらい。火山礫は再利用。元の用土をふるいにかけました。案外、腐食質が多くなっていたので、水はけが悪くなっていたよう。

昔の趣味の園芸 テキストに載っていた用土は、火山礫 8、ピートモス 2
先日、取り上げた酸性、アルカリ性の話からするとピートモスは酸性なので、やぱり、あまり酸度は関係なく、水はけにとにかく注意することが、本州でもラベンダーを楽しむコツ。

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礫を多くして、セダムもきれい取り除き、潅水のあと、水切れよくなるようにしました。

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リン酸分の多い肥料を少々。今年は、ぐっと花穂があがればいいな。2007年の作業こちら

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2010年3月11日 (木)

School Garden : 通信 No.3 : Rock Garden

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            左は、修正中の版 (カラー写真版) 右が完成版

今年度のまとめの通信。どうしようか、ぐるぐる頭の中で悩みましたが、どうにか内容もまとまり、本日印刷を手伝ってもらいながら、完成。

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      イラスト案  左:下書き   右:ペン書き その後PCに入れて、修正 

お便りは、子どもにもわかりやすいイラストと文章にするよう心がけました。
紹介した植物や岩石は、実際に身近にあるものなので、記事に一箇所でも興味を持った子がそれを探しに行くのではないかな、という仮説の元、宝の地図作りのようないたずら心で作ってみました。

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今回一番私、力を入れたのが、ここ。岩石園の紹介。ここは昨年、皆で梅雨の合間のじめじめした頃に草抜きや石ころを取り除いたり、バラを植えたりとかなり苦労と労力をかけた場所。

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岩石の名前に関しても、ほとんどの名札が取れていました。資料がないことがわかり、あきらめていましたが、夏休みに父 (元 Geographical Professor) がこちらに来ると聞きつけ、「孫のために、子ども達のために」と頼んで判定してもらいました。
「専門ではない。」と言いながらも、一般人からすれば、「誤差、誤差!」と言って、一緒にSchool Gardenに行ってもらいました。

実際、観察し始めると、やはり一般人とは、違う見方。すぐに「あ~これは、火山活動の時の・・・・・・・」などとペラペラ言うので、私はまるで、フィールド ワークに行った学生のようにメモを取り、聞き入ったのでした。

その名前を伝えて、名札を技術員さんが作ってくださり、立派な岩石標本園がリニューアル。

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写真では、印刷の時に、モノトーンの石が埋もれてしまうので、イラストに描きなおしました。
イラストは、「お化けの絵みたい。」とわが子に言われました。確かにゲゲゲの鬼太郎に出てくるおばけたちオン ステージみたい?
そして、そんな物言わぬ岩石に例えば、

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花こう岩には、「ごましおむすび 花こう岩」と一言入れたり、

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これは、「ヘビ皮模様の蛇紋岩」など、他の石にも簡単な説明や特徴を一言づつ加えました。

写真を父にメールで送ると、「立派な説明板だね、ふうちゃん(私)の熱意で岩石園が見事に復元したと思うよ。」と返信が届きました。

そんな、いろいろな方の協力により、復活した岩石園。子ども向けの話題にしたくて、お便りを通じて、紹介してみました。

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2010年3月 5日 (金)

季節のGarden Work : 地植えラベンダーの強剪定 2010

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   Lavandula ×intermedia 'Super'  at School Garden       2010.2.25

春になってきたので、宿根草などの枯れ枝を取り除いたり、切り戻したりするのに、よい時期になってきました。「さぁ~布団をはぎましょう!!」とばかりに寒さで芯まで枯れこむのを防御していた葉や枝を剪定ばさみでばさっと切っています。

今は、ラベンダーの強剪定の適期。行く先々で、切り戻しています。今、様子を見ている細葉の起毛タイプのラベンダーは、スーパー、グロッソ、ヒッドコート、ブルークッション。ベランダの鉢栽培のリトル ジェム。それぞれ、性質が違いますが、今切ると、新芽が低い位置からいくつも伸びるので、ドーム型の美しい樹形のラベンダーが初夏には花を咲かせる、ということにつながります。

昨年きれいに開花したラベンダー 'スーパー' ラバンディン系の写真はこちら

このラベンダー 'スーパー'は、雨のあたる場所に植えても比較的強いラバンディン系のタイプ。ラベンダー 'グロッソ'も同じタイプで、Meg's Gardenでは、オリーブの木の下に一株植えてあり、先日そちらも強剪定しました。

昨年、School Gardenに'スーパー'もう一つと思って小さな苗を植えたのですが、植え付けの時に、火山礫である富士砂を入れる一手間を惜しんだせいか、生育が芳しくなく、いつのまにか無くなってしまいました。昨年は、エルニーニョの影響で冷夏傾向、雨が多く根ぐされしたのでしょう。(火山礫は、山野草用土として園芸店で販売されています。日高砂、桐生砂なども同じ)

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 Lavandula angustifolia 'Lavandula Schola' BLUE CUSION  at Louise's Garden                                2009.5.22

Louise's Gardenの軒下に植えている雨が苦手なコモン ラベンダー 'ブルー クッション' も昨年2月末にぐっと切り戻しておくと、写真は咲き始めですが、きれいに咲きました。

強剪定の仕方はこちら

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Lavandula angustifolia 'Hidcote Blue' at Maria's Garden 2009.6.2

こちらもコモン ラベンダーの'ヒッドコート' ですが、南側のコニファーの影で雨が当たらないので、毎年元気に咲いているよう。またレイズド ベッドに植えられていることも乾燥気味に育っているよう。

とにかく、ラベンダーを植えつける時は、小さな苗でも必ず、ガラガラの火山礫もしくは、若しくは、直径5mmぐらいの砂利をいっぱい植えつけ用土に入れておき、水はけがよくなるように植えつけることが、その後の生育の大きなポイントになるのだと思います。

ラベンダーは、地中海沿岸地域が原産地であり、石灰岩質土壌を好む、つまりアルカリ性の土壌にすることがポイントと強く、思っていました。しかし、富良野でラベンダーがよく育つことを考えるとあまり土壌酸度は、関係がないのかなと最近思います。

富良野の地質図を見ても石灰岩質の土壌はなく、火山活動による火砕流の噴出物が堆積しています。川の周辺には、その後生育した植物が腐って積もった泥炭(?)が覆っているのでは、と思いますのでむしろ酸性の土壌なのでは?一番は梅雨が北海道はない、というのが、大きな理由でしょうが。

冬の富良野しか、行ったことがないのでいつか、夏の時期にも行ってみたいな。

とにかく、多湿な日本で、ラベンダーを育てる時は、ガラガラの水はけのよい土にしてやると、よく育つとよく頭に入れて植えつけましょう。

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2010年3月 3日 (水)

Veranda Garden : ワイルド ストロベリーのハンギング バスケット

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Fragaria Vesca  Wild strawberry

ワイルド ストロベリーを数株(増えているので、何株になっているのか不明)植えただけのハンギング バスケットをベランダのトレリスのポールにつけたアイアンのブラケットにぶら下げています。ちょど、ベランダに出た時に視線に近く、赤い実がなっていると、「わ~い!」とうれしい。時々、いたずらっぽく、「ママはイチゴを食~べ~よ!」と一人の時でも一応宣言してから、つまんで食べたりしています。

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赤くなったからといって、すぐに食べては、いけないのです。ちょっと熟す手前あたりを見極めるのが、重要。一粒でもイチゴ味!少し、りんごの果肉のような食感もするような時もあります。

他の植物、例えば、ビオラとかハーブ類と一緒に植えたときがありますが、こんな風にワイルド ストロベリー単体の方が、よく増えます。こちら

大きなサイズの実がなるといいなと欲張って普通の「いちご」の苗を植えたときもあるけれど、普通のいちごは、日をよく当てないといけないようで、日差しの角度が高くなるころには、ハンギングにしていてもあまり直射は望めなくなり、収穫はあまり出来なかった。こちら


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その点、ワイルド ストロベリーは、少々の悪条件でもたくましく育っており、あまり期待していない割には、実がなった時の喜びが大きい。晩秋から、時々実がなっており、ここ最近は、ぐっと葉色がさえ、花もよく咲き、実が次から次へと赤くなってきています。

ま、取り立ててお伝えする最大のポイントは、赤い実って見るからに「かわいいよね。」ってことかな。


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Creating Garden : Meg's Garden 21

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昨日、Megのお庭のバラの誘引、剪定を中心に伺い、最終的にレンガを並べていなかった部分も仕上げました。ラティスを昨年10月に新たに3枚立てた部分の地面の所から右角のオリーブ周辺までの花壇の淵と楕円の外側の砂利敷きの部分と地面を仕切るレンガ埋め込み。

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左 昨年の2009年5月11日の様子 ラティス3枚、花壇のレンガなし

後は、砂利を追加することですが、同じものが手に入らないかもしれないので、困っています。石の大きさ、色、角のとれ具合、価格的にも丁度良かった ホームセンター ドイト さんで扱っていた 「シャルディーノ ストーン タウヌス クウォーツ」。また、扱って欲しいです。

種まきした西洋芝の生育が良くなかったので、張り芝あるいは、もう一度種まきによって、グリーンを育てていくことが課題。元が重たい土なので、土壌改良して最初は、きれいな芝が生えそろったのですが、だんだん、土がまた固まってきました。

何cmか全体に掘って、下地に砂利層を厚めに入れるなどの構造改革が必要かも。

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お家の中からの眺めは、この角度。冬の間もパンジー、ビオラ、ハボタン、ヘレボルス ニゲルが花色を見せてくれていたので、華やかだったよう。花台 左側のハイドレンジア アナベルは、今は冬枯れの姿。

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これから、ヒメシャラが芽吹き、バラも5月には、沢山、花を咲かせるでしょう。ラティスが広がったので、バラ 'スノーグース'は、幅5mぐらいには広がって咲きます。東面のラティスで咲く姿をお家の中から見れるので、とても贅沢な景色。昨年の様子は、こちらこちら


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