The Roses : ラ フランスの剪定 2010
Rosa 'La France' Hybrid Tea 1867 Guillot , France
2010.1.23
私のベランダの4番目に作出年度が古いのが1867年作出のハイブリッド ティー ローズ 'ラ フランス'。1月下旬に剪定しました。
ピンクの枝が昨年に伸びた枝。それを良い芽の上で切り、全体の樹高が切る前の2/3から1/2にしました。昨年の開花の様子は、こちら。
左 2008年9月1日の様子
'ラ フランス' もいろいろと不思議なバラでおもしろい。まずは、ミディアム ピンクの透けるような発色の花びら。裏と表の色が違うリバーシブル。ティー ローズのツンとした高芯咲きの趣がありますが、開ききる前の花形は、丸みを持ちオールド ローズのような趣。香りもダマスク モダンの香りに分類されており、これも非常に良い香り。
樹形は、管理しやすいブッシュ形。これは、新苗から育てて3年目。人間でいうなら成人したばかりぐらいかな。やっと落ち着いてきた感じ。
タキイ種苗の友の会の月刊誌 『はなとやさい』2009年7月号掲載 小山内 健氏の「奥深きバラの世界」によれば、「オールド ローズとモダン ローズの分岐点』について書かれていたので、引用させていただきます。
『・・・学術的には今、2つの分類法を巡って論議されています。1つは、1867年の'ラ フランス'以前をオールド ローズ、以降をモダン ローズとする「年号」による分類。もう一つがダマスク系、ケンティフォーリア系、ハイブリッドティー系など「系統血統」による分類で、'ラ フランス'以降に誕生した系統を「モダン ローズ」と呼ぶとするもの。』
確かに、'ラ フランス' は、以前預かって育てた1912年作出の 'オフェリア' などに比べると、オールド ローズの趣と香りを持っていると思っていますが。
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