暮らしの中のMy Work : 糸立て
糸立て 2010/1/11
今日は、2年前の国際キルトフェスティバルに訪れた時に、「カントリーマーケット アン」のブースで見て、気に入った「糸立て」を完成させました。
本当は完成品があるのですが、私は、塗装をホワイト ウォッシュ仕上げにしたくて、その旨をお話すると、「無塗装、糸立ての棒も未接着」という状態で、送ってくださいました。
それから、今までにずいぶん時間が経ってしまいました。塗料がちょうど、切れたり、一度、彫刻をしようとして、彫り始めたのですが、たぶんエゾ松(ホワイト スプルース)だったので、材が硬く、途中で挫折し、どうしようか迷うこと1年などなど。
先日、キルトフェスティバルが「また、開かれる。」.と聞いて、アンさんに申し訳なく、「本日、絶対完成」と決め、仕上げました。
やれば、出来ました!アンさん、構想より2年かかりました。ありがとうございました。
木工品は、ご主人が担当とのこと。釘の頭が見えないように、一つひとつ、ダボ仕上げ。きれいで、丈夫な作りです。
機能面は、ラックでありながら、棚板が斜めに傾いているので、糸の色が見え、取り出しやすいこと。
また、糸立ての棒の長さが、ボビンと糸巻きを合わせて収納できるような長さに作られています。
自分は、壁に掛けるほど、頻繁に洋裁をするわけではないのですが、かなりミシン糸とボビンが増えて、困っていました。クッキーの缶に入れておいたのですが、ご覧の有様。
ざっと、私が本日制作した部分を紹介
彫刻しかけた部分を彫り直し、ヤスリがけ。(平面出しと面取り。ここの部分が大変でした。)
木地の準備が整ったら、着色。オスモのウッドワックス その色名もまさに'ホワイト スプルース'。体に悪いものが少ない塗料です。高価なようで、実は長持ち。室内の木製品の塗装で、いろいろと使えます。作業後、気分が悪くなったり、しないので、うれしいです。
ウッドワックスですが、油性ペンキのような濃度。塗った後、そのまま、しばらく乾燥。布で余分な塗料を拭き取ると 'White wash' 仕上げに。クリア色のようにも見えますが、うっすら粉を吹いたような色は、数年経っても変わりません。塗膜が落ち着いていきます。
最後に、糸立ての棒を木工用ボンドで接着。
ラックは洋裁の道具を入れているクロゼットの扉の裏に、取り付けました。ここなら、夜に、ミシンがけするときも、照明があるので、糸が見えやすく取り出しやすいでしょう。
クラフト&カフェ
カントリーマーケット アンさんのホームページはこちら。その他の製品の紹介もあります。
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