季節のGarden Work : 団粒構造の土??
2009.12.14
だんだん、寒さも加わる日が多くなってきました。11月よりはじまっている公私混同どこでも植え込みラッシュは、まだまだ続いており、新しい方にお願いされたりして、「あれれ、いつになったら終わるのだろう?」という感じになってきました。昨日は、中でも古株の自宅マンションの1m四方の中にある丸型レンガ立て花壇5箇所の植え替えを一人で5時間もかかって終えました。
ふっ~私、年賀状の話は、したくないの。
今年は、12月に入ってもベゴニア センパフローレンスが写真のようにきれいに咲いているものが多く、見るたびに「ま、もう少し後でも!」と植え替え日程を先送りしてきたことが、あだになり・・・。
「でも来週こそは」と土日よりハボタンや土の手配をして、昨日の午後より作業開始。今年はいつまでも咲いているのか、見てみたいのに、と思いながらベゴニアを抜きました。いくつかの苗は、ちょうど通りかかったにお声をかけて引き取ってもらいました。マンションのベランダは、比較的暖かいので、越冬できるかもしれません。
花壇の土は、ある程度をふるいにかけ古根を取り除き、有機石灰を混ぜ、新しい赤玉土、バーク堆肥、くん炭、ゼオライト、リンカリ肥料を加え、土を調整。
今回、ふるった時に思ったのは、赤玉土とは違う直径2~3cmぐらいの土の塊があったこと。写真に撮らなかったのですが、2mmぐらいの赤玉土のような小さな粒が見え、全体は、粘土より柔らかいような黒色のぎざぎざの形の塊。
「これってもしかして、団粒構造!!」有機物を分解しようとする堆肥などに含まれる菌より出されるコロイド状物質が土の粒同士をくっつけ接着剤の役割をする、という話を思い出しました。「良い土は団粒構想」などと、本ではよく見ますが、実際に団塊がこれなのかどうか???ですが、初めてそれであったような。
特にこの塊が多かった花壇は、毎年ミミズくんと出会う花壇。役者はそろっています。
もしかして、と思いながら、それを取っておくこともせず、また花壇に戻し入れ、チューリップの球根や、ハボタン、パンジー ナチュレシリーズの苗を植えました。終わった時はあたりは真っ暗。
今までは、北側は寒いのでパンジーの苗は、春になってから植えていましたが、ナチュレは、ビオラの寒さに強い性質を持たせている種類なので、今回初めて花の上がっていない状態から植え付けてみました。
毎年、同じことをしているようで、実は違うことも起こっているし、試してみるのもまた楽しみ。
7年目を迎えますが、ゼニゴケの生える場所であったこの場所の土が古いヌカ床のような良い菌の住む土になってきているのかな~と思うと、やってきたことの甲斐があったのかなと思いました。
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