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2009年11月24日 (火)

季節のBlooming Flower : 寒椿 富士の峰

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Camellia sasanqua cv.' Fujinomine' 2009.11.23

 3月の剪定した寒椿 富士の峰が開花し、きれいです。

私の住んでいるマンションの寒椿です。実は、いつも年間管理計画から6月に剪定となっており、今まで、樹形は整っていたのですが、良い花をほとんど見られないというものでした。その時期の剪定は、花芽形成の際に必要な充実した枝を剪定してしまうものでした。

数年前から、それに気が付いていたのですが、このことをわかっていただくのに、いろいろな方の意見を聞きながら、数年を要しました。昨年は、理事会に報告し、剪定時期を変更してもらったのですが、なんとその木は、大規模修繕工事の際の事務所設営のため、抜かれ、かつ「枯れた。」ということで戻ってきませんでした。

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2009.11.22

代わりに以前の一重の寒椿からこの千重咲きと呼ばれる花びらの多いこの品種に変わりました。たぶん、「富士の峰」という品種だと考えています。

剪定には、「樹形優先」と「花優先」という考えがあるようですが、10年以上も住んでいて、せっかく花木があるのに、ほとんとそれを見ることが出来ないのは、日々の暮らしの楽しみを減らしているようなもの。

私のまわりの人たちも「花が見たい。」とおっしゃって、「樹形優先」というのは、観賞する方としては、「花」の次というのが、素直なところ。

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                                    2009.3.16

今回は、3月、開花後、新芽の伸びだす前、ぎりぎりの時期に私が剪定させてもらいました。そして、6月は、「今回は、花を咲かせたいので剪定しないでください。」と業者さんにお願いしました。


個人の家なら、簡単なことですが、集合住宅では、こんな融通を聞かせるのは、多くの人に理解してもらいながらとなり、時間がかかります。でも、こんなにきれい花を見れたことで、また一歩理解が深まったと思います。

花を見た時の感想というのは、直接口に出す方もいれば、むしろ、声に現れない心に留めている方も多いと思います。あれこれ、言葉で説得するのではなく、植物本来の美しさを引き出してやれば、多くの方が納得。

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「花をみれば、すべて丸く収まる。」と信じているのが、私がここ数年園芸をして思うこと。

いつも、面倒なことを私が言って、みんなを困らせているのでは、と自己嫌悪になることもありますが、植物のことを代弁したいと思うのです。

11月21日 銀座の時事通信ホールにて行なわれた ポール スミザー氏の講演を聴きました。氏の話の端々にも語れない植物を代弁し、まわりの人々に理解してもらおうと努力されていることがわかりました。

人間の都合が優先される世の中ですが、物言わぬ植物から私たちは、多くの恩恵を受けていることを忘れず、共生できる環境を作り出す努力をしていくのが筋だと思って、私も活動しています。


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