About An Artist : Motokoさん
高校の美術部で後輩だったMotokoさんの展覧会に娘と行ってきました。現在、イラストレーターとして、様々なお仕事をてがけていらっしゃいます。今回は、「おっちょこちゃこちゃん ケーキを届けに」という絵本の原画展で、その本に描かれているお菓子をお友達のケーキサークル主宰の方が再現されました。ギャラリー内のカフェでそれをいただける甘い誘惑付きの展覧会。
絵本に描かれているお菓子が食べられるなんて、夢のような体験。白鳥のシュークリームは、昔、母が作ってくれたことを思い出すお菓子。ダコワースのあの楕円で表面がごつごつして、口に入れるとふわっと軽い感じを羊さんに見立てたもの。ハリネズミは、チョコレートケーキをダイス状に切って、もう一度チョコレートでまとめ、ちょっぴり岩塩を効かせた味にしたもの。
ゆっくり、一つずついただいては、絵本の巻末にあるレシピを見ました。娘も最近、一人で簡単なお菓子を作れるようになってきたので、今日の展覧会は、とっても楽しかったと思います。
高校時代、同じ町に住んでいたので、一緒によく帰ったMotokoさん。父親の職業も同じだったせいか、家庭環境が似ていたようで、お互いのんびりたわいもないおしゃべりをしながら帰った仲。
美術の仲間は、お互い作品を通して、相手のことを理解しようと自然としています。彼女の高校時代の油絵も覚えているし、他の人の作品も私の記憶に残っています。私自身が忘れていた絵に関して、「先輩のあの絵が、本当にそこに枯葉があるようで・・・」と後々評されたこともありました。
だから、会話だけのお友達関係より、一歩踏み込んだ間柄に感じています。
昔より、彼女の持っているかわいい世界が表現できるようになってこられた感じます。また、それは、多くの人の「いいね。」という声から、彼女の世界がますます広がってきたのだと思います。
Motokoさんも絵本に出てくるお菓子を食べてみたいな~と子どもの頃、思ったことがあったのでしょう。
「願えば、夢は実現するんだな。」とおうちに帰ってから、ふと思いました。
私も人から見えない「夢」を持ち続けながら、「夢に終わらせない努力」を日々重ね、実現させていくような前向きパワーで暮らしていこうとまた、思いました。
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