« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »

2009年5月30日 (土)

The Cinema : 夏時間の庭 : L'Heure d'été

05293

先日、久しぶりにパパと映画を見に行きました。十何年ぶりでしょうか。オルセー美術館が収蔵品を貸し出し撮影協力したということでも話題の映画。チラシの写真もきれいだったので、どんなお庭が出てくるのかな、なんて絵的なことに興味を持ち出かけましたが、ストーリーに引き込まれそれらは、すべて自然な背景。

映画の感想は、家族のことを描いた作品だったので、いろんなシーンが自分と重なる話だったな、と思いました。

音楽も気持ちをチェロの低音の響きや、ピアノの音色がたどるように表現しているところなど、涙がじわりじわりとにじみました。たぶん、サウンド トラック版があれば、また、涙が出てしまう。あらすじや画像など公式ホームページで見れるので、そちらを。

いろいろな視点からの感想は、あるけれど、特に美術の面でのことを。

オルセー美術館で展示されている自分の家にあった大叔父や母が好んで使っていた机やガラス器が展示品として置かれるようになり、それを観賞する人たちが斜め見しながら通り過ぎるのを見て、主人公たちが寂しく思うシーン。

このシーンは、印象的だった。改めて作品の一つひとつには、このようなエピソードがすべてについていることに気づかされた。

母親が使っていたガラスの花瓶も母の家で、庭の花を飾り、お気に入りの場所に置かれていたときの美しさを知っている家族にとって、主から離れたモノは、輝きを失ってしまったようにも思えるでしょう。

逆に同じ作家のガラスの花瓶を形見分けとして、いつも女主人のために花を生けていたお手伝いの女性が、価値も知らないまま、と大事そうに家に持ち帰るシーンもあった。

これも一つのモノにとっての新たな道。思い出とともにその美しさをわかってくれる人に使われるという幸せな道。

評価されたものが集まる美術館。だけど、その中の一つひとつすべてを直感的にも知的にも価値を見出し、本当にいいと思える人はどれだけいるのだろうか。

オルセーの場面は、美術館の側からもモノだけの陳列にすべてを語れないことをを示唆していて、興味深いシーンだった。

しかし、展示の中から、自分にとって美を発見する人もいるわけで、そのような機会になれば、展示品も新たな輝きを加えられることになる。

個人の手にある作品が公開され、あらたな評価を受けることで、それは、立派な「美術品」となっていく。

パパが「美術って何?」と聞いてきたけれど、「人間が美しいものを作ろうと格闘した歴史」と答えた。

その営みに敬意を払って、作品を見ていきたい。天窓により自然光あふれるオルセー!私は、好き。
また行きたいな。


| | コメント (0)

2009年5月28日 (木)

School Garden : チドリソウ 'シドニー ライト ブルー'

05281

Consolida ajacis 'Sydney light blue'

昨年12月に春花壇として植えた植物の最終の開花は、チドリソウ 'シドニー ライト ブルー'。やっと咲きました。きれいです。タキイ種苗のカタログで見て、あこがれていた花。

FLEUROSELECT フロロセレクト(全欧州草花審査会)で金賞をとっている植物です。ヨーロッパ20カ国以上で試験栽培し優秀と認められた品種のみが受賞するというものです。実際に咲いている色は、パステル ラベンダーのような色で、一つひとつの花は、八重咲きで花弁が重なっている繊細な作り。

05283

この花の種は、昨年の10月16日に蒔きました。種に色がつけてあり、一粒ひとつぶがちゃんと土の上に蒔かれたかが、わかるようなっていました。「お願い、咲いてね。」と祈りながら蒔きました。

05284

2月の苗の様子。隣のチューリップも小さい頃。ずっとこんな調子で冬を越していました。

05286

昨年は、この位置にコーン フラワーを植えましたが、強風で倒れたので、代わりの植物を探し、今年はこのチドリソウとなりました。先週、竹で支柱をつけています。今回の株間は広すぎましたね。今年は、苗の植え方「横一列」から少し、卒業して行こう。Gertrude Jekyll ガートルード ジェイクル の植栽手法 Drift (流れ)と呼ばれた細長い島のように同じ植物まとめたものを組み合わせる方法を上手く取り入れられないか、と思いつつありますが。

05287

昨年、6月に土留めとして、ケンタッキー ブルーグラス 'ムーン ライト'の株を移植したものが、花穂をつけています。そのライム色が初夏を感じさせます。風に揺れていました。この中にはラベンダー 'スーパー'もあり、もう少ししたら、紫の花穂も見えるでしょう。以前の記事「グラスの類 2」はこちら

05288

ここもシマススキが葉を伸ばしていました。

この日は、夏苗を植え始めました。マリーゴールド 'バニラ' と サルビア グラニチカ。株間30~40cmぐらいは空けて植えました。夏の苗は、生長が早く、大きく育つので大きめに。


| | コメント (0)

2009年5月27日 (水)

The Roses : ベル イシス 2009

05272

Rosa 'Bell Isis'              Gallica
Parmentier, France, 1845
size 8cm
Scent : Storng, nusky, and myrrh-like

先日、ベランダの取材がありました。いつもお花いっぱいできれいにしているベランダでもないのですが、バラの花が咲いている5月は、やはり一番華やかなので、その頃に合わせて、来ていただくことにしました。
ところが、予定していた日に咲いているだろうと思っていた、前回紹介した'マダム フィガロ'などが、まだつぼみ状態。

せっかく写真を撮っていただくのなら、と急きょ近くのナーセリーでバラではない花木を購入しようと・・・。でも第一候補のビバーナムは、花の盛りを過ぎていて今回は見送り。

かといって、どうしよう。花が少ないのも・・・と迷った挙句、やっぱりこの時期は「バラ」しかない!!。'マイ バラ'を一つ選ぶことに。3時間以上は、ナーセリーにいました。

「どこに、どんな大きさの、どんな形の、何色の、どんな花形の、どんな香りのバラを育てるのか?」

自問自答。ベランダの床置きで中型(腰高ぐらいまで)のシュラブ形。ピンク系で自分が持っていない色合い、花形と深く吸い込むと強くいい香りがするバラ。

自分が持っていないタイプ、というところが今回のキーポイント。ということで、オールド ローズのあたりでうろうろ。

結局、実際、花が咲いているものがやはり候補にあがります。

デュセス ドゥ モンテベロ 'Duchesse de Montebello', デュセス ダングレーム'Duchesse d'Angouleme'など、ガリカ ローズの系統が今回は興味を持ちました。

05271_2

最後の決め手は、'ベル イシス'のつぼみの時のガクの代わったとげのようなひらひらとした形。非常に面白さを感じ、このバラに決定。

帰りながら、「バラを一鉢増やすために今日は行ったんだったけ?」と思いながら、自転車のかごに載せたバラのいい香りの脳を刺激されながら、帰りました。

05251

翌朝、窓を開けるとバラの香りがふわ~。これが "myrrh-like"ミルラ、没薬の香りのようなと表現される香り。

家にある Encyclopedia of Roses : Dorling kindersley社 によれば、『ベル イシスは、David Austinが作出した最初のバラである'Constance Sply' コンスタンス スプライやその他のEnglish Rosesの祖先となり、香りは、それらに引き継がれている。』と記述。

ちょうど、並んで撮った'シャルロット オースティン'は、'ベル イシス'のひ孫ぐらいになるそうです。

自分が選んだバラには、こんな関係があり、不思議な縁を感じました。


| | コメント (0)

2009年5月25日 (月)

The Roses : マダム フィガロ 2009

05242

2009.5.22
Rosa 'Delrona' Madame Figaro
Delbard France 2000

ベランダで育てている バラ 'マダム フィガロ'が咲いています。2007年の夏の終わり、新苗で育てられていたものを購入したもの。3年生苗。

05246

今期のつぼみは10個。5月の第3週あたりから、「まだかな、まだかな。」といつも南に突き出した昨年の太いシュートから出た枝の先についた大きなつぼみを眺めて、待っていました。

05247

05248

一番最初に咲いた花。南に向いていた鉢を回転させたところ。花の重みで下向きに。特に一番花は、大きくて重かったよう。
しかし、2番目に咲いた花(最初の写真)は、下向きがあまり気になりませんでした。

いささか、この一番花の枝がすべてをリードしているようでした。

冬の土替えと剪定の時の写真を振り返ってみました。記事はこちら。枝の高さだけを考えるのではなく、枝の太さで(この枝からは、きっと元気な枝が発生する。)と考えて、他の枝よりも低めに切っておくことが、必要と今回のことで思いました。

05262

やっぱり、冬のバラの作業の結果がここに来て現れてきます。それぞれのバラの性質も知りながら、上手くその良さを引き出せるようになれたら、いいなと思います。(たくさんの品種があり、本当に育てられるのは、そのうちの何種類かですが。)

05291
Full Bloom 2009.5.29

とにかく、今年の開花は、スタートしており、これから、何回かお花を付けながら、樹高も高くなっていきます。待ちに待ったバラの季節.のスタート。12月頃まで、ちらほらといろいろなバラが咲きます。トゲは、痛いけれど、やっぱり、きれいな花です。

| | コメント (0)

2009年5月24日 (日)

The Roses : フランシス E. レスター 2009

05231

Rosa 'Francis E Lester' Hybrid Musk
Lester, US, 1946

Marthaのお庭のバラ 'フランシス E レスター'が咲いたとの連絡があり「待ってました。」と伺いました。
花の玉のように一本のステムにこの写真で数えると、20ぐらい花を付けています。

05238

全体的に今年は、終わりかけたところでしたが、日光を求めて、大きく育ったことがわかりました。
こうなると、「2階のバルコニーで、洗濯物を干すときに見えるぐらいだった。」と言うのが、今年の感想でした。

2月の誘引の時に、「なるべく、自然に誘引したい。」と思い過ぎた、と反省。

05233

05232

一応、窓のすぐそばのトレリスの位置で、花が見れるよう、誘引したのですが、量的に少なかった、という結果。

来年に対して、どうしようかな、と思っています。案としては、移設。窓越しにキンモクセイ高木があり、それに絡ませる、というプラン。今度の冬までにそうなると、どう咲くか、よく考えてみよう。

05236

                                2009.4.17
バラの株元は、小さな花壇になっています。春のチューリップの様子。

05237_2

Tulipa 'Foxtrot'

ピンクのダブル咲き フォックストロットはとてもChamingでした。fox-trotの意味は「二人で踊る4/4拍子の比較的速いテンポのダンス」だそうです。「きつねの何か。」かと思ったけれどダンス用語でした。

今年の秋のローズ ヒップの様子はこちら

| | コメント (0)

2009年5月22日 (金)

Creating Garden : Meg's Garden 18 :ヘリテージ

05224

Rosa syn.'Ausblush' Heritage
Austin,Britain,1984
Parentage : seedling×('Schneewittchen'×'Wife of Bath')

Megのお庭のバラ ヘリテージも今が美しい時期となりました。バラ 'アイスバーグ'の流れを汲み、さらりとした面を持ちながらサーモン ピンクの花色が優しさ漂わせています。

05227

バラの株元も花が上がってきました。ジギタリスが、うまくバラの季節に咲いてきました。詳しい植物名はこちら
シルバーグレーの葉色のラムズ イヤーも花が咲いてきましたし、昨年から植え込んだ宿根草類が大株になって、季節に合わせて自然に開花してきたのが、とてもうれしいところ。

05225

きょうのお庭の様子。ベスト シーズンを迎えています。

冬の様子はこちら

05228

つるバラのスノーグースは、新しい枝をまだまだ伸ばしています。ラティスは左側をもう3枚延長されます。

ここのお庭は、東に面しており、おうちの中から、この南に向かって元気に咲く花々のボーダーを見ることが出来ます。

| | コメント (0)

The Roses : バラとブドウ : ラ フランス 2009

05192

ベランダに立てているトレリス越しにバラ 'ラ フランス'が咲いているのが見えました。すっきりとしたミディアム ピンクと黄緑のブドウの色の対比は、家の中から見るとかなり目をひきます。以前の記事はこちら

05194

花びらがリバーシブルなのが、このバラの特徴。内側が薄くて、外側が濃い。

05222

Rosa 'La France' Hybrid Tea  Guillot fils, France,1867

移動させて、お花を見ました。2007年の新苗から鉢で育ててきたもの。ようやく、バラの大苗として売られているものぐらいの株になってきました。

このバラからモダン ローズの時代が始まったとされるハイブリッド ティー ローズ。

香りは、Damask ダマスクの香り。

05221

さてさて、ブドウは'マスカット ベリーA'。Cordon コルドン仕立てというスタイルに誘引しているつもりですが、昨年は、実はなりませんでした。今年は、冬の強剪定と枝の誘引までは、出来ていますが、ここは、6階のベランダで強風。はたして、実がなるのか??

などと、迷いながらも「緑のカーテン!」と割り切るつもりで、黄緑に透けるブドウの美しい葉に満足。

ここには、ブルボン ローズの私のバラの中では一番濃いピンクの花の咲く 'クープ デベ' も誘引していますが、今年は、つぼみがたくさん上がってきていたのに、まさかの「水切れ」させてしまい、お花が見れませんでした。(実は、昨年も)しくしく。

もしかしたら、「鉢を置く位置が悪いのかな。」とも思いましたが、近所のナーセリーのバラの担当の方に尋ねると単なる「水切れだね。」とあっさり。

来年を期待しましょう。

クープ デベのかなりかわいい(自分ではそう思っている。)姿の写った記事は、こちら

| | コメント (0)

2009年5月21日 (木)

School Garden : 初夏の気配 vol.2

05215

Hot Color Border 2009.5.20

School GardenのB花壇。植え込んでから6ヶ月も経ったパンジー、ビオラなどは、もうそろそろおしまい。特にここは、南向きで風も強く、乾燥気味。さすがに花色があせ、葉も黄色くなってきました。でも、ここは、慌てて買ってきた苗を植え替えるのではなく、今育てている夏苗を6月から植え込んでいく予定。そうすると、ちょうど関東では、梅雨の季節に入り、しっかり雨をもらって、苗が根を張り、梅雨明けぐらいから、それらが咲いていきます。

さて、昨日に引き続き、花壇の様子を紹介します。昨年2008年5月20日の写真はこちら

05216

2009.4.13

1ヶ月前の同じ場所です。後方に植えた背の高くなる植物は、この時はまだ、冬の眠りから覚めたばかり。冬の間地面に張り付くようにロゼット状になっていました。そして、現在、草丈を高くして、花を咲かせるようになりました。

05213

Digitalis purpurea 'Apricot delight'
Chrysanthemum maximum

ジギタリスとシャスタ デージー。
シャスタ デージーは、今の時期、近所の団地の法面でも咲いています。草の生い茂る原っぱに、この花が咲き風にふかれている景色は天国のよう(行ったことがないけれど)。

05214

05223

Agrostemma githago 'Ocean parle'

アグロステンマ 'オーシャン パール'。 ヨーロッパでは、麦畑の雑草と呼ばれているそうです。素朴な作りの割りにしっかり芯のある茎。倒れる時は、一気ですが、ここでは、シャスタ デージーにもたれかかっているようです。

05212

Papaver Rhoeas 'Fairy wings'

そして、ポピー。フェアリー ウィングス。デリケートな薄紫の花びらをしています。これも咲くのを楽しみにしていた植物。このほか、朱色がかった色。白と咲いています。種袋には'tissue papaer'なんて言葉も書いてある。

あとは、タチアオイやグラジオラス、ヘメロカリスなども後方で控えています。

| | コメント (0)

2009年5月20日 (水)

School Garden :初夏の気配 Vol.1

05203
 Cool Color Border              2009.5.20

春のお花のラッシュももうそろそろ終盤。ブログにアップするタイミングを逃しながら今日まできてしまいました。夏の花壇に植え替える前に、振り返ってみようと思います。
前回の記事は、こちら

05201_2

今日は、新しいメンバーも加わっての2回目。みんなで、わいわいチューリップの堀上げと殺菌処理をしました。
ボーダーの奥の背の高くなってきてる植物は、楽しみにしているチドリソウ 'シドニー ライト ブルー'。先日の強風のために倒れていたので、シノ竹の支柱を今日は立てました。50cmぐらいにノコで切ってもらい、一苗ごとに支柱を立て、8の字結びしてもらいました。竹は便利な材料。

05202_2
                                       2009.5.13

先週の様子。チューリップの葉が黄変していました。奥のワイルド ガーデンでは、ジャーマン アイリスが今年は見事だった。

05204_2

株元には、オレンジ色のハナビシソウ。奥には、シャスター デージー。

05206

Shade Corner 2009.5.20

クールカラー ボーダーの中には、イロハモミジの樹木下となり、これから日射量が少なくなる部分が出来ます。
ベンチが近くにあり、このあたりに座ると見ると、これからは本当に涼しい気持ちになる景色が見れる場所。

05205

Campanula poscharskyana ‘Alpen blue’
Hosta 'Halcyon'

今日は、昨年いただいた カンパニュラ ポシャルスキアーナがこの場所で開花。お隣にホスタ 'ハルシオン'がブルーがかった葉を広げています。これも年々大きくなってきました。

奥に、ミナヅキが植えてあるのですが、植えて3回目の初夏を迎えようとしますが、今年は咲くのかな。ここで、ぐっと日陰の中に白い花が浮かんで欲しいと植えてあるのですが。

こちらのボーダーは、こんな感じ。

| | コメント (0)

2009年5月18日 (月)

The Roses : つるアイスバーグとツルハナナス 2009

05181

Rosa 'Climing Iceberg' Cants, Britain 1968

マンションのラティス部分のアイスバーグが咲きました。「やっぱりこの花はきれいだな~!」と通るたびに思っています。安定した美しさ。甘すぎず、硬すぎず。花びらも多すぎず、少なすぎず。

05182

ちょうど、今年の国際バラとガーデニングショウでは、このバラを作出したドイツのKordes社が取り上げられていました。アンジェラ、ローブリッターなど、とても有名なバラがここから世に送り出されたことがわかる展示でした。

05162

Solanum jasminoides

ちょうど、ツルハナナスの白い花と一緒に咲いているところが、お気に入り。

05163

ツルハナナスは、白花、紫花がありますよね。それから黄色の斑入りも。ここでは、白花と黄斑のものを植えています。

冬の誘引についての記事はこちら

手前で短めに剪定した枝には、今現在、つぼみはつきませんでした。

| | コメント (0)

2009年5月13日 (水)

Creating Garden : Meg's Garden 17 : バラの季節

05121
                                     2009.5.11

昨日Megより、庭のバラ 「スノーグースが咲き出しました。」との連絡あり。ちょうど時間があったので、すぐに伺いました。昨年の3月に植え付け、昨年は、伸びるにまかせていたランブラー ローズ。今年の冬に誘引したもの。そのときの様子はこちら
まるで、雪玉のようにぽんぽんと花を咲かせ始めていました。壁面を覆うのには、充分な量。ここでは、3m近くの幅を覆っています。

05122

Rosa 'Snow goose'

透き通るような花びらが特徴。つぼみは、わずかにサーモンがかり、一ステムにたくさんつぼみを付けています。

05123

株元には、エリゲロンがこぼれるように咲いています。 これから咲いてくる花たちがたくさん控えています。

昨年も夏中いっぱい花を咲かせていた ニコチアナ ’ライム’は株が充実しているのでしょう。今年は早くから咲きだしています。

そして、もう一種類のバラ 'ヘリテージ' も大きなつぼみを見せています。

ジギタリス 'サットンズ アプリコット'は、おととしの秋に種を蒔いたもの。。この苗はあちらこちらに植えて、たくさんの人に「これは、何?」といったい何回聞かれたことか。2年めの今年はあちこちで、立派に咲き出しています。

そのたびにいつも「ピーターラビットの絵本の背景に描かれているお花です。」「あ~どこかで見たことあるような・・・。」「キツネの手袋っていう別名もあるんですよ。」「へ~!」


自然に花が咲いてくれるのは、本当に喜び。「待つ」とういう楽しみを私たちの生活にもたらしてくれています。

| | コメント (0)

2009年5月12日 (火)

The Roses : バラとクレマチス 1:白とモーヴ ピンクのコンビネーション

05114

Rosa 'Moonlight'

我が家で一番早く咲くバラ ムーンライト。今年は、ベランダのオベリスクに絡ませた育てて13年目。今日はもうそろそろ、終盤。ハラハラと花びらが散ってきています。

05115

05111

Clematis 'Violet Elizabeth' 1962 W.Pennel

ただ、一緒に樽に植えているクレマチスが、今年は、5個花をつけ、バラとの立派なコラボレーションをしてくれています。「こうなるといいなあ。」と思ってから、待つこと4年。昨年は、完全にバラの開花時期と違う時期に咲いたので、「ミスマッチだった。」と思っていたのですが、今年はばっちりでした。まだ景色的には楽しめ、「今年は良かったよかった。」と眺めています。

05117

白い花のムーンライトに絡まっているので、雰囲気が柔らかくなりました。クレマチスも株が生長するのに時間がかかるのですね。

今は、夏の苗の種まきにベランダを占領されている今日この頃ですが、しばし5月の風に吹かれ、一年に一度のバラとクレマチスの饗宴を楽しまなくては。

05112

ということで、ランタンにろうそくを立てて、花を照らしてみました。

南向きのベランダの白花は、部屋の中から見ると、空の色に混じって、あまり目立たないのですが、ライト アップするとなんともロマンチックな景色。

世の中の動きは大きく揺れ動いているけれど、ここでまたバラが咲き、それを楽しむことが出来たことに感謝。

Thank you, Flowers !


| | コメント (0)

2009年5月 6日 (水)

お庭訪問 Visiting a Garden : 武相荘 3

050417_2

Gymnaster savatieri   ミヤコワスレ

訪問記最後は、ここで育っている植物のこと。季節の花がひっそりと咲いていました。イカリソウ、エビネなども。ツバキも黒侘助が二輪まだ残っていました。こういう景色を見ると、「山野草の好きな母を連れていってあげなくては」と思いました。

050415 

Quercus serrata Murray コナラ

奥には散策できる斜面があり、そこは、コナラが明るい森を作っていました。

050413

Cephalanthera falcata   キンラン

散策しながらをふっと目をやるとキンランが木漏れ日の中、りんとたたずんでいました。

050416

たくさんドングリが落ちるのでしょう。芽吹いて、しっかり葉を広げていました。

050414
                       
自然石をくり貫いて作った蹲にうつり込んだこの森の景色。鳥のさえずりも聞こえ、しばらくこの場所にいることを楽しみました。ここは、また、訪れよう!

写真はパパさん撮影

| | コメント (0)

お庭訪問 Visiting a Garden : 武相荘 2

05046

武相荘訪問 2回目。初めて訪れたのに、とても自然にここを受け入れられたのには、住みながらいろいろと工夫して住んでおられた様子が伺えられるも要因だと思います。

050411

Iris japonica シャガ
Phyllostachys heterocycla f. pubescens  モウソウチク

それが、目の前にある竹林から切ってきた竹で作った道具だったり、着物の生地で作った木の椅子に敷く薄いクッションだったり。手仕事の物たちに込めた主の思いが時間を越えて伝わってくるよう。生活感に共感を覚えました。

05048

これは、藤棚。青竹が使ってあり、最近組み直しされたようです。竹は、材木ではなかなか手に入らない長さも身近なところで調達できることが、古くからとても便利な素材とされてきたのだと最近つくづく思います。それだけの長いものが軽いことも優れています。

05047

Wisteria floribunda

家の中から見える緑陰は、5月は、特に美しい時期。

05049

家の壁沿いに竹竿を大きく井桁に組んだものが立てかけてありました。これも竹という素材だから出来るもの。

050412

しなる性質もありますね。これは、竹を編んでいます。「阿弥陀垣」という竹垣。

色も青緑からベージュ、灰褐色と変化。竹はすごい材料。エジソンも使いましたね。


| | コメント (0)

2009年5月 4日 (月)

お庭訪問 Visiting a Garden : 武相荘 1

05041

Buaiso  2009.4.29

先日、なかなか行けなかった旧白州邸 武相荘 に行ってきました。門の前には大きく育ったツツジが重なり合いながら咲いていました。

05042

Diospyros kaki Thunb

大きなカキの木を下から見上げると新しい黄緑色の葉が、とてもきらきらしてきれいでした。

05044

高床の建物の下にいろいろな農具などが置いてある場所の一コマ。古い肘掛け付きのフォールディング チェア。ー。この椅子に主が座られたのでしょう。

05043

鋳物の立水栓。柱頭の飾りは、アーティチョーク。とても古い物だと思います。

関東で、古い建物を移築保存している場所が何箇所かあり訪れましたが、そこには、主の気配はまったくなく、なにか空虚な感じを覚えました。

しかし、この旧白州邸は、場所、庭の木々、建物、調度などすべてをそのままにして公開してくださっていることが、主の心遣いを感じながら、見させていただくことができました。

何か、知り合いの家に伺い、のんびりもてなしを受けたような気持ちなりました。

| | コメント (0)

« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »