The Roses : バラの株分け : シャルロット オースチン
今日は、一年に一度のバラの土替え。たくさん、作業したのですが、イングリッシュ ローズのシャルロット、2つに分けられました。どうなっていたのかというと、次の通り。2000年2月に大苗で購入したものです。昨年の様子はこちら
このバラは、輸入苗だったようで、台木の根がごぼうのようがっちりしていて、いつも高さのある鉢でなければ、収まらないものでした。
少しづつ、鉢を大きくし、ここ最近は、10号鉢で、やっと台木の根がきちんと土に収まるようになっていました。何度も古い枝を株元から切ったため、株元の中心部には、短い枯れ枝が多くなり、それを隠すような感じで深植え。周辺部にサッカー sucker(地下の茎から出た枝)が出るようになりました。
そして、本日、根を鉢から抜くと、枝がぐらぐら。「あれれ、分けられる?」と思い、根をよく見ると、サッカー自体に立派な根が放射状に伸びています。そっと根をほぐしながらゆらすと、バキッ!朽ちた部分が折れ、若いバラ苗が出来上がりました。
通常の土替え時と同じように鉢に植えつけました。
RHS の『Encyclopedia of ROSES』 Dorling Kindeskey社刊によれば、
「このようにして分けたバラは、枝を 2/3 ほど切り、最初の年は、葉や花を多くつけすぎて新しい根を出させるのを妨げないように」と記述。
このバラ、育てて長く、最近では、花がかつてほど咲かなくなってきていました。今回、新しく苗を取り出せて、一安心。ごぼう根の株もこれからも育てます。
Rosa 'Auspoly' CHARLOTTE 2008.5.23
写真は昨年の5月の様子。
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