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2008年11月10日 (月)

Useful Tools : ダスター ブラシ

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今日は、おそうじの話。最近よく私が口にするには、「人類、ホコリとのたたかい。」というフレーズ。家具の上にうっすらとかぶるホコリから、パソコンのキーボードにあるホコリ、洗濯機に残る衣類のホコリ、掃除機に集まったホコリ、空気清浄機のホコリなどなど、「それらを取り除かなくてはならない。」、という気持ちと義務がいつもつきまとっています。

電化製品などは、動かなくなってしまう原因にホコリが挙げられることもあり、ほっておくわけにもいかないですよね。気密性が高まった人工的な素材に囲まれた現代の生活は、ホコリは、やはりマイナスなイメージ。

それとは逆に、よく、年末にお寺の大掃除の映像が移り、年に一度、一斉にホコリをハタキで舞い立てて掃除し、「はい、終わり。」と清々しく掃除を終えているのを見ると、「ホコリがあって当たり前。それを取り去る掃除の仕方、シンプルでいいなあ。」と感じていました。

別に、最新の素材のモップやを使うわけでもなく、電気を使うわけでもなく・・・。

私もかつてレンタル モップなどをお願いしたこともありましたが、なんだか、コスト面と使いきれない感もあり、やめてしまいました。そして、使い捨てのものも試してみましたが、これもなんだか、使いにくいし、使い捨てというのが・・・。ともやもやしていたら、ますます、お掃除ははかどらず・・・・。

やる気が下降気味のお掃除に活を入れるため、先日雨の降る日、思い立って、以前から、「白いふさふさのブラシいいなあ。」と思っていたクロワッサンのお店で扱っているヤギの毛のホコリ取りブラシを入手することに。

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「なでて払うからホコリをまき散らさずに済む。」と説明文にあるようにヤギの柔らかい毛で、ホコリを取れば、静電気の力でホコリを吸いつけて取り去る、ようです。また、ブナで作られた柄は、80cmもあり、天井や壁、桟など普段のそうじでは、なかなか掃除できないところが、楽に掃除できました。

初めて使った日は、あちこち届くので、うれしかったし、今までの掃除の仕方を反省。

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写真のように、高い位置にあるモノ、電化製品の細かな部分、家具の細かな凹凸部分など、いつも後回し、もしくは目をつむっていた所が、らくらく掃除できました。

これは、ドイツのもので、西欧では、素材やデザインについては、理にかなったものとして認められているもの。以前、母が、ニュージーランドの人からいただいたラムの白い毛のぽわぽわしたダスターもピアノの上のほこりをとるのに良かったし、なんといってもその愛らしさが和んでしまっていました。

私たち日本人の住まいは、洋風を取り入れてから、ようやくそのハード面が市民権を得たほど。

これからは、ソフト面。昔ながらの日本の知恵をベースに持ちながら、これからもっと西洋の暮らし方の知恵も取り入れることで、理にかなった納得の家事ができれば、達成感もひとしお、だと思います。

やはり掃除道具一つとっても「用の美」という考えが存在すると思います。

使い勝手が悪いもの、使い捨てのもの、コストがかかりすぎるもの、化学的なものは結局、使っていても気持ちの面で長続きしません。

窓を開け放って、空気を入れ替えながら、モノを片付け、ほこりを取り、床を掃除し、道具をいつもの場所に掛けて「はい、終わり。」とそうじは終えたいものです。

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