The Roses : Wisley 2008
Rosa Wisey 2008 'Ausbreeze'
RHS(英国王立園芸協会)に入ると、イギリスから『THE GARDEN』という月刊誌がはるばる届きます。届くとビニールを開け、きれいな花の写真や庭の写真、泥だらけで土を掘っている人の写真など、また何やら記事を書いている人のタイトルなどを斜め読み、海を越えて伝わる園芸熱に私も当てられ、パタッと一読終えます。
辞書まで引いて、意味を調べることはまれなのですが、今年2008年のApril 号のRHS Newsのページにピンクのロゼット咲きのバラの写真があり、これは?っと、じっと見つめ、読みはじめて、あれっと思ったこのバラにまつわる話を紹介。
New and improved Wisley rose 「新しく改良されたウィズリー ローズ」
2004年のRHSの200年を記念して、David Austin Rosesによって紹介されたイングリッシュ ローズ Rosa Wisley ('Ausintense') は、より優れた品種に替えられた。テクニカル マネジャーのM,Marriotによれば、主な理由は、オリジナルの花が下に向いてしまうことから。彼が言うことには、何年間もやってみたが、期待に沿わなかった、とのこと。
代わりの品種は、R.Wisley 2008 (Ausbreeze')、イングリッシュ ムスク ハイブリッド、パーフェクトに整ったソフト ピンクの花びらを持つロゼット咲きで、ブッシュ状に茂り、とてもよい香り、その上、すばらしく丈夫であると紹介されている。
このバラは、2008年5月20~24日開催のチェルシーフラワーショウで紹介され、その後、RHS プラント センターで販売される。
との記事でした。
参考文献 : 『THE GARDEN』 April 2008 RHS News
どんなバラなのかなぁと思っているとチェルシーよりも先に開催された5月11日からの日本の国際バラとガーデニングショウにこのバラが公開されることを知り、会場を探し、教えてもらってたどりついたウィズリー 2008の前。
床にポット苗で置かれていたので、案外目立っていない感じでしたが、楚々とした上品な風情は、前作とはイメージが違うバラ。
写真の花の大きさは、7cmぐらいだったでしょうか。大器晩成の貫禄なのか、本当にひっそりとしていました。香りもかいだのだけれど、今は記憶のかなた。
これからこのバラを育てる人が増えていくと、本当の評価が各地で聞かれるのでしょう。
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